'96 Summer
1996.8.25 〜 8.28



  1日目  名古屋空港 → 新千歳空港 → 早来 → 新冠 → 静内 (泊)
  2日目  静内 → 襟裳岬 → 広尾 → 釧路 (泊)
  3日目  釧路 → 細岡展望台 → 摩周湖 → 開陽台 → 野付半島 → 知床
         → 小清水原生花園 → 網走 (泊)
  4日目  網走 → 能取岬 → 能取湖 → 美幌峠 → 女満別空港 → 名古屋空港


  1日目、空港からレンタカーで日高へかつての名馬に会いに行く。まずは、空港から近い早来の社台スタリオンステーションへ。ここにはトウカイテイオーやメジロマックイーンがいる。その後、門別の日西牧場へ、ここではビワハヤヒデに出会う。次に新冠の優駿スタリオンステーションへ行き、またオグリキャップに会う。次に静内へ行き、案内所で見学の申し出を行い、アロースタッドへ、メジロライアンやタマモクロスたちを見学する。この頃は、見学者のマナーの悪さが問題となっていて、牧場は観光施設でもなんでもなく、牧場の方々のご好意で見学させていただいているということもわからず、中には、走っている姿を写真に撮りたいがために石を投げつけたりする大バカ者もいたとか。馬が驚いて柵に脚でもぶつけ大怪我でもさせたら、お前らが一生働いても返せないぐらいの賠償金が課せられることなどわかりもしないのだろう。
  この後、ウィンズ静内で新潟記念の馬券を購入。結果は聞くまい・・・ この日は静内泊まり。


  2日目は、静内から国道235号を走り、浦河、様似を通り、襟裳岬へと向かう。岬に立つと非常に風が強い。やっぱり、自然とあの歌を口ずさんでしまう。「えりーもの春ーはー何もない春ですー」
  その後は海岸沿いの黄金道路を北上、広尾を通り、釧路へと急ぐ。途中、田んぼの真ん中に立つハルニレの木へ立ち寄る。「この木何の木」のCMにも使われたのだとか。釧路市湿原展望台へ寄り、夕方、釧路へ到着。


  3日目、まずは国道391号を走り、釧路湿原・細岡展望台へ、国道からしばらくダート道を走ったところにある展望台から見る湿原は非常に広大、快晴の天気もありとても気持ちがいい。続いて摩周湖へ。以前訪れたときは歌のとおり霧で何も見えなかったが、今回は快晴、第三展望台から鏡面のようなブルーの湖面がはっきりと見える。その後、開陽台へ。ここからは360度見渡せ、地平線を眺めると、キャッチフレーズ通り地球は丸いということが本当で実感できる。そこから野付半島へ。両側を海で挟まれた狭い砂州の上の道路を半島の先のほうへ進む。そこにはトドワラがある。トドワラとは、天然のトドマツ林が海水の侵入や潮風によって自然に立ち枯れたもの。近年は風化が進み、倒れてしまっているものも多くなってきているとか。再び半島を取って返し知床方面へ向かう。知床峠を越え、ウトロから網走方面へ走る。途中、国道を離れダート道を山のほうへ走る。登りきったところからの眺めがまたすごい。はるか斜里のまちへと続く直線道路がずっと見渡せるのである。さすが北海道という感じ。下調べが功を奏したという感じである。小清水原生花園へ立ち寄り、網走へは17時過ぎに到着。


  最終日は能取岬へ、牧草地には牛が草を食む姿が見られ、のどかな雰囲気。その後、能取湖畔へ、最盛期は9月なので、ちょっと時期的には早かったが、赤いサンゴ草がところどころで見られる。帰りは女満別空港からの予定だが、まだ少し時間があったので、いったん空港を通り過ぎ、美幌峠へ行く。ここからの屈斜路湖の眺めは、よく写真で見る大パノラマ。女満別空港へ戻り帰途につく。

       釧路湿原      摩周湖

       羅臼岳       サンゴ草


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