山ある記

茂来山   (もらいさん 1,718m) − 長野県             2002.11.03 (日)

天候:晴れ時々曇
標高差
:610m
  <佐久地方にも冬の気配が・・>
 またしても三連休の中日。と言っても前日は願わくして出勤となってしまい(自分のせいだが)、実質2連休。今週も佐久方面に向かった。茂来山は佐久町と小海町の境にある。先週の御座山の北北西に位置する。国道141号を佐久町で国道299号へ折れ、十石峠に向けて進み、本郷という地区の辺りで更に林道へ入る。途中で砂利道となるが我慢して更に進むと数台の車が停まっている。登山口である。林道脇の駐車スペースに車を停める。上空は大きな雲に覆われ、昼前というのに少し薄暗い。
 morai.jpg (17130 バイト)

国道299号側山麓から見た茂来山(17KB)

11:00 登山口(標高約1,110m)を出発。槙沢沿いの登山道を進む。沢の流れは大人しく、ささやかな流れ。
11:20 標高約1,340m地点。小休憩。静かである。冬を前にして山は全ての活動を停止したかのようだ。時々、風の音、枝擦れの音がするくらい。頭上を覆っていた雲は何処かへ流されていったようで、青空が見えてきた。気温6.7度。
11:35 北尾根鞍部(約1,445m)。尾根に出ると更に明るくなる。落葉した木々の間から、しっかりと陽が差す。
12:00 霧久保沢コースとの合流(約1,650m)。山頂が近づくと、北斜面に雪が降ったあとが目立つようになる。気温3.3度。
 
<日帰り入浴>
あさしな温泉 ”穂の香乃湯”。茂来山付近では温泉が見つからなかったのでとりあえず、上田に向けて走っているとようやくここを発見。浅科村の国道142号そば。 2時間未満・大人\300。 内湯1、露天2、サウナ(別料金)。シャンプー無。 ぬる目の露天風呂にゆっくりと浸かると、そのままずっと居たくなる

<参考地図>
・北信・東信 日帰りの山(章文館)

12:10 山頂。狭い山頂には10人程度の人が休憩中。寒いせいか身を寄せ合って昼食を摂っているように見える。眺めはよい。八ヶ岳は今日も広く雲に呑み込まれていて、山容が明らかでない。浅間山辺りも雲が多い。更にその右奥には雪で白くなった上信越の山並みが遠くに見える。軽く昼食を摂る。
12:35 じっくり景色を目に焼き付けて下山。山頂直下は急なところが多く、しかも落ち葉が積もって地面の状態が分かりにくく、足元を滑らすこともあった。
13:15 登山口に到着。下りはいいペースで歩け、全然休まないままに下山完了。

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