映画を観たよ

茄子 アンダルシアの夏<2003.8.16>
 布施ラインシネマ10で鑑賞
 
 47分の中編アニメ映画で1本立てというのは、珍しいような。夏のスペインで行われる自転車レースを舞台に、破れた恋とレースに賭ける主人公の生き様を見せる。そして、見せ場は自転車レースだ。自転車自体を絵に描くのが、けっこう難しいのを、CG技術を加味して、すばらしい映像で魅せる。雲一つない真夏の空の下で、たくさんの自転車が走るようすは、場面によっては実写かと思うほど。監督は、高坂希太郎。アニメーション制作は、マッドハウス。キャラは、宮崎キャラや名作劇場キャラの系譜の絵だ。
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マトリックス リローデッド<2003.8.3>
 布施ラインシネマ10で鑑賞
 
 前作が1999年…。待たされ過ぎた感も否めないようにも思うのだけれど、完全なる続編の登場だ。前作は"学習済"で観た方がよいというか、観てないとなんのこっちゃだろう。前作で説明済みのことがらについては、何の説明もなくガンガン行く。現実の世界では、今はもう観なくなったグリーンディスプレイに流れるコンピューターのメッセージがモチーフと思われる、流れる緑色の文字が、マトリックスの世界へと誘う。息つく暇もないほど、アクションが続く。前作は、その映像表現の魅力から類似遺品を多数輩出させることとなったが、今回は、これでもか、これでもかという感じだ。そして、to be continued.そう、ほぼ同時に製作が進められたという第三作へと続く。どんな結末が待ち受けているか、楽しみだ。
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ゴジラ×メカゴジラ<2002.12.24>
 ナビオTOHOプレックスで鑑賞
 
 1974年の福田純監督作品が『ゴジラ対メカゴジラ』で、1993年の大河原孝夫監督作品が『ゴジラVSメカゴジラ』で、今回は「×」である。ややこしい…。水野久美演ずる首相の登場になぜか涙しそうになり、モスゴジ似の今回のゴジラはなかなかカッコよく、再度ビューは文句なくカッコいい。しかし、ミサイル攻撃を受けてもビクともしないんだがあまりにもビクともしないのにあ然。メカゴジラは、CGを駆使して「動いている」との先行情報があたまにあったためか、それほどでもないような思いもめぐったが、メカゴジラの肉弾戦はなかなか魅せていると思う。ストーリーは、特生自衛隊内の確執など、いまひとつ感じ入ることができない展開なんだが、戦闘バトルでとにかく魅せる。
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MEN IN BLACK II<2002.8.17>
 梅田ブルク7で鑑賞
 
 『スターウォーズ エピソード2』を観に行ったんだが、上映時間との折り合いがつかず、こちらに変更。全作がとびきり面白かったわけではなかったのだが、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズが黒ずくめのスーツに黒サングラスで颯爽と決めてのデコボココンビぶりは確かに楽しかった。さて、今回は…。上映が始める前の予告編の前にウィル・スミスが歌う主題歌のプロモーションビデオが流れる。悪くはないが、わたしにはちょっとうるさい感じかな?本編は、25年前の事件を鍵に、ジョーンズ演ずるKの復帰劇とスミス演じるJのほのかなラブストーリーに凶悪な宇宙人が美女に変身して、大騒ぎという感じで面白さは確保。全作からけっこう時間が経ってしまっているが、ちゃんとした続編で、エイリアンも含めて懐かしい面々も勢揃い。
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ジュラシックパークIII<2002.2.13>
 DVDで鑑賞
 
 別のDVDソフトを購入しにいったのだが'売切れ'だったので、店の中をうろうろしてつい買ってしまった一本。1作目と2作目は映画館で観たのだが、この3作めは観に行けなかったので観たかったというのはあるのだけれど。
 ということで、1作目のグラント博士再登場の3作目で、なんとなく1作目とのつながりはけっこう自然な感じ。でも、あっという間に事件(?)に巻き込まれて、サイトBへ。1作目、2作目を観た人なら、想像通りのお約束通りの展開。恐竜探検ショウ(いや、映画の中では逃げ惑っているのだが)を観客は楽しめるという趣向だ。最後、脱出のシーケンスは前2作と比べるとややあっけないか。そういえば、びっくり箱的展開は変わらずだが、恐がらせるような要素も減っているか・・・。いや、それが悪いということではなく、お手軽に楽しめる一編となっているのだ。
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