山ある記 |
|||
妙徳山 (1,294m) − 長野県長野市・須坂市 2003.04.13 (日) |
|||
天候:晴れ 標高差: --m(未登頂) |
<低山と甘くみていたら・・> 休日出勤や悪天候などが重なり、しばらくの間、山へ出掛けられずストレスも溜まっていた。 久々の山行である。4月にも入り、低い山なら雪もほとんど消えたと読んで出掛けたが・・。 起床してから腰が痛かったが、天気もよくなると知っていたので、どうしても出掛けたかった。長野市と須坂市の境、若穂綿内という地区から林檎畑の中を山新田という集落に入っていく。更に林道・高岡山新田線、妙徳線と進む。舗装された林道の終点に駐車。 |
||
|
11:00
「登山口と思い込んだ地点」(標高約880m)から歩き出す。舗装された林道の終点のちょうど先に、林道に続くように道が伸びていたので、てっきりそれが登山道だと思い込んだのだ。ガイド本を持参しながら、ろくに目を通していなかったのが失敗の素。登山道だと思い込んだ道は谷沿いの道で、まだたっぷり雪が残っていた。気温が高い日が多くなってきたため、残雪は緩くなっている。進路上には登山道にありがちなペンキやテープの目印がなく、杉林の中の獣道か何かを進む。 12:05 そうする内に進路がなくなる(約1,105m)。そこでようやくガイド本を開くと、スタート地点から間違っていたことを知らされる。愕然として、来た道を引き返す。 12:25 登山口に戻る。「本当の登山道」はすぐ脇にあった。一息入れた後、気を取り直して出発。こちらはあちこちにビニール紐が巻きつけてあり、コースがはっきり示されている。 こちらの道も谷沿いにあるが、同様に雪が多く残っていた。 |
||
<日帰り入浴>
”温湯温泉市民センター” \700 下山した若穂綿内の山際にある。センター周囲の桜はすっかり開花していた。今、流行りの日帰り温泉と比べると施設は古く、見劣りする。 狭い内湯のみで、シャンプーも石鹸もないから、日帰り温泉に慣れた私には不満が多い。 日曜だというのに客もまばらで、この手の公営施設はもう長くないのではないかと余計な心配をした。 <参考地図> |
13:20
途中の多く岩がゴロゴロころがった場所は、岩の上を伝って歩けたのだが、次第に谷間の道は狭まり、深い雪の上を歩くしかなくなった。しかし緩んだ雪は体重を支えられるほど締まっておらず、股下までもぐってしまう始末(約1,100m)。これだけの雪の上を歩く装備をしていなかったので、どこまで進めるか自信がなくなった。同じ状況がずっと続くと思われたからだ。残念だが登頂を諦めて引き返すことにした。 13:45 登山口。 |
||