山ある記

鏡台山   (1,269m) − 長野県坂城町・真田町・更埴市             2003.04.19 (土)

天候:曇
標高差
:190m
  <急に暖かくなりました>
 この週は信州の桜が一斉に開花。この日の朝は7時時点で10度を越え、天気予報でも日中は20度を越える陽気ということで、早く目が覚めたのを機に久しぶりに早く出掛けた。陽気に誘われたと言っていい。
 鏡台山には国道18号から坂城市街を抜けて、上信越道をくぐって、和平公園に向けて林檎の木が茂る農道を上って行く。登山口は坂城・真田町境の峠にあるが、和平公園から峠までの未舗装の農道が荒れていて、乗用車での通行が厳しい路面状態であったため、公園を通過して、しばらくした地点で車を停める。

*写真なし

8:20 駐車地点を出発(標高約1,080m)。既にポカポカ陽気である。
8:30 耕されたばかりの畑地を抜けていくと、登山口に(約1,105m)。赤松林の中を歩く。
8:45 黒柏木山(1,199m)。ここから一旦、急坂を下る。早くも脚が重い。前週に、妙徳山に行ったとはいえ、まだ本調子にはほど遠い。だいぶ脚が鈍っている。
8:55 約1,195m地点。カモシカに遭遇。向こうが先に私に気付き、一目散に逃げていった。汗ばむ。Tシャツ一枚でいいくらいの陽気。
9:15 山頂。上空は若干、晴れ間が広がってきて明るくなってきた。北アルプス方面は雲が低く広がって、薄暗い。冬は真っ白だった山々も白い部分がかなり減ってきた。
南西には鏡台山から稜線伝いに五里ヶ峰、葛尾山が連なる。山頂では小鳥たちがさえずり、のどかなひととき。先週から悩まされた腰痛もいっとき忘れた。
 
<日帰り入浴>
”びんぐし湯さん館”。坂城町。\500。
千曲川を渡った、「びんぐしの里」という小高い丘の上にある。ヌル目のベッド状の露天風呂で、横になって浸かっていると、雨がぱらつき始めた。早目に山行を終えていてよかった。内湯、露天、サウナ。樽風呂なんていうのもある。この日はサービスで牛乳 or コーヒー牛乳が来場者に振る舞われた。ラッキー!

<参考地図>
・北信・東信 日帰りの山(章文館)

9:30 下山。同じコースを戻る。歩き始めてすぐに目の前に、まだ山頂が白い四阿山・根子岳、湯ノ丸山・烏帽子岳が望めた(カメラに収めようとしたが、なんとデジカメの電池切れ!予備の電池を持っていなかったのが悔やまれる)。峰を吹き抜ける風が温かく、心地よい。
9:55 黒柏木山。ここの登りが一番きつい。これ以外はシーズン前の足慣らしには丁度よい。
10:05 登山口。
10:15 駐車地点。

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