'95 Autumn
1995.9.7 〜 9.10



  1日目  名古屋空港 → 新千歳空港 → 札幌 → 稚内 (泊)
  2日目  稚内 → 宗谷岬 → サロベツ原生花園 → 留萌 → 旭川 (泊)
  3日目  旭川 → 旭川競馬場 → 旭川 → 札幌 (泊)
  4日目  札幌 → 小樽 → 新千歳空港 → 名古屋空港


  恒例の夏の北海道、この年はちょっと時期がずれて、9月に実施。
  まずは、いつもどおり名古屋から新千歳へ、快速エアポートで札幌へ行き、そこから北の果て稚内を目指す。札幌から列車に乗ること6時間。半日丸々かけての移動である。旭川から北は延々と原野の中を走る感じ。稚内の手前、抜海あたりでは左手に利尻富士がくっきりと見える。列車もスピードを落としてくれる。稚内到着は夕刻。ホテルへ直行。明日に備えることに。


  2日目、稚内駅でレンタカーを借り、まずは宗谷岬へ。この最北端の地を訪れるのは2回目。日本最北端といっても、厳密には岬の先のほうにある岩だけの小さな島が最北端らしいが・・・
  再び稚内方面へ戻り、今回の旅の目標でもある、日本海オロロンラインをひたすら南下することにする。この日、利尻富士の頂上付近は常に雲をかぶっていて、最後まで姿全体を見せてくれなかったのは残念。途中、サロベツ原生花園へ立ち寄る。花の時期からはかなりずれているのでほとんど咲いてはいなかった。花の全盛のシーズンに訪れれば、利尻富士をバックになんとも言えない光景に出会えるのであろう。オロロンラインは日本海沿いを走る非常に快適なロード。延々直線が続くところもあり、北の大地の広大さを感じ取れる。途中、北緯43℃を通過。アルファベットのNをデザインしたモニュメントが建っている。天文台のある初山別を過ぎ、留萌からは海岸線を離れ、内陸へと旭川を目指す。旭川で車を返却し、ホテルへチェックイン。快適な1日であった。


  3日目は、ホテルの前から無料送迎バスに乗り、郊外にある旭川競馬場へ。競馬といっても、普通の競馬ではなく、ばんえい競馬である。北海道だけで行われている、普通のサラブレッドの倍ぐらいの体重のばん馬が1トン以上もある鉄のそりを引いて、途中2つの山のある直線コースで競うものである。騎手はそりの上に乗って馬を操る。当然ながら、スピードは人間が歩くぐらいのスピードで、客が馬と一緒になってスタートからゴールまで歩いているのが、何となくおかしい。それで、このばんえい競馬であるが、なかなか奥が深い。最初リードしていても山で手間取って、追いつかれてしまったり、中には山の途中で座り込んでしまったりで、「おいおい何休んどんねん!!」てなもんでなかなか当たらない。結果はいつものとおりで・・・
  この後、旭川駅へ戻り、JRの特急で札幌へ向かう。この日は札幌泊まり。


  4日目、札幌からJRの快速で小樽へ、別に特に興味があるというわけではないが、石原裕次郎記念館へ行く。その後、ぶらぶらと運河沿いを歩いて小樽駅へ戻り、快速エアポートで新千歳空港へと向かい帰途につく。

       オロロンライン     小樽運河


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