Hong-Kong /
Macau Tour '99
∩日時:1999/10/16(sat)
- 18(mon)
∩場所:香港(ホンコン)、澳門(マカオ)
∩旅の目的:
香港(新界、New Territories)で暮らす妹夫婦を母と訪問。母は昨年に続き2度目(前回は名古屋からJALで。今回は日程の都合で私と成田から渡航)。私の最大の興味の一つは競馬事情。期間は2泊3日と短いが出来るだけ見聞を広げてきた。
∩1日目:
新宿(6:07発) +++ <成田エキスプレス1号>
+++ 成田空港(7:xx着)
成田(10:00発)=== <Cathay Pacific : CX509便> === 香港(14:40、現地時刻13:40)
..妹の旦那 John
さんに迎えに来てもらう。空港の外は東京とは違い蒸し暑かった。
香港国際空港 --- <的士(TAXI)> ---
大埔(Tai Po)
..とりあえず2人が住むマンションへ。空港があるランタオ島(Lantau、大嶼山)から香港市街地にアクセスするにはTAXIの他にはバス、鉄道を利用できる。沙田での競馬開催はまさにこの日の昼であったため、Johnが気を遣ってくれて、1レースでも多く観戦できるように早く着けるTAXIを選択。大埔のマンションには妹の姿はなく、仕事中らしく連絡もとれなかった。いつ帰ってくるかも分からなかったため妹は連れずに沙田(Sha
Tin)へ。 沙田競馬場入り口(56KB)
大埔 --- <的士> --- 沙田競馬場(16:00頃) 、競馬観戦記はこちら。
沙田(18:00頃) --- <的士>
--- 大埔
..マンションには妹が戻っていた。近所のインド料理レストランへ夕食へ。インド人が経営する店で、地元の香港人より外国人居住者らしい客が多かった。マンションに戻ってからは、翌日の予定に備えて早めに就寝。
∩2日目:
..朝。マンション街下の中華料理レストラン”金翠宮海鮮酒家”で飲茶(ヤムチャ)。丸テーブルが100台くらいある広い店で、席は殆ど埋まっていた。週末ともなると朝から店内は満席、外で並ぶこともあるというほどの人気。おばちゃんが店内を様々な料理を載せた台車を押して回っていて、好きなものを選んで食べる。朝は如何にも中華といった脂っこいものより、やはり点心のようなさっぱり系がおいしい。食後は澳門へ船で渡るため、電車で港へ向かう。香港の鉄道事情はこちら。
大埔墟(Tai po Market) +++ <九龍鐡路(KCR)> +++ 九龍塘(Kowlonn Tong)
+++ <MTR(地下鉄、観塘綫)> +++ 旺角(Mong Kok) +++ <MTR(?湾綫)>
+++ 中環(Central) +++ <MTR(港島綫)> +++ 上環(Sheung Wan)
..澳門行きのジェットホイル船(噴射飛航、Turbo-JET)の切符が早くても13:30発の1st
class(頭等位、154 HK$)しか取れなかった。出港まで2時間ほどあったので、2階建て路面電車(Tram、大人
2 HK$)で香港見物へ。
港澳碼頭(Macau Ferry Terminal) +++ <H.K. Tramway> +++
?馬地(足へんに包、Happy Valley)
..Tramの2階席の一番前でしかと市内見物。金鐘(Admiralty)、銅鑼湾(Causeway
Bay、妹の職場がある)を経由してHappy Valleyへ。市内はTramにバス(Wデッカー)、TAXI、地下鉄など交通機関は充実しているが、地上の交通量は結構激しい。Bus、TAXI、Tramが入り乱れ、よく事故らないものだと関心した(実はこの日、BusとTAXIの衝突事故が起きていた)。予定外に時間が出来たため
Happy Valley
競馬場にまで来れてしまった。この日のレースはなかったが、競馬場の様子はこちら。
競馬場見学後、好天のおかげで喉も渇いたのでお茶をしに。”大排?”(木へんに當)という店で妹お薦めの?入りMilk-tea”珍珠?茶”(28
HK$)を飲んだ。澳門行きの船の時間が近づいたのでTAXIで港へ。澳門はポルトガルの統治下にあるため香港からの出国手続きをする。我々が乗る一つ前の船に空席が出来たというので早く着けるほうがいいので、その便に乗せてもらうことにした。
港澳碼頭 〜〜 <Turbo-JET> 〜〜 新港澳碼頭(Macau) ---
<Transmac> --- Tai Pa --- <的士> --- 澳門競馬場(Macau Jocky Club)
..1時間弱で香港から別の国へ。澳門への入国手続きを済ませ、ミニバス(Transmac)で澳門半島から長い橋を渡って?仔島(乙に水とかく、Tai
Pa)へ。市内はご存知マカオGPの公道コースそのもの。11月第3週の開催に向けて準備が始まっていた。長い橋を渡ったTai
Pa
では、クンニャ通り(官也街)のポルトガル料理レストラン・公鶏(Galo)で昼食。食事のあとはTAXIで、船中の新聞で開催中をチェック済みのマカオ競馬へ。同行した家族には悪いとは思いながらも、私のリクエスト通りの観光コースになってしまった。マカオ競馬観戦記はこちら。
全レースが終了したころには、辺りは夕闇に包まれようとしていた。
澳門競馬場 --- <的士> --- 澳門・板樟堂(S.Domingos)--- <的士>
--- 新港澳碼頭 〜〜 <Turbo-JET> 〜〜 港澳碼頭(H.K.)
..再びTAXIで澳門半島に戻る。Tai Pa
から半島へは橋が2本あり、帰りは往きとは別の方で(TAXIの運転手は
New Bridge
と呼んでいた)。市政廰(議会)で車を降り、セナド広場から、聖ドミンゴ教会の前を通り、マカオの象徴、聖ポール天主堂跡を見学。教会の表の壁だけが残っている。セナド広場では何かのフェスティバルが行われていて(多分、この日は日本でいうお彼岸に当たる日であった)、多くの人出であった。
市政廰(59KB)
聖ドミンゴ教会の近くのオープンテラスのカフェ”Haven(海雲軒)”でお茶。ポルトガルのビール”Super
Bock”で喉を潤す。香港へは20:30の船で戻る。20:00頃、切符売り場では普通位(Economy
class、夜航は 161 HK$)の切符は売り切れ。23:45以降の分しかないと言う。豪華位(Super
Class、260 HK$)ならあると言う。冗談じゃない。来たときのことがある。キャンセルが必ずあるに違いないとJohnは読み、23:45の切符を買うだけ買って、乗り場でキャンセル待ち。免税店でワインをたくさん買い込んで、大埔に戻ってワイン・パーティでもと計画。案の定、空きが出来て20:30の便に乗れた。船に乗ったはいいが、私は珍しく酔ってしまった。トイレで吐いた。
港澳碼頭 --- <的士> --- 紅?(石へんに勘とかく、Hung
Hom) +++ <KCR> +++ 大埔墟
..マンションに戻ったはいいが、船で吐いた後、気分がよくない。ワイン・パーティは家族には悪いが中止。申し訳なかった。いろんなワインを飲んでみたかったので残念。この夜はTV映画を見て寝た(ロビンソン・クルーソーの話、中国語の字幕付き)。
∩3日目:
..帰りのフライトが16:00なので、2時間前には香港国際空港に着いている必要があったため、最終日は観光の時間はあまり無い。
朝は2日目と同じく飲茶で朝食。
大埔墟 +++ <KCR> +++ Hung Hom
..旅の荷物を持ったままKCRで香港市街地の見物に出かけた。KCRの終点、Hung
Homで降り、歩いて尖沙咀(Tsim Sha tsui)へ。
港に出て、香港返還式典が行われた会場が海を挟んだ向こうに見られた。また、香港の夜景が見られるヴィクトリア・ピークのある山も同じ方角だ。
前日にマカオ行きの船に乗った埠頭もその並びで、どうやらその埠頭へは海の下を通る地下鉄で渡っていたらしい。
尖沙咀から金鐘(48KB)
このあと、歩いて香港で一番高いホテル"Peninsula"がある繁華街へ。
Johnが Irish Pub "Delaney's"
を案内してくれて、そこで紅茶を頂く(尖沙咀・北京道、Peking Road)。
Delaney's の入り口、地下にある(51KB)
同じ並びの"Giordano"(よくバスの側面に広告が書かれていた。よく知らないブランドだが、雰囲気は最近日本でもCMで見る"GAP"に似ている。ファッションには疎いので分からない)という店で少々衣類をお買い物。北京道と彌敦道(Nathan
Road)が交わる所に”重慶マンション”(Chun King Mansion)が。日本でも評価の高いウォン・カーウァイ監督の代表的な映画”恋する惑星”(原題:Chun
King Express、'94)でも舞台として使われたと、妹が説明してくれた。
重慶マンション(92KB)
短かった滞在時間も残り僅かとなった。
ここから機場(airport)行きの2階建てバス、City Flyer(城巴機場快線)に乗り、一路空港へ。
尖沙咀 --- <City Flyer> --- 機場 === <Cathay Pacific : CX508便> === 成田(21:50)
..バスの中で、Johnの話では通りの標識の地名・深水?(土へんに歩、Sham
Shui Po)ではいろんな海賊版ソフトを売る怪しげな店が多いらしい(最近は取り締まりが厳しくなったらしいが)。バスからの景色で目につくのは高層マンションが実に多いこと。狭い土地に多くの人間が生活している。
ここで帰国直前のトラブル。東京行きの便の出発ゲートが2転、3転し、行ったり来たり。結局、フライトは40分以上遅れた。機内はガラガラ。月曜の遅い便ならこんなもの?無事、日本に戻ってこれた。(丁度前日、香港空港へ着陸まじかの中国の飛行機が気流の乱れで急降下、怪我人が出る事故があったばかりなので、着陸前は緊張した。)
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