そんなやり取りの最中、オレは雅史がミョーなこと
をしているのに気がついた。
サンドイッチのレタスを指でつまんで、じっと見つ
めている…。
ついでに薄笑いなんかも浮かべてるあたりが、不気
味だといえば不気味だ。
「なあ雅史。そのレタス、どーかしたのか?」
雅史はちょと驚いて、
「あ…別に、なんでもないよ。これにO−157が、
ついているかなぁとか思ってたんだ」
と苦笑混じりに言った。
「お前――」
(注)O−157の発生源は今のところ明確になっておりません。
単なる冗談ですから、本気にしないように(^^;)
「マサシ、ハムスター狩ってるの?」
レミィが身を乗出すように訊いた。
「う、うん。そうなんだ」
意外な人物の、意外な反応に、雅史も少し驚いた様
子だった。
「アタシと同じだなんて…マサシ、良い趣味してるヨ」
「レミィもハムスター、飼ってるの?」
「YES! …マサシの、どんなハムスター?」
「僕は、ジャンガリアンが二匹だよ」
会話は続いているが、なんか変な気がする…。
さもないとオレは、美しき凶器のハンターの手にか
かって――。
…ハンター!? 獲物!?
そうだ!!
「レミィ! サンダーバード!!」
オレはとっさに、下手な英語で叫び、適当な方角を
指差した。
「Where is this?」
オレの英語は通じたらしく(英語というほどではな
いけど)、レミィは英語で応えてくれた。
「あっち、あっち!」
オレは夢中で指差した。
するとぐーぜんにも、指差した方向にサンダーバー
ドのセットが組んであった。
ここはどこだぁぁ!!!
さもないとオレは、美しき凶器のハンターの手にか
かって――。
…ハンター!? 獲物!?
そうだ!!
「レミィ! ビックバード!!」
オレはとっさに、下手な英語で叫び、適当な方角を
指差した。
「Where is this?」
オレの英語は通じたらしく(英語というほどではな
いけど)、レミィは英語で応えてくれた。
「あっち、あっち!」
オレは夢中で指差した。
するとぐーぜんにも、指差した方向でセサミストリ
ートのロケをしていた。
ここはどこだぁぁ!!!