私の読書の時間

純情ももいろ日記<2000.8.21>
 中田雅喜著
 廣済堂文庫 廣済堂出版
 ISBN4-331-60782-8
 
 本屋でちょっと手にして、ちょっと気になったがその時は買わなかったのだけれど、なんとなく気になって結局買った1冊。でも、署名も著者も忘れてしまっていたので、探し出すのに結構苦労してしまった。で、著者はレディスコミックなどで活躍した漫画家さんで、本書もマンガによるエッセイである。女性の性や性生活について、あるいは漫画家生活について、あっけらかんと楽しく描かれていて、面白いけれどいいのかという気もする危うさも感じてしまうほどだ。
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理系のための英語文献の探し方・読み方<2000.8.27>
 小坂貴志著
 ブルーバックス 講談社
 ISBN4-06-257292-3
 
 学生に英語文献を読む意義、インターネットでの検索の仕方、英語文献の読み方、書き方のノウハウを伝授する。タイトルに「理系のために」とあるが、インターネットの検索の仕方や、専門書を読むコツを知るためのヒントを掴むために、誰が読んでもよいのはないだろうか。
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怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち<2000.9.1>
 切通理作著
 宝島社文庫 宝島社
 ISBN4-7966-1838-4
 
 ウルトラマンシリーズのシナリオライター、金沢哲夫、佐々木守、上原正三、市川森一の作品と、その人のバックグラウンド、思想、そして時代に焦点を当てた評論。ウルトラマンというと、特技監督などのビジュアル面の方に目がいきがちで、シナリオ作家が取り上げられることは少ないような気がするが、各シナリオライターの作品とバックグラウンドを顕にする評論である。
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異端の翼 太平洋戦争日本軍用機秘録<2000.9.9>
 渡辺洋二著
 文春文庫 文藝春秋
 ISBN4-16-724909-X
 
 表紙カヴァーのユニークな前翼機、震電が目について本屋で手に取る。どちらかといえば、メインストーリーとして多くは語られることのなかった航空史。終戦間際、B29の迎撃を目的に開発されたロケットエンジン搭載の戦闘機、秋水。戦争初期の中国での零戦の戦果という零戦神話の始まり。ドイツからライセンスを受け、生産された複葉練習機ユングマンの記録。水上機、零式観測機の戦闘機にも勝てるという伝説と真実。高性能ではあったが、実際には活躍の場がほとんどなかった2式飛行艇。最高速を目指して開発された実験機、研三。これもまた、B29を迎撃するために高々度、高速を目指して開発された、震電。実際には、実戦に投入されることなく、開発途上で終戦を迎えた秋水と震電にもどかしさと空しさを覚える。
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ザウルス最強化パック<2000.9.18>
 福田信哉著
 アスキー
 ISBN4-7561-3562-5
 
 150本ものMOREソフト(ザウルス用ソフト)をCD-ROMに納め、各ソフトを紹介する本。ザウルスとMOREソフトについて、シェアウェアのレジスト方法についても記述している。Palmと比べて、アプリケーションが話題になることがすくないザウルスだが、これだけのソフトがあるのだ。
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