私の読書の時間

新世紀エヴァンゲリオン vol.6 四人目の適格者<2001.2.12>
 漫画 貞本義行 原作 GAINAX
 Kadokawa Comic A 角川書店
 ISBN4-04-713389-9
 
 アニメの放映はとうに終わってしまったけれど、まだ遅々と連載が続くエヴァンゲリオン。四人目の適格者、トウジの乗ったエヴァ3号機が使途に乗っ取られ、弐号機、零号機がやられ、初号機に乗るシンジも使徒に乗っ取られているトウジの乗る3号機と戦う気持ちになれないまま。碇司令の指示で制御をダミープラグに切り替えられた初号機の攻撃で3号機は・・・。アニメ版のストーリーに忠実に、かつキャラ描写はより精密に描かれる。
目次へ もしかして読み物!?へ なんか、へん?ホームページへ

ルパン三世カルト大辞典<2001.2.18>
 ルパン三世特捜班著
 双葉文庫 双葉社
 ISBN4-575-71158-6
 
 ルパン三世の登場人物やキーワードを辞典化。ああ、あんなエピソードがあった、そういえば、こんなキャラもいたなぁと、ファンならば思い起こすに違いない。しかし、旧シリーズ、新ルパン、PART3、ビデオ、映画、テレビスペシャルとかなりの量になったルパン三世のエピソードからこれだけの情報をまとめた著者の労力とフェチ度にも感心か。
目次へ もしかして読み物!?へ なんか、へん?ホームページへ

こち亀SEVEN ELEVEN コンビニ特集<2001.2.26>
 秋本治著
 SHUEISYA JUMP REMIX 集英社
 ISBN4-08-1021161-9
 
 セブンイレブンで売っていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の限定版。内容は、コンビニがらみのエピソード(新作ではない)に、セブンイレブンヒストリーを間にはさんであって、これをよめばちょっぴりコンビニ通?・・・でもないか。もう、少年ジャンプを読む気は全くないし、アニメも全く見てないんだけれど、こち亀だけはときどき読みたくなるのだ。
目次へ もしかして読み物!?へ なんか、へん?ホームページへ

怪獣文学大全<2001.2.27>
 東雅夫編
 河出文庫 河出書房新社
 ISBN4-309-40545-2
 
 見えないゴジラの恐怖『「ゴジラ」の来る夜』(武田泰淳)。映画『モスラ』の原作『発光妖精とモスラ』(中村真一郎・福田武彦・堀田善衛)、リレー小説という形態にちょっと驚き。映画『マタンゴ』のモチーフとなった『闇の声』(ホジズン・大門一男訳)。原作者自らのノベライズ『マタンゴ』(福島雅美)。大爆笑?『マタンゴを喰ったな』(橋本治)。さらに大爆笑??『更にマタンゴを喰ったな』(橋本治)。なんだこりゃ(オイ)、『マタンゴ』(大槻ケンヂ)。評論です、それだけです、『科学小説』(花田清輝)。ゴジラ原作者の怪獣小説『ガブラ−海は狂っている』(香山滋)。光瀬龍の怪獣小説『マグラ!』。なんと、日本列島の下には怪獣が『日本漂流』(小松左京)。人はレッドキングになりウルトラマンと戦うのか?『レッドキングの復讐』(井上雅彦)。最後は、中沢新一の『ゴジラの来迎 もうひとつの科学史』。
目次へ もしかして読み物!?へ なんか、へん?ホームページへ

坂田靖子セレクション第7巻 伊平次とわらわ一<2001.3.2>
 坂田靖子著
 潮漫画文庫 潮出版社
 ISBN4-267-01577-5
 
 墓守を生業(?)にしている伊平次と中納言の娘を名のるなぞの犬わらわが織り成す不思議な物語。と書くと、妖怪モノのように思えるかもしれないけれど、いや、まあ妖怪モノであることには間違いはないことはないけれど、なんだかややこしい事件がほんわか流れている様はやはり坂田靖子なのです。
目次へ もしかして読み物!?へ なんか、へん?ホームページへ

前のページ 次のページ
もしかして読み物!?へ なんか、へん?ホームページへ
Copyright(C)2001 Masaaki Hatano