私の読書の時間

お金のウラの裏の世界<2003.11.9>
 リサーチ21編
 王様文庫 三笠書房
 ISBN4-8379-6178-9
 
 『儲けている人だけが知っている「お金のウラ事情」』と副題がついているんだが、内容はいまひとつ。ツッコミが浅いというか、なんちゅうか、読んでいて「へぇ〜」と思う内容が少ないと感じてしまった。週刊誌の、ウラの取れてないウワサ記事を読んでいるような。ということで、あまり他人にはお勧めしない一冊。
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捨てるな、うまいタネ<2003.11.17>
 藤田雅矢編
 WAVE出版
 ISBN4-87290-155-X
 
 子供のころ、食べた果物のタネをよく植えた。ビワは、けっこう育って貧弱ながらも実をつけたりもしたなぁ。そのビワの木が植わっていた祖父の家も今はなく…と、この本のタイトルを見てなんだか懐かしい気持ちになった。で、本のほう、食べた果物や野菜のタネを捨てずに、撒いてみて育てることの勧めから始まって、タネにまつわるアレコレうんちくを楽しく伺える。「捨てているタネが、砂漠化する地球を救う」なんて書かれたら、なんだかわくわくしてしまう。けれど、植えたタネが育っていく生命の力強さに感動すること、これ、この本の著者に言われなくても、請け合いです。
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産廃コネクション<2003.11.30>
 石渡正佳著
 WAVE出版
 ISBN4-87290-142-8
 
 産業廃棄物のどのように処理(!?)されているか、その驚愕の実態。正規のルートに乗せているつもりでも、その先には産廃コネクションの闇ルートが繋がっている。しかも、この存在がなければ処分先がなくなり、日本は産廃で飽和してしまう…。多量のゴミがさまよっている様や、不法投棄現場を創造するだけでも頭が痛くなりそうである。リサイクルや循環型社会が幻想のように思えてしまう。現実の厳しさに愕然とする。
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フレドリック・ブラウンは二度死ぬ<2003.12.1>
 坂田靖子・橋本多佳子・波津彬子著
 講談社漫画文庫 講談社
 ISBN4-06-360432-2
 
 フレドリック・ブラウンのショート・ショートを漫画した作品。フレドリック・ブラウンの原作は読んでないのだけれど、たぶん。でも、なんだか、懐かしいストーリー展開。ショート・ショートを漫画にするとこんな感じになるのかという感じ。そう、なんだか、懐かしいセンスオブワンダー…。なんでだろ。
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