■私の読書の時間
●並木橋通りアオバ自転車店 第４巻<2002.8.13>
宮尾岳著
YOUNG KING COMICS 少年画報社
ISBN4-7859-2139-0
新品とは無縁、古びたママチャリ、なんだかついてない日常…。でも、何か見直すべきことがあるのでは？『１コイン・チューニング』。峠でバイクとの競争に挑むビアンキに乗る峠のクイーンと男の意地、『下りバカ一代』。心臓の病気を抱える妹と、ビーチクルーザーと夏…、『真冬のビーチ…クルーザー』。若い絵描きと女優のカップルと猫の短い幸せの物語、『グッドバイ・トラ』。MTBにまたがるアメリカン娘の猛烈パワー、『アメリカン台風』。折り畳み自転車プロンプトンで、中年親父の硬直化した日常が、『その角を曲がって』。長身だが気が小さい男が見る、自分しか見ることができない新たな世界、『跳べないキリン』。峠公一とワカバさんの恋(?)物語、『わたしの彼は朴念仁』。
●並木橋通りアオバ自転車店 第５巻<2002.8.15>
宮尾岳著
YOUNG KING COMICS 少年画報社
ISBN4-7859-2176-5
スカート嫌い(?)のおかあさんにスカートを着せることができるか？『プロジェクト・ふらっか〜ず』。黒ずくめの探偵には黒いMTBが似合う？『黒と白』。夏の恋物語の続編はやはり夏…、『チヅルふたたび！』。ひとはなぜ、自転車で坂を登るのか…、『おいしい水』。ご主人が急死されて残されたおばあさんへの最後のご主人からの贈り物から始まる…、『セカンド・ステップ』。だらしない父親のだらしなさの中にもやさしさが…、『悲しいプレゼント』『その雨あがれ』。峠公一とワカバさんの恋物語、進展！？、『26インチのリング』。
●並木橋通りアオバ自転車店 第６巻<2002.9.2>
宮尾岳著
YOUNG KING COMICS 少年画報社
ISBN4-7859-2227-3
愛車(MTB)に乗っていて前から来る自転車を避けようとしたら、コケました。ああ、膝と肘が痛い…は、この本とは関係なく、私のことです。で、気の弱い男はリカンベントに乗って前向きに生きることができるのか、『上を向いて走ろう』。黒い探偵の助手は赤井あかねって、すごいネーミング？、『赤と黒』。盗まれた自転車となかなか伝えられない気持ちの行方は、『遅れた伝言』。人力車で娘を送り届ける父の背中…、『重たい指揮棒』。パワフルアメリカ娘、ナンシー再登場で恋の指南？、『恋の特訓GO!GO!GO!』。バレンタインの小学生たちの、『四年三組WARS』。自分らしさとはなにか、『美女と野獣』。伝えたい、伝えられない気持ちは…、『1ウェイ・エクスプレス』。父の残した小さなMTBに、『前身のペダル』。
マット・リドリー著 中村桂子・斉藤隆央訳
紀伊國屋書店
ISBN4-314-00882-2
遺伝子をまつわる話題を染色体の数の23のエピソードにまとめた科学読本。知性、死、クローン、癌、優生学など、おそらくは読者が想像する以上に広範囲におよぶさまざまな遺伝子にまつわる話は、興味深くもあり、考えさせられることも多い。生命の設計図を手に入れた人類が向かうところは、いったいどういう未来なのか。それは、SFではなく、現実に進展している科学と社会がいまそこにあることも再認識させらる。
●機動戦士ガンダム THE ORIGIN 2 激闘編<2002.10.15>
安彦良和著
Kadokawa Comics A 角川書店
ISBN4-04-713503-8
ジオンの赤い彗星シャアとアムロとの遭遇、まだ兄妹が確信できないまま相まみえるシャアとセイラ、民間人だったミライたちが次第にホワイトベースでの戦闘に適応していく様子を軸に、ホワイトベースとシャアがルナツー、そして地球圏へと戦闘を繰り広げながらも地球に降り立とうとするところまでを描く。
Copyright(C)2001,2002 Masaaki Hatano