Suzuki Yasuyuki's Bee Gees Site

[ローラ・ニーロ] [ニコレット・ラーソン] [10cc、G&C、WAX...] [ビージーズ英語サイト]

2002.5.28更新

ビージーズの初期のアルバムは、国ごとに違ったジャケットで発売されています。その詳細を手持ちのものでまとめてみました。 New
 ファーストホリゾンタルアイディア

シングル3枚追加(ライク・ア・フール/ロビン・ギブ、セサミ・ストリート・フィーバー、星空のマサチューセッツ/ヴィッキー) New
シングルジャケット「ワン・ミリオン・イヤーズ/ロビン・ギブ ドイツ盤」 を追加。全66枚掲載。 New

「希望の夜明け」「ミスター・ナチュラル」「幸せの1ペンス」「愛のシャレード」のシングルのジャケットを掲載することができました.。 これで、ビージーズの日本版シングルはほとんど掲載できたことになります。(1999.2.12).......>>>シングル

・74年11月発売の2枚組ベスト盤「パーフェクトシリーズ」を発見。......>>>アルバム
・坪井賢一氏のビージーズの音楽についての考察を掲載。......>>>Talk about Bee Gees
日本盤ジャケットグラフィティにモーリス・ギブとバリー・ギブの70年の超レアシングルを追加。
・Yahoo!オークションで、ずっと探していた「ジョーク」のコンパクト盤を手に入れました。ソロシングル参照。(2000.11.23)

・ジャケットの紹介ページは、手持ちのものだけでやっているので、稀少盤など載せられないものがまだまだあります。お持ちの方はぜひご協力ください。......>>>詳しくはこちらをご覧ください


Bee Gees Hot News 1998.8.9更新

97年11月にラスベガスで行われたビージーズのライブが、CD『ライブ・イン・ラスヴェガス〜ワン・ナイト・オンリー』として10月14日に日本でも発売。2,548円。

収録曲:
Intoroduction〜You should be Dancing〜Alone / Massachusetts / To Love Somebody / Words / Closer than Close / Islands in the Stream / Don't Throw It All Away / Night Fever〜More Than a Woman / Lonely Days / New York Mining Disaster 1941 / I can't See Nobody / And the Sun will Shine / Nights on Broadway / How can You Mend a Broken Heart / Guilty / Heartbreaker / Immortality / Tragedy / I Started a Joke / Grease / Jive Talkin' / How Deep is Your Love / Stayin' Alive / You should be Dancing

当日演奏された曲でCDに収録されなかったのは、以下の6曲。
I've gotta Get a Message to You / One / Still Waters Run Deep / In the Morning / Too Much Heaven / Run to Me

ビデオの日本での発売は今のところ未定。
(1998.8.9)

●11月14日、ラスベガス、MGMグランドホテルでのコンサートの曲目は以下の通り。

1.You should be Dancing
2.Alone
3.Massachusetts
4.To Love Somebody
5.I've gotta Get a Message to You
6.Words
7.Closer than Close
8.Islands in the Stream
9.One
10.Don't Throw It All Away(Andy Gibbのビデオが流れた)
11.Night Fever
12.More Than a Woman
13.Still Waters Run Deep
14.Lonely Days

15.In the Morning
16.New York Mining Disaster 1941
17.Too Much Heaven
18.I Can't See Nobody
19.Run to Me
20.And the Sun will Shine
21.Nights on Broadway
22.How can You Mend a Broken Heart
23.Heartbreaker
24.Guilty(15〜24はアコースティック・パフォーマンス)

25.Immortality(セリーヌ・ディオン)
26.Tragedy
27.I Started a Joke
28.Grease
29.Jive Talkin'
30.How Deep is Your Love
31.Stayin' Alive
32.(アンコール)You should be Dancing

(1997.11.19)

●ビー・ジーズが作詞作曲し、バックコーラスに参加した「Immortality」を収録した、セリーヌ・ディオンのニューアルバム「レッツ・トーク・アバウト・ラヴ」が11月15日発売。「Immortality」は98年5月5日からロンドンで上演予定のミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」の挿入曲。

●ビー・ジーズの初のDVDソフトがアメリカで発売される。タイトルは、「The Very Best of the Bee Gees, Live」(24.98米ドル)。「One For All Tour」のビデオにも収録された、89年のライブが中心になる模様。

●ダイアナ妃の追悼アルバムにビー・ジーズが曲を提供。曲は、亡くなったアンディに捧げた「Wish You Were Here」。

●11月3日付全英チャートで、ニューシングル「Still Waters」が初登場。18位赤丸急上昇中。

●長らく手に入りにくかった75年リリースのアルバム「メイン・コース」(ブロードウェイの夜、ジャイヴ・トーキン、ウィンド・オブ・チェンジ、ファニー、宇宙の片隅など収録)が、何と1200円で再発。リマスターされたもので音質もよくお買い得。

●ビー・ジーズは、バリー・ギブの関節炎のため、ニューアルバム「スティル・ウォーターズ」リリース後に予定されていたワールドツアーをキャンセル。唯一のコンサートを11月14日(金)、ラスベガスのMGMグランド・ホテル・アリーナで行なう。当日は、セリーヌ・ディオンがゲストで登場。この模様は、CD、ビデオでも発売の予定。
(1997.11.14)


ホームページ公開にあたって

 3月26日、ビー・ジーズのニューアルバム「スティル・ウォーターズ」が日本で発売になる。前作「サイズ・イズント・エヴリシング」から4年ぶりになるが、まずは、ニューアルバムが出てよかった。

 ビー・ジーズは、デビュー間もない頃の「マサチューセッツ」や「ホリディ」のヒット、映画「小さな恋のメロディ」の大ヒット(僕が中学生の時で、4回映画館に行って、7回観た。東京での公開は、シネマ1とシネマ2に分かれる前の有楽町のニュー東宝。当時はヒット映画でも、1館ロードショーが多かった)と、「メロディ・フェア」のヒット、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のヒット……、と何度も何度も派手に、頂点に登りつめている。

 しかし、その一貫性のなさからなのか、日本の音楽ジャーナリズムからは、あまり評価されていないように思う。僕の知る限り、ちゃんとした特集で取り上げられたのは、木崎義二さんが発行していた「ポップシクル」の第2号だけだし、最近、ユーミンからカーペンターズまで幅広く売れ線が登場している「レコード・コレクターズ」にも、まだビー・ジーズは特集されていない。

 そんなおり、「Yahoo! Japan」で検索していたら、ビー・ジーズのページを見つけた。22歳の大学4年生の方が作っている 「THE BEE GEES STATION」 というページだが、なかなかディープだった。それに刺激されて、このページを作ることにした。とりあえず、デビューの頃からビー・ジーズを追いかけてきた40歳として、思い出を語りつつ、新しいファンにも古いファンにも役に立つ情報が流せたらと思っている。(1997.3.25)

 このページを始めてから、もう一度Yahoo! JAPANで検索したら、ビー・ジーズのページが増えていた。ビー・ジーズの日本ファンクラブのオフィシャルホームページ 「The Bee Gees FC Japan」 。(1997.4.19)


アルバム・リスト


 日本盤アルバムで珍しいものの写真を収録しました。


●オリジナルアルバム

ファースト Bee Gees' 1st(1967.7) 67.8 US

 タイトルは同じだったが、当時日本発売のジャケットはオリジナルとは違うものだった。

ホリゾンタル Horizontal(1968.2)

 日本では68年5月に「マサチューセッツ」というタイトルで、違うジャケットでリリース。曲順もオリジナルとは一部違っていた。

アイディア Idea(1968.8)

 当時イギリス盤には「Such a Shame」が、アメリカ盤には「I've Gotta Get a Message to You」が入っていた。当時の日本盤は両方の曲にさらに、「Jumbo」も加えた14曲を収録。現在のCDには両曲とも収録。ジャケットも、アメリカと日本は合成した顔で、イギリスなどそれ以外の国では電球にメンバーの写真を入れたもの、と違っていた。のちにRSOレーベルから再発された日本盤はイギリス盤と同じ12曲入りで、ジャケットも電球バージョン。 

オデッサ Odessa(1969.3) 69.1 US

 CDではわからないが、オリジナルのLPは、赤のベルベットを貼ったようなジャケットだった。今でも手許にあるが、さわると真っ赤になってしまう。当時、日本盤、アメリカ盤は17曲入りだったが、イギリス盤は「With All Nations」を除いた16曲。92年日本発売のCDも16曲しか入っていない。

キューカンバー・キャスル Cucumber Castle(1970.4)

トゥー・イヤーズ・オン 2 Years On(1970.11) 70.12 US

 発売当初の日本盤タイトルは「ロンリー・デイ」。

トラファルガー Trafalgar(1971.11) 71.9 US

トゥ・フーム・イット・メイ・コンサーン To Whom It May Concern(1972.10)

 発売当初の日本盤タイトルは「ラン・トゥー・ミー/ザ・ビー・ジーズの新しい世界」。

ライフ・イン・ア・ティン・キャン Life in a Tin Can(1973.1)

 RSOレコード移籍第1作。

ミスター・ナチュラル Mr Natural(1974.7)

 発売当初、日本では「幸せの1ペンス」というタイトルだった。

メイン・コース Main Course(1975.6) 75.8 US

チルドレン・オブ・ザ・ワールド Children of the World(1976.9)

グレイテスト・ライヴ Here at Last...Bee Gees...Live(1977.5)

失われた愛の世界 Spirits Having Flown(1979.2)

リヴィング・アイズ Living Eyes(1981.10)

E・S・P E.S.P(1987.9)

 シングル「You win again」が4週連続全英1位。

One One(1989.4)

 シングル「One」全米7位。

ハイ・シヴィライゼーション High Civilization(1991.3)

サイズ・イズント・エヴリシング Size Isn't Everything(1993.9)

スティル・ウォーターズ Still Waters(1997.3) 97.5 US

 日本では、イギリスに続いて、アメリカよりも早く、3月26日に発売。日本版のみボーナス・トラックとして、Rings around the Moon と Love never Dies を収録。

Alone/I Surrender/I could not Love You More/Still Waters Run Deep/My Lover's Prayer/With My Eyes Closed/Irresistible Force /Closer than Close/I Will/Obsessions/Miracles Happen/Smoke and Mirrors/Rings around the Moon/Love never Dies


●ソロアルバム

ロビン・ギブ/救いの鐘 Robin Gibb/Robin's Reign(1970.3)

ロビン・ギブ/ハウ・オールド・アー・ユー Robin Gibb/How Old Are You(1983.7)

 日本では、83年5月に先行発売。

ロビン・ギブ/シークレット・エージェント Robin Gibb/Secret Agent(1984.6)

ロビン・ギブ/ライク・ア・フール Robin Gibb/Walls Have Eyes(1985.11)

バリー・ギブ/ナウ・ヴォイジャー Barry Gibb/Now Voyager(1984.9)

バリー・ギブ/ホークス Barry Gibb/Hawks(1988.9)

 ティモシー・ダルトンとアンソニー・エドワーズ主演の『ホークス』のオリジナルサウンドトラック。日本未公開。CDの日本発売は89年6月。

アンディ・ギブ/恋のときめき Andy Gibb/Flowing Rivers(1977.9)

アンディ・ギブ/シャドー・ダンシング Andy Gibb/Shadow Dancing(1978.9)

アンディ・ギブ/アフター・ダーク Andy Gibb/After Dark(1980.2)

アンディ・ギブ/グレイテスト・ヒッツ Andy Gibb/Greatest Hits(1980.9)


●サントラ

小さな恋のメロディ Melody(1971.5)

第2次世界大戦
All This and World War II(1976)

 いろいろなロックアーティストが歌うビートルズナンバーが第二次世界大戦の記録フィルムのバックに流れるという不思議な映画だった(見ていないが)。内容から日本で公開されたかどうか記憶にない。LPは2枚組で発売。ビージーズは、「アビイ・ロード」から Golden Slumbers/Carry That Weight、She Came in through the Bathroom Window、Sun Kingの3(4)曲を演奏。ほかに、エルトン・ジョン、ヘレン・レディ、ステイタス・クォー、レオ・セイヤー、ティナ・ターナー、フォーシーズンズ、ロッド・スチュワート、リンジー・ディ・ポールが参加

サタデー・ナイト・フィーバー Saturday Night Fever(1977.12) 77.10 US

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band(1978.7)

ステイン・アライヴ Stayin' Alive(1983.6)

ステイン・アライブ・ダンス・ミックス・アルバム(1984.3)

「ウーマン・イン・ユー」のロングバージョンと、モア・ザン・ア・ウーマン/ステイン・アライブ/恋のナイト・フィーバー/ジャイヴ・トーキン/ユー・シュッド・ビー・ダンシングの5曲をメドレーにした「サタデー・ナイト・ミックス」を収録。他に、フランク・スタローンの「ファー・フロム・オーヴァー」のジェーリービンによるダンスミックスなどが入っている。


●ベストアルバムその他

ビー・ジーズ ゴールデン・ストーリー
Tales From The Brothers GIbb-A History In Song 1967-1990(1990.11)

 4枚組のボックスセット。アルバムに収められなかったシングルバージョンを多数収録。1973年に発売予定で結局発売されなかったアルバム『A Kick in the Head is Worth Eight in the Pants』からの未発表曲もある。バリーとロビン、モーリスのソロ曲も入っている。4枚目後半には、1989年11月オーストラリア・メルボルンでの未発表ライブを収録。

曲目と解説をご覧になりたい方はここをクリックしてください

スピックス・アンド・スペックス Spicks and Specks (1966) 69.3Japan

「Spicks and Specks」は66年にオーストラリアで発売されたアルバムで、68 年にイギリス、アメリカで『Rare Precious and Beautiful』として発売されている。日本で69年3月に発売されたアルバムにも「スピックス・アンド・スペックス」というタイトルがついているが、これが豪盤、英米盤とは曲順が若干違う。

Spicks and Specks/Where are You/Playdown/BIg Chance/Glass House/How Many Birds/Second Hand People/I don't Know Why I Bother with Myself/Monday's Rain/Tint of Blue/Jingle Jangle/Born a Man

若き日の想い出 Rare Precious and Beautiful (69.6Japan)

 日本では『スピックス・アンド・スペックス』に続く、オーストラリア時代のアルバムとして69年6月に発売。英米盤の『Rare Precious and Beautiful Vol.2 』から「Theme from "The Travels of Jamie McPheeters"」1曲が削られている。英米ではVol.3も発売されたが、日本では僕の知る限り未発売。当時、Vol.3に入っていた「Turn around, Look at Me」が「ふり返った恋」というタイトルでシングルとして発売されていたから、その辺の権利問題で発売できなかったのだろうか。
……Vol.3が日本で発売されなかったというのは僕の記憶違い。先日中古レコード店でVol.3を見つけて記憶がよみがえった。発売されていたが、Vol.2の印象が(当時の僕にとって)あまりよくなかったので買わなかったのだ(中学生でお金もなかった)。(97.6.14)

I was a Lover, a Leader of Man/Follow the Wind/Claustrophobia/Every I have to Cry/Take Hold of That Star/Could It Be/To Be or Not To Be/The Three Kisses of Love/Cherry Red/All of My LIfe/Don't Say Goodbye

ビー・ジーズ・ヒット・アルバム(オーストラリアの想い出)
Rare Precious and Beautiful vol.3
 (1969.9Japan)

 日本盤は、英米盤の『Rare Precious and Beautiful Vol.3 』から「Turn around, look at me」が削られている。

Wine and Women/I don't Think It's Funny/I am the World/The Battle of the Blue and the Grey/How Love was True/And the Children Laughing/You wouldn't Know/I Want Home/Timber!/I was a Lover, a Leader of Men/Peace of Mind

ノスタルジア INCEPTION / NOSTALGIA (1972.7Japan) ★

 このアルバムは1966年にビー・ジーズがオーストラリアで録音した未発表の音源によるもの。1970年にドイツとフランスでリリースされ、日本でも72年に発売された。アメリカ、イギリスでの発売はなく、その後、一部がオーストラリアで「Birth of Brilliance」として発売されただけのレアなアルバムだ。
 オーストラリア時代のビー・ジーズについては、別にまとめて解説した。

In the morning / Like nobody else / Daydream / Lonely winter / You're the reason / Coalman / Butterfly / Storm / Lum-de-loo / You're nobody till somebody loves you / You won't see me / The end / I'll know what to do / All by myself / Ticket to ride / I love you because / Paperback writer / Somewhere / The twelfth of never / Forever / Top hat / Hallelujah, I love her so / Terrible way to treat your baby / Exit, stage right 全24曲

アンソロジー 1993-1966 Anthology1963-1966 (92.11Japan)

 92年11月に唐突にテイチクから発売された。そのときのタイトルは『ビー・ジーズ・レア・ベスト・コレクション(You Wouldn't Know)』。97年3月に再発されたので、今でも手に入る。内容的には、1978年にオーストラリアで発売された4枚のコンピレーションのうち2枚からピックアップという感じだが、不明。裏ジャケットには、Licensed from LONG ISLAND CO.,LTD. ENGLAND と表記がある。 実はこのアルバムも、前の4枚も、疑似ステレオ盤。オーストラリアでは、『BIRTH OF BRILLIANCE 』という2CDのモノラル盤が出ているので、こちらを日本でも発売してほしい。

Spicks and Specks/The Three Kisses of Love/I don't Think It's Funny/Turn Around, Look at Me/I am the World/How Long was True/And the Children Laughing/You wouldn't Know/I Want Home/Follow the Wind/Could It be I'm in Love/To Be or Not To Be/Take Hold of That Star


以下は日本未発売

The Bee Gees Sing and Play 14 Barry Gibb Songs(1965) Australia ★

Bunbury Tails(1992) ☆


★はLPもCDも持っていないアルバム。 ☆は全曲は聴いていないアルバム。


シングル・リスト


 シングルに関しては、「過ぎ去りし愛の夢」までは全部持っているが、それ以降については、記憶に頼ったので、間違いも多いはず。特に、後半は、日本でのシングルの発売状況はほとんどわからない。「メロディ・フェア」「若葉のころ」など何度もシングルカットされているはずだが、不明。いつの日にか、日本発売のすべてのシングルについて、発売日も含めてデータを完成させたいと思っている。
 僕以上にビー・ジーズに詳しい方はたくさんいらっしゃると思いますので、情報をお持ちの方はご連絡ください。英米盤については。Joseph Brennan氏がホームページ The Brothers Gibb で公開している「Brothers Gibb Song Catalog 」を参考にしました。


◎日本盤シングル(写真)を見る

日本盤シングルの写真(とりあえず1972年まで)を掲載。若いファンの方には珍しく、初期の頃からファンの方には懐かしいかと思います。後期についても、そのうち、珍しいアルバムなども紹介していきます。


ふりかえった恋/ジェイミー・マックヒーターズ(68.3.10キングから発売)
Turn around Look at Me / Theme from "The Travels of Jamie McPheeters"(1964.10豪)
スピックス・アンド・スペックス/アイ・アム・ザ・ワールド (69.1.15)
Spicks and Specks / I am the World
ニューヨーク炭鉱の悲劇/誰も見えない
New York mining disaster 1941 / I can't see nobody (1967.4) 67.5 米
ラヴ・サムバディ/クローズ・アナザー・ドア 日本で最初のシングル
To love somebody / Close another door (1967.6) 67.7 米
マサチューセッツ/ホリデイ (67.12.25 / 81.1にジャケット違いで再発)
Massachusetts / Barker of the UFO (1967.9)
  Holiday / Every Christian lion hearted man will show you (1967.9 米)
  Massachusetts / Sir Geoffrey saved the world (1967.11 米)
ワールド/サー・ジェフリー (68.3.5)
World / Sir Geoffrey saved the world (1967.12) 米は発売なし
ワーズ/シンキング・シップス (68.5.5)
Words / Sinking ships (1968.1)
ジャンボー/恋するシンガー (68.7.15)
Jumbo / The singer sang his song (1968.3)
獄中の手紙/キティ・キャン (68.10.15)
I've gotta get a message to you / Kitty can (1968.7)
ジョーク/キルバーン・タワーズ (69.4.15)
I started a joke / Kilburn towers (1968.12)
若葉のころ/ランプの明り (69.7.15)
First of May / Lamplight (1969.2) 69.3 米
トゥモロウ・トゥモロウ/サン・イン・マイ・モーニング (69.9.15)
Tomorrow tomorrow / Sun in my morning (1969.5)
想い出を胸に/ザ・ロード
Don't forget to remember / The Lord (1969.8)
アイ・オー・アイ・オー/スウィートハート (70.6.10)
I. O. I. O. / Sweetheart (1970.3)
  If only I had my mind on something else / Sweetheart (1970.3 米)
  I. O. I. O. / Then you left me (1970.4 米)
ロンリー・デイ/恋するシーズン (71.3.10)
Lonely days / Man for all seasons (1970.11) 70.10 米
メロディ・フェア/若葉のころ (1971.6.10) 76.5再発
日本のみの発売
カントリー・ウーマン/傷心の日々 日本では「カントリー・ウーマン」がA面扱い
How can you mend a broken heart / Country woman (1971.6)
イン・ザ・モーニング/ラヴ・サムバディ (71.10.10)
日本のみの発売
過ぎ去りし愛の夢/ウォータールーに戻ろう
Don't wanna live inside myself / Walking back to Waterloo (1971.12)
マイ・ワールド/オン・タイム (72.3.10)
My world / On time (1972.1)
ラン・トゥー・ミー/アラスカへの道 (72.8.10)
Run to me / Road to Alaska (1972.7)
ほほえみの海/灯を消さないで
日本のみの発売
アライヴ/紙のチサとキャベツと王様

Alive / Paper mache, cabbages and kings (1972.11)
希望の夜明け/人生は歌のように
Saw a new morning / My life has been a song (1973.3) 73.1 米
ひとりぼっちの夏/エリーサ
Wouldn't I be someone / Elisa (1973.6) 73.7 米
  Wouldn't I be someone / King and country (73.独)
ホリデイ/ニューヨーク炭鉱の悲劇 (73.11)
日本のみの発売
ミスター・ナチュラル/マッチ・トゥ・ミー
Mr Natural / It doesn't matter much to me (1974.3)
幸せの1ペンス/アイ・キャント・レット・ユー・ゴー
Throw a penny / I can't let you go (1974.6)
愛のシャレード/ヘヴィー・ブレッシング
Charade / Heavy breathing (1974.8)
ジャイヴ・トーキン/ウィンド・オブ・チェンジ
Jive talkin' / Wind of change (1975.3) 75.7 米
ブロードウェイの夜/宇宙の片隅 (75.12)
Nights on Broadway / Edge of the universe (1975.9)
ファニー/カントリー・レーンズ
Fanny / Country lanes (1976.1) 76.2 米
ユー・シュッド・ビー・ダンシング/サブウェイ
You should be dancing / Subway (1976.7)
偽りの愛/愛の侵入者
Love so right / You stepped into my life (1976.9)
ブーギ・チャイルド/恋人同志
  Boogie child / Lovers (1977.1 米)
  Children of the world / Boogie child (1977.2)
宇宙の片隅/ワーズ
Edge of the universe (live) / Words (live) (1977.7)
愛はきらめきの中に/キャント・キープ・ア・グッド・マン・ダウン (77.12.1)
How deep is your love / Can't keep a good man down (live) (1977.10)
ステイン・アライヴ/アイ・キャント・ハヴ・ユー (78.3.1)
Stayin' alive / If I can't have you (1978.1) 77.12 米
恋のナイト・フィーヴァー/ダウン・ザ・ロード (78.6.1)
Night fever / Down the road (live) (1978.2)
失われた愛の世界/レスト・ユア・ラヴ・オン・ミー (78.12.21)
Too much heaven / Rest your love on me (1978.11)
哀愁のトラジディ/アンティル (79.3.10)
Tragedy / Until (1979.2)
ラヴ・ユー・インサイド・アウト/アイム・サティスファイド (79.7.1) 「TDKCF使用曲」と入ったジャケット違いがある
Love you inside out / I'm satisfied (1979.4)
愛のパラダイス/ウィンド・オブ・チェンジ
Spirits / Wind of change (live) (1979.12)
愛はトライアングル/愛はトライアングル(インストゥルメンタル) (81.10.1)ジャケット違いがある
He's a liar / He's a liar (inst) (1981.9)
リヴィング・アイズ/アイ・スティル・ラヴ・ユー
Living eyes / I still love you (1981.11)
ふたりの楽園/ナッシング・クッド・ビー・グッド
Paradise / Nothing could be good (1982.1 オランダ)
ウーマン・イン・ユー/ステイン・アライヴ
The woman in you / Stayin' alive (1983.5)
よりそう二人/アイ・ラヴ・ユー・トゥ・マッチ(インストゥルメンタル)
Someone belonging to someone / I love you too much (inst) (1983.6)
ライフ・ゴーズ・オン/ブレークアウト (1984.3)
日本のみの発売
ユー・ウィン・アゲイン/バックタファンク CDは88.3.25
You win again / Backtafunk (1987.8)
  Angela / You win again (remix) (1988.2? 独)
  You win again / Will you ever let me (late1989 米)
E・S・P/オーヴァーナイト
E . S . P / Overnight (1987.10 or 12)
  Crazy for your love / Giving up the ghost (1987.12 or 1988.2)
恋のナイト・フィーヴァー/ユー・シュッド・ビー・ダンシング CD(88.5.1)
愛はきらめきの中に/ステイン・アライヴ CD(88.5.1)
オーディナリィ・ライヴス/ウィング・アンド・ア・プレイヤー CD (89.5.25)
Ordinary lives / Wing and a prayer (1989.4?)
ONE/フレッシュ・アンド・ブラッド CD (89.10.10)
One / Flesh and blood (1989.7?)
  One / Wing and a prayer (1989.7 米)
  Tokyo nights / Will you ever let me (late 1989 独)
  Bodyguard / Will you ever let me (early 1990 米 豪)
シークレット・ラヴ/ヒューマン・サクリファイス CD (91.5.10)
Secret love / True confessions (1991.3)
  When he's gone / Massachusetts / You win again(1991.5)
  The only love / Massachusetts / You win again (1991.8)
  Happy ever after / Evolution (1991 米 cassette only).
ペイイング・ザ・プライス・オブ・ラヴ/マイ・デスティニィ CD (93.9.26)
Paying the price of love / My destiny (1993.8) 米は発売なし
  Paying the price of love / Decadance (1993.8)
  How to fall in love / 855-7019 / Fallen angel (1994.4)
  How to fall in love / I've gotta get a message to you / Tragedy / New York mining disaster 1941 (1994.4)
  Kiss of life / 855-7019 (1994.4 独)
  Kiss of life / Stayin' alive / Too much heaven / Massachusetts (1994.4 独)
誰がために鐘は鳴る/デカダンス〜ユー・シュッド・ビー・ダンシング CD (93.12.20)
For whom the bell tolls / Decadance (1993.11) 94.1 米 ※
  For whom the bell tolls / New York mining disaster 1941 / I've gotta get a message to you / Massachusetts (1993.11) 94.1 米
  For whom the bell tolls /I've gotta get a message to you / Tragedy / New York mining disaster 1941 (英)
メロディ・フェア/若葉のころ(1995.8.25) CD
スズキアルトのCMソング 
若葉のころ/愛はきらめきの中に(1996.5.4) CD
TVドラマの主題歌として、日本のみの発売
アローン/もっと近くに/リングス・アラウンド・ザ・ムーン (97.3.10)CD
Alone / Closer than close / Rings around the moon (1997.2英) 97.3 米
 Alone / How Deep is Your Love / Words / I've gotta Get a Message to You (英)
 Alone [single mix] / Stayin' Alive [1996] (1997.5 米)
 Alone [single mix] / Stayin' Alive [1996] / Decadance / Rings around the moon (1997.6 米)
 I could not Love You More / Jive Talkin' [Storytellers] / To Love Somebody [Storytellers] / Stayin' Alive [1996] (1997.6 英米)
 I could not Love You More / Love never Dies / Brit Award Medley (1997.6 英米)

ロビン・ギブ Robin Gibb
救いの鐘/マザー・アンド・ジャック (69.10.15)
Saved by the bell / Mother and Jack (1969.6)
ミリオン・イヤーズ/ウィークエンド
One million years / Weekend (1969.12)
夏と秋の間に/微笑みを僕に
August October / Give me a smile (1970.2)
オー・ダーリング/シーズ・リーヴィング・ホーム
Oh! darling / She's leaving home (1978.7)
マーシィ・レヴィとロビン・ギブ:ヘルプ・ミー/ヘルプ・ミー(インストゥルメンタル)
Marcy Levy and Robin Gibb: Help me / Help me (instr) (1980.9)
ジュリエット/ハーツ・オン・ファイアー
Juliet / Hearts on fire (1983.6)
  How old are you / [Danger ?] (1983.10)
Another lonely night in New York / I believe in miracles (1984.1)
恋するボーイズ/愛はダイヤモンド (84.8) (86.7) '86JAL沖縄キャンペーンCM
Boys do fall in love / Diamonds (1984.5)
Secret agent / Robot (1984.8)
  In your diary / Robot (1984 米)
ライク・ア・フール/
Like a fool / Possession (1985.11)
Toys / Do you love her (1986 米)

モーリス・ギブ Maurice Gibb
レイルロード/帰ってきた僕
Railroad / I've come back (1970.4)
  Hold her in your hand / Hold her in your hand (instr) (1984.9)

バリー・ギブ Barry Gibb
想い出のくちづけ/ジス・タイム
I'll kiss your memory / This time (1970.5)
  A day in the life / Nowhere man (1978)
シャイン,シャイン/シー・セッズ 日本発売84年9月
Shine shine / She says (1984.8)
ファイン・ライン(ダンス・ヴァージョン)/ファイン・ライン/恋人たちの夜 12インチシングルのみ
Fine line / Stay alone (1984.10)
  Childhood days / Moonlight madness (1988.8)

その他
バーブラ・ストライザンド&バリー・ギブ:ギルティ/ライフ・ストーリー ※
Barbra Streisand and Barry Gibb: Guilty / Life story (1980.10)
  The Bunburys: We're the Bunburys / Chapter one "Record breakers" (1986.8)
  The Bunburys: Fight / We're the Bunburys (1989.1)
  The Bunburys: Seasons / We're the Bunburys (1992)
  No Hat Moon: Seasons / We're the Bunburys (1992)

アンディ・ギブ Andy Gibb
  Words and music / Westfield mansions (1975 豪)
恋のときめき/イン・ジ・エンド
I just want to be your everything / In the end (1977.5)
愛の面影/ワーズ・アンド・ミュージック
(Love is)Thicker than water / Words and music (1977.9)
シャドー・ダンシング/レット・イット・ビー・ミー (78.6.21)
Shadow dancing / Let it be me (1978.4)
永遠(とわ)の愛/フローウィング・リヴァース
An everlasting love / Flowing rivers (1978.7)
愛をすてないで/夢のほほえみ
(Our Love)Don't throw it all away / One more look at the night (1978.9)
ディザイアー/ウェイティング・フォー・ユー
Desire / Waiting for you (1980.1)
アイ・キャント・ヘルプ・イット(デュエット:オリビア・ニュートン・ジョン)
Andy Gibb and Olivia Newton-John: I can't help it / Someone I ain't (1980.3)
タイム・イズ・タイム/アイ・ゴー・フォー・ユー
Time is time / I go for you (1980.11)
君にサヨナラ/愛のメロディ
Me / Melody (1981.2)
夢を見るだけ/グッド・フィーリング
All I have to do is dream / Good feeling (1981.8)


映像で見るザ・ビー・ジーズ


 僕が持っているビー・ジーズのレーザーディスクは2枚ある。

 1枚は、「Music Biography The Bee Gees 1967-1978」(54分)という、彼らの足取りをミュージック・クリップをコラージュしながらまとめたもの。日本では、1992年に、パイオニアLDCから、「スーパースター・コレクション・シリーズ」のひとつとして発売された。他のラインナップは、マーク・ボランやアバ、ジェームス・ブラウン、キンクス、アレサ・フランクリンなど、種々雑多なものが並んでいる。

 ビー・ジーズの3人へのインタービューは一切なく、彼らの歩みは英文のテロップで紹介されるだけ。これまでの映像をつなぎ合わせて編集しただけといってしまえば、それだけだが、それまでビー・ジーズ関連の映像を目にする機会はほとんどなかったので、とても新鮮だった。

 もう1枚は「One for All Tour Live」(112分)。1989年オーストラリア・メルボルンのナショナル・テニスセンターのコンサートを収録したもので、発売は1992年。ビージーズにとっては10年ぶりのコンサートツアーで、僕も横浜アリーナでのライブに行った。それだけに、このビデオは楽しかった。

 CompuServeのオンラインショッピングで見つけて、注文したが、確かそのあと日本版も出たはずだ。

 そして、4月の終わりに、レコード店を覗いていたら、30周年記念のビデオ「Keppel Road〜The Life and Music of the Bee Gees」(93分)を見つけた。帯には、兄弟へのインタビューと貴重な映像で構成という内容が書かれていたが、家に帰って見たら、「驚くべき事実」をいろいろと発見した。

 今までビージーズは、両親の都合でイギリスからオーストラリアに行って、そこでレコードを出したりTVに出たりして有名になっていったと思っていた。

 しかし、このビデオによれば、マンチェスターにいた当時から3人で歌い始め、しかも、バリーとモーリスは放火までする不良で、保護観察にもなったことがあったそうだ。

 施設に入れられそうになって、イギリスにいられなくなって、オーストラリアに行くことにしたというのだ。父親は仕事がなくて、兄弟のバックでドラムを叩いたり、車の運転をしたりしていたという。

 こんな話が、3人の口から語られていく。

 ロビンが一時脱退したときの事情。直接の引き金は、若葉の頃とランプの明かりのどちらをA面にするかでもめたこと。「ラン・トゥーミー」以降ヒットが出なくなって、レコード会社にもマネージャにも見放されたこと。エリック・クラプトンに相談したら、アメリカで録音したらどうかとすすめられたこと。

 そして、アンディの死についてなど、今まであまりふれられなかった内容ばかりだ。「サタデイ・ナイト・フィーバー」の彼らをパロディにしたテレビのコントの映像も出てきて、日本ではわからないだけに、面白かった。

 インタビューが中心なので、『スティル・ウォータズ』収録の新曲などスタジオライブ以外の曲、特に古い映像についてはさわり程度で、じっくり聴くわけにはいかないが、全体としてはよくできている。マイアミのスタジオでの新録音のライブも、来年(98年)には日本にも来るというツアーを予感させてくれる。

 映画『サージェント・ペパーズ〜』の映像や、ディオンヌ・ワーウィックや、ケニー・ロジャース、ドリー・パートンの映像など貴重なものも多い。以前の2 枚も含めて、3枚を見ると、ビー・ジーズの全体像が歴史も含めてよくわかるという感じだ。しかも、音楽ビデオとしても楽しめる。

 1979年のスピリッツツアーのビデオなどもアメリカでは発売したのだろうか。おそらくTVでは放映されているようだから、機会があれば見てみたい。ライブなど未公開の映像はまだまだたくさんあるようだから、これからビー・ジーズの映像がもっと公開されることを期待したいものだ。(1997.4.29)


 以下に、3枚のLDの曲目と内容を紹介しました。どの時期の映像か正確にわからないものも多いので、ご存じの方は、ぜひご連絡ください。

Music Biography The Bee Gees 1967-1978

1.哀愁のトラジディ/2.バトル・オブ・ブルー・アンド・グレイ/3.スピックス・アンド・スペックス/4.ニューヨーク炭鉱の悲劇/5.マサチューセッツ/6. ワーズ/7.獄中の手紙/8.ジョーク〜9.若葉のころ/10.トゥモロウ・トゥモロウ/11.想い出を胸に/12.傷心の日々/13.マイ・ワールド/14.ジャイヴ・トーキン/15.ブロードウェイの夜/16.ユー・シュッド・ビー・ダンシング/17. 愛はきらめきの中に/18.ステイン・アライヴ/19.恋のナイト・フィーバー/20. 失われた愛の世界/21.ワールド

1.12.15.16.17.18.19.は、79年のスピリッツツアーの映像。16.にはアンディ・ギブがゲスト参加。4.7は、それより以前のコンサートかスタジオライブ。2. はオーストラリアのTV番組から、超初期の貴重な映像。3.5.7.でも当時のモノクロ映像が見られる。8.〜9.のメドレーはトム・ジョーンズ・ショーから。11.はTV 番組の『キューカンバー・キャッスル』の映像。20.はユニセフのコンサート。

Keppel Road〜The Life and Music of the Bee Gees

A面
1.スティル・ウォーターズ・ラン・ディープ/2.ロリポップ/3.シェリト・リンド(ミルス・ブラザース)/4.ニューヨーク炭鉱の悲劇/5.マサチューセッツ/6.ラヴ・サムバディ/7.ワールド/8.獄中の手紙/9.傷心の日々/10.ジャイヴ・トーキン/11.恋のナイト・フィーヴァー/12.ステイン・アライヴ

B面
1.哀愁のトラジディ/2.ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト/3.ギルティ〜別離(わかれ)(バーブラ・ストレイザントとバリー・ギブ)/4.ハートブレイカー(ディオンヌ・ワーウィック)/5.アイランド・イン・ザ・ストリーム(ケニー・ロジャースとドリー・パートン)/6.チェイン・リアクション(ダイアナ・ロス)/7.ジャスト・イン・ケース/8.ユー・ウィン・アゲイン/9.ユー・シュッド・ビー・ダンシング/10.失われた愛の世界〜オーディナリー・ライヴス/11.もうこれ以上愛せないほど/12.ワン/13.アイ・サレンダー

A-1.4.6.はマイアミのミドル・イアー・スタジオで3人でのアコースティックライブ。A-9.10.B-1.13.は同じスタジオでのバックをつけたライブ。A-8.-11.はスタジオでプロモビデオ風に撮ったもの。というように演奏が収録されている映像は、最近のライブが中心。昔のライブやプロモフィルムは、さわりが使われる程度。B-2.は映画『サージェント・ペパーズ〜』の1シーン。B-4は前半がディオンヌ・ワーウィックのスタジオライブフィルムで、後半はOne for All Tourからの映像。B-5.は、前半がOne for All Tourからで、後半はドリー・パートンとケニー・ロジャースのステージ。B-6.はダイアナ・ロスのプロモビデオ。この辺は貴重。B-7では、インタビューに応えて3人での曲作りの様子を紹介。B-9.は「Music Biography The Bee Gees 1967-1978」と同じアンディ・ギブがゲスト参加しているコンサート。B-12.はマイアミでのハリケーン救済コンサートから。

One for All Tour Live!

A面
1.オーディナリー・ライヴズ/2.ギヴィング・アップ・ザ・ゴースト/3.ラブ・サムバディ/4.獄中の手紙/5.ONE/6.TOKYOナイツ/7.ワーズ/8.ジュリエット/9.ニューヨーク炭鉱の悲劇/10.ホリデイ/11.失われた愛の世界/12.ハートブレーカー/13.アイランド・イン・ザ・ストリーム/14.ラン・トゥーミー/15. マイ・ワールド/16.スピックス・アンド・スペックス/17.ロンリー・デイ

B面
1.愛はきらめきの中に/2.ネイバーフッド/3.傷心の日々/4.ハウス・オブ・シェイム/5.ジョーク/6.マサチューセッツ/7.ステイン・アライヴ/8.ブロードウェイの夜/9.ジャイヴ・トーキン/10.ユー・ウィン・アゲイン/11.ユー・シュッド・ビー・ダンシング


オーストラリア時代のビー・ジーズ


 ビー・ジーズは、1967年にイギリスに渡って世界デビューする以前、オーストラリアで演奏活動をし、1963年からシグルやアルバムをヒットチャートに送り込んでいた。オーストラリア時代にレコーディングされた楽曲は、何度かアルバムとしてリリースされているが、ここではそれをまとめてみよう。

 ビー・ジーズはオーストラリアでは、1965年11月に「THE BEE GEES SING AND PLAY 14 BARRY GIBB SONGS」、1966年11月に「SPICKS AND SPECKS」という2枚のアルバムをリリースしている。それぞれ、1枚目がシングルのAB面11曲プラス新録3曲、2枚目がシングルのAB面5曲プラス新録7曲という内容だ。さらに、ビー・ジーズがオーストラリアを離れたあと、2枚のアルバムに未収録のシングル9曲と、既収録の3曲を収めたアルバム「TURN AROUND, LOOK AT US」が1967年に発売された。この3枚のアルバムは重複した曲はなく、全部で35曲になる。

 以上のオーストラリアの3枚のアルバムは、1968年から69年にかけて 「RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL」「同Vol.2」「同Vol.3」として発売された。68年3月リリースの「RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL」は「SPICKS AND SPECKS」と同じ内容。68年11月の「Vol.2」と69年2月の「Vol.3」は曲が組み替えられている。「RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL」と「同Vol.2」は、「スピックス・アンド・スペックス」「若き日の想い出」というタイトルで日本でも発売された。

 その後、70年に「INCEPTION / NOSTALGIA」という2枚組LPがドイツとフランスでリリースされたが、これには、オーストラリア時代の未発表曲24曲が収められていた。このLPは、1972年7月に日本でも発売され、その後その一部がフランスやアルゼンチンで再発売されているが、現在は手に入れるのが難しいLPになっている。

 1978年にオーストラリアで、「BIRTH OF BRILLIANCE」として発売された2枚組LPは、オーストラリア時代の3枚のLPから22曲、「INCEPTION / NOSTALGIA」から10曲を収録。「BIRTH OF BRILLIANCE」は、94年3月にオーストラリアでCDとしても発売された。

 オーストラリア時代にシングルやアルバムで発表された35曲は、1978年8月に4枚のLP「MONDAY'S RAIN」「TAKE HOLD OF THAT STAR」「TURN AROUND, LOOK AT ME」「PEACE OF MIND」の4枚のLPに分けて発売された。各LPは9曲を収録して、1曲だけ重複している。

 現在オーストラリア時代のビー・ジーズの音源は、CDとしては、「SPICKS AND SPECKS」(「RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL」と同じ内容)と「BIRTH OF BRILLIANCE」を初めとして、中途半端な内容のものが何枚か出ている状況。ビートルズのアンソロジーのように、まだ未発表の曲も含めて、その全貌をCDのセットで聴ける状況が来る日を楽しみに待ちたい。(1997.6.2)


The Bee Gees Singles in Australia

The battle of the blue and grey / The three kisses of love (1963.3)
Timber! / Take hold of that star (1963.8)
Peace of mind / Don't say goodbye (1964.3)
Claustrophobia / Could it be (1964.8)
Turn around look at me / Theme from "The Travels of Jamie McPheeters" (1964.10)
Every day I have to cry / You wouldn't know (1965.3)
Wine and women / Follow the wind (1965.9)
I was a lover, a leader of men / And the children laughing (1965.10)
Cherry red / I want home (1966.3)
Monday's rain / Playdown (1966.5)
Monday's rain / All of my life (1966.6)
Spicks and specks / I am the world (1966.9)
Born a man / Big chance (1967.2)

LPs in Australian Days

THE BEE GEES SING AND PLAY 14 BARRY GIBB SONGS (1965.11 Aus.)
SPICKS AND SPECKS (1966.11 Aus.)
TURN AROUND, LOOK AT US (1967 Aus.)
RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL (1968.3 UK Ger 1968.11 US)
RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL Vol.2 (1968.11 UK Ger 1970.2 US)
RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL Vol.3 (1969.2 UK Ger no US release)
INCEPTION / NOSTALGIA (1970)
BIRTH OF BRILLIANCE (1978)
MONDAY'S RAIN (1978.8 US)
TAKE HOLD OF THAT STAR (1978.8 US)
TURN AROUND, LOOK AT ME (1978.8 US)
PEACE OF MIND (1978.8 US)
BEE GEES BONANZA (1978.8 UK)


Songs by the Bee Gees in Australia 1963-1966

*1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9 *10 *11 *12 *13 *14 *15
*A The battle of the blue and grey - - o - - o - o - - o - - - o
The three kisses of love - - o - o - - o - o - - o o o
Timber! o - - - - o - o - - - o - - -
Take hold of that star o - - - o - - - - o - - o o o
Peace of mind o - o - - o - o - - - o - - -
Don't say goodbye o - - - o - - - - - - o o - -
Claustrophobia o - - - o - - o - o - - o - o
Could it be o - - - o - - o - o - - o o o
Turn around look at me - - o - - o - o - - o - - o o
Theme from "The Travels of Jamie McPheeters" - - o - o - - o - o - - o - o
Every day I have to cry - - o - o - - o - o - - o - o
You wouldn't know o - - - - o - - - - o - - o o
Wine and women o - o - - o - o - - o - - - o
Follow the wind o - - - o - - - - o - - o o o
I was a lover, a leader of men o - o - o o - o - o - o o - o
And the children laughing o - - - - o - - - - o - - o o
Cherry red - - o - o - - o - - - o o - -
I want home - - o - - o - o - - o - - o o
Monday's rain - o - o - - - o o - - - o - o
Playdown - o - o - - - - o - - - o - o
All of my life - - o - o - - - - - - o o - -
Born a man - o - o - - - o - - - o o - -
Big chance - o - o - - - - o - - - o - o
Spicks and specks - o - o - - - o o - - - o o o
I am the world - - o - - o - o - - o - - o o
*B I don't think it's funny o - - - - o - o - - o - - o o
How love was true o - - - - o - o - - o - - o o
To be or not to be o - - - o - - o - o - - o o o
*C How many birds - o - o - - - o o - - - o - o
Second hand people - o - o - - - o o - - - o - o
I don't know why I bother with myself - o - o - - - - o - - - o - o
Jingle jangle - o - o - - - - - - - o o - -
Tint of blue - o - o - - - - - - - o o - -
Where are you - o - o - - - - o - - - o - -
Glass house - o - o - - - - o - - - o - o
*D In the morning - - - - - - o o - - - - - - -
Like nobody else - - - - - - o o - - - - - - -
Daydream - - - - - - o - - - - - - - -
Lonely winter - - - - - - o o - - - - - - -
You're the reason - - - - - - o - - - - - - - -
Coalman - - - - - - o o - - - - - - -
Butterfly - - - - - - o o - - - - - - -
Storm - - - - - - o o - - - - - - -
Lum-de-loo - - - - - - o - - - - - - - -
You're nobody till somebody loves you - - - - - - o - - - - - - - -
You won't see me - - - - - - o o - - - - - - -
The end - - - - - - o - - - - - - - -
I'll know what to do - - - - - - o - - - - - - - -
All by myself - - - - - - o o - - - - - - -
Ticket to ride - - - - - - o - - - - - - - -
I love you because - - - - - - o - - - - - - - -
Paperback writer - - - - - - o - - - - - - - -
Somewhere - - - - - - o - - - - - - - -
The twelfth of never - - - - - - o - - - - - - - -
Forever - - - - - - o - - - - - - - -
Top hat - - - - - - o - - - - - - - -
Hallelujah, I love her so - - - - - - o - - - - - - - -
Terrible way to treat your baby - - - - - - o o - - - - - - -
Exit, stage right - - - - - - o o - - - - - - -

*1 THE BEE GEES SING AND PLAY 14 BARRY GIBB SONGS
*2 SPICKS AND SPECKS
*3 TURN AROUND, LOOK AT US
*4 RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL
*5 RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL, volume 2
*6 RARE PRECIOUS AND BEAUTIFUL, volume 3
*7 INCEPTION / NOSTALGIA
*8 BIRTH OF BRILLIANCE
*9 MONDAY'S RAIN
*10 TAKE HOLD OF THAT STAR
*11 TURN AROUND, LOOK AT ME
*12 PEACE OF MIND
*13 BONANZA
*14 Anthology1963-1966 (92.11Japan)
*15 TO BE OR NOT TO BE

*A 12 singles in Austraria (single A-side [Monday's rain] have 2 diferent B-side [Playdown] and [All of my life]
*B recorded for THE BEE GEES SING AND PLAY 14 BARRY GIBB SONGS
*C recorded for SPICKS AND SPECKS
*D probably demo version released as INCEPTION / NOSTALGIA


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