映画を観たよ

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS<2004.1.3>
 ナビオ シアター3で鑑賞
 
 『ゴジラ×メカゴジラ』の続編。なぜ、モスラが出てこないといけないのか納得がいかない気もするが、機龍に初代ゴジラの骨格が使われていることが、ゴジラを呼び寄せており、それを警鐘する存在として、モスラと小美人が登場する。かつて、東宝怪獣映画で見たようなシーンも多いが、それは旧作へのオマージュ。ゴジラ×メカゴジラでもあり、モスラ対ゴジラのリメークでもあるのだろう。いやあ、モスラの歌が流れると涙が出そうになってしまった。前作は、機龍のパイロットが主人公で特生自衛隊の軍事色が強く出過ぎているきらいもあったような気がするが、今回は整備士を主人公に持ってきたことで、やや薄まったか?体のあちこちから武器を繰り出すメカゴジラのかっこよさに再び乾杯!
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マトリックス レボリューションズ<2004.1.19>
 ナビオ シアター5で鑑賞
 
 やっと観た。なかなか、行けなくて公開が終わってしまうんじゃないかと思ったが。あとから、DVDで観てもやはり劇場で観るのとうちの小さなモニターで観るのとでは全然違うだろうから。物語は、当然のことながら前作の続きから…。いかん、最近、記憶がすぐ無くなるせいか、前作はどうだったっけと思ってしまう。あまり、おもしろくなかったという言外の内容を匂わせた映画評を思い出してしまう。映像は、すごいすごい。パワードスーツタイプのロボット部隊は、それなりのパターンかなと思うけれど、敵が繰り出すロボット群のおどろおどろしいこと。突き殺されるのだから、あんなのを目の前にしたら恐怖で動けないだろうと思ってしまう。いやはや、それよりもどうやって飛行しているのというのも気になってしょうがないが、そこは置いて置いて。まさか、ネオ対スミスが物語の軸に置かれるとは前作を観たときも思わなかった。この結末は、ハッピーエンドなのか、それとも…。
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メッセンジャー<2004.3.8>
 DVDで鑑賞
 
 1999年公開のホイチョイ・プロダクション原案、馬場康夫監督、飯島直子主演の日本映画。メッセンジャーとは、自転車便のことである。自動車で混む車道を背中に鞄を背負って走り抜けるロードレーサーを見たことはないだろうか?映画の方は、ファッションブランドのプレスをしていた尚美(飯島直子)が、会社の倒産と交通事故を起こしたことから、メッセンジャーをやることになる。物語は、顧客の争奪戦を、バイク便との配達レースで決着をつけるというのがクライマックスに。あまり期待せずに観たのだが、そこそこ以上に楽しめた。自転車が、メッセンジャーが乗るようなタイプのものかとか、ちょっとシート位置が低くないかとか、まあ、ちまちま引っかかることもあるのだけれど、まあ、それ以上にリアリティは薄いところもあるので、まあいいか。
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キャシャーン<2004.5.8>
 布施ラインシネマ10で鑑賞
 
 竜の子プロダクションのアニメを原作に映画化。あのキャシャーンを実写でやるとは不安がよぎるなか、映画はレトロ調でなかなかいい感じの画面と戦争を題材にしている不安も感じさせながらで始まる。ほとんど、前編レトロな色調を与えられ、無国籍で現実とは違うパラレルワールド的な展開は成功していると思う。キャシャーン対アンドロ軍団の戦闘シーンは原作のアニメ版へのオマージュに溢れ、実写とCGでやっていることに感涙しそうになる。しかし、キャシャーン誕生とアンドロ軍団の登場は、時間をかけた割にはすっきりしない。キャシャーン誕生に「キャシャーンがやらねば誰がやる」の大儀がないのが、アニメ版との違いか。また、テーマを台詞で語りすぎるように感じる。2時間を超える上映時間はおそらく制作側からすればこれでも短かったのだろうが…。
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デビルマン<2004.10.31>
 ナビオ シアター5で鑑賞
 
 これもまた、懐かしいアニメが実写で映画化。『キューティー・ハニー』を観たかったんだが、見損なったままというフラストレーションもあり、ひさびさ映画館に足を運ぶ。しかも、新聞評などで、役者の台詞が棒読みだとか、演技力がないといったあまり芳しくない評を読んでしまっているだけに、やや不安を抱えての鑑賞。仕事でストレスがたまっているということもあり、映画が始まるまで目一杯のストレス感。なんのために映画を観にきているのやら。前置きが長すぎた。
 テレビアニメシリーズの設定ではなく、原作マンガをベースに展開されるストーリー。展開は、正直、ちょっと苦しい。原作のボリュームをこの時間に納めようとした努力は残念ながら成功したとは言い難く、かといって他の誰かが脚本や監督をしたからうまくいくという気もしないのだが。CGによるデーモンの戦闘シーンなどは、ドラゴンボールなどの近年のアニメの焼き直しのような演出でもあるのだが、スピード感もありなかなか見応えのあるモノになっている。
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