■私の読書の時間
●BICYCLE AROUND THE WORLD<2003.5.3>
LINDA SVENDSEN著
Gibbs Smith
ISBN1-58685-209-4
自転車の写真集。世界の自転車の情景が美しく写されている。自転車のカタログに載っているようなかっこいい写真もあれば、街で働く錆が浮いり、塗装がはげたりした自転車も。さらには、うち捨てらて誰かがペイントしてオブジェと化している自転車も。
ロダン21代表幹事 品川隆幸著
小学館文庫 小学館
ISBN4-09-405521-5
いわば、東大阪の異業種交流グループ「ロダン21」の自己紹介本。ロダン21とは、中小企業の異業種交流とは、そしてロダン21とは何か、メンバー企業の自己紹介、そしてモノづくりのプロデュースとは、と、興味深く読むことが出来るだろう。生産現場が、中国や東南アジアへ移動していくなか、モノづくりのひとつの方向性を見せてくれる。
●快適自転車ライフ(電子書籍版)<2003.5.12>
疋田智著
岩波アクティブ新書47 岩波書店
ISBN4-00-700047-6(通常の書籍版のもの)
同じ著者の
『自転車生活の愉しみ』とコンセプトは同じで、内容も重複している部分も多いが、Zaurusで読める電子書籍版が出ていたので、つい買ってしまった。ジュニア向けということと、ページ数が限られているためか、全体的に
『自転車生活の愉しみ』を要約したような感じではある。それにしても、放置自転車の問題は考えさせられるなぁ。
インタービジョン21編
三笠書房
ISBN4-8379-1973-1
さまざまな商売の原価率やコストなどを円グラフなど使って図解。どれだけ、ぼろい商売であるか、あるいは一見華やかそうでも厳しい懐のなかを見せようという意図か。立ち読みでちょっと見ると興味深そうに見えるが、買って持って帰って見るとそんなもんやろと思えるかもしれない。まあ、そうそう楽な商売はない…よね?
豊沢聡著 緒方孝文英文校正
カットシステム
ISBN4-87783-079-0
IT業界やネットで飛び交う英語を取り上げる。どの業界、世界でもその業界特有の隠語や略語があるとは思うのだが、コンピューター業界ではさまざまな英語、カタカナが飛び交う。しかも、新語がどんどん出てくる。しかも、大型ホストだのUNIXだのとそれぞれ固有の文化圏を持っていたりして…。そういう世界で使われる英語を語源や使われ方を解説したのがこの本だ。英語をカタカナでままで使われていることにうんざりと思ったり、確かに訳しようがないと納得したり、まあ、いろいろですが。
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