■映画を観たよ
布施ラインシネマ8で鑑賞
『千と千尋の神隠し』同様、テンポのよい展開。魔法使いがおり、現代の飛行機とは異なる羽ばたき式の飛行機械が飛び交う世界。まあ、いってみれば宮崎ワールド。うん、そんなに簡単に恋に落ちてもいいの?ハウルはいったい何をしたいの?それをゆうなら、背景の戦争の理由の説明もなく、よくわからない。そういう謎が多いのは前作と同じだが、『天空の城ラピュタ』に繋がる爽快感が、それを補っているのかそれほど気にはならない。ハッピーエンドなんだよね。ええ、でも、なんで戦争も終えることができるの?戦争もハウルのためのものだったのか?幾多の謎を感じながらも、久々に爽快な宮崎アニメでした。
ナビオ シアター2で鑑賞
今回で、一旦終了となるゴジラ最新作。いささかデザイン変更されているけれど、懐かしい怪獣たちや、轟天号、一連のゴジラ出演者までも再会。懐かしいやら、うれしいやら。怒濤のストーリー展開は、陳腐ながらもテンポで押し切る北村演出。やー、アンギラスがアルマジロよろしくまるくなるは、カマキラスが空中戦艦にまたがってカマでつんつん攻撃してくれるは、怪獣バトルはゴジラが強い、強い、ちょっと強すぎるよ、っていう感じ。オマージュを満載し、世界狭しと都市を破壊し暴れ回る怪獣たちに拍手喝采。最後に海へと静かに帰っていくゴジラの後ろ姿もなんだかひさびさ。エンターテイメントに徹して、怪獣ファン(?)でなくとも楽しめる一作となっていると思うのだが、他のシアターは満席なのにゴジラだけは満席になってないのが少し寂しかったりする・・・。
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