私の読書の時間

「マッチ箱の脳」使える人工知能のお話し<2002.4.30>
 森川幸人著
 新紀元社
 ISBN4-88317-080-2
 
 プレイステーションのゲームで知られる筆者が、人工知能(AI)をやさしくイラストを交えて解説する。遺伝的アルゴリズム、ニューラルネットワークについては、マッチ箱を使ってゲームシステムを例に楽しく解説してあり、プログラミングの心得のある人ならちょっと試してみたくなるのでは。後半は、AIの学習方法、ホップフィールド・モデル、複合型AI、エキスパートシステム、遺伝的プログラミング、強化学習法、Lシステムについての紹介があり、AIの入門書的な性格も備える。ちかごろ、AIというとはやらなくなってしまった感があるが、本書を読んでその応用を考えてみるのも楽しいだろう。
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ペットを病気にしない<2002.5.1>
 本村伸子著
 宝島社親書 宝島社
 ISBN4-7966-1820-1
 
 ペットに与える食事と医療についての啓蒙書。一般に売られているドッグフードやキャットフードの問題点を取り上げ、ペットフードには生肉など自然界でかつてかれらが生活していたときに食べていたものに近いものを与えることを、動物医療についてはワクチンの有効性の疑問と危険性を説く。
 とはいっても犬の食事をこの本に書いてあるようにするのは、なかなか大変な気がする。
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犬に遊んでもらう本<2002.5.2>
 博物こだわり倶楽部著
 河出書房新社
 電子書店パピレス
 
 犬に関するうんちく本。犬とのつきあいに迷ったとき、これから犬を飼おうと思っている人はちょっと読んでみるといいかもしれない。
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まんが アベノ橋魔法商店街 アベノの街に祈りを込めて<2002.5.4>
 原案・設定 GAINAX まんが 鶴田謙二
 AFTERNOON KCDX 講談社
 ISBN4-06-334518-1
 
 鶴田謙二の絵に惹かれて何となく買ってしまったが、GAINAXの新作アニメーションをもとにしたまんがで、キャラクターデザイン原案を鶴田謙二が担当し、さらに月刊アフタヌーンにそのまんがを連載しているとのこと。この本は導入部分だけ…って、あとは月刊アフタヌーンを見るか、単行本が出るまで待たねばならないのかぁ。内容は、大阪アベノの商店街の再開発という現実をバックボーンに奇想天外な魔法世界(パラレルワールド)が展開され…、ってだから続きがないよ。まんが、鶴田謙二独特のどこかおとぼけた感覚でなかなか…、ってだから続きが。ということで、アニメのほうはCSキッズステーションって、そんなん契約してないから見れないやんと思ったら、関西ではサンテレビ、京都テレビで放映中って、もう5話くらい終わってるやん。
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ブローバンド時代のコンテンツビジネス 米国・韓国に見る最先端事例<2002.5.20>
 木戸康行著
 ソフトバンク パブリッシング
 ISBN4-7973-1787-6
 
 日本・米国・韓国のブローバンド事情、韓国のブローバンド関連の先端企業をデータ、取材によりその状況を明らかにする。そして、日本のブローバンドの将来についても語るという「なまもの」的要素の強い本。かなりのページを韓国に割いており、一時の不況を抜け、インターネット先進国となっている姿を明らかにする。韓国のインターネット関連企業になにを見るか。
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