山ある記 |
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御座山 (おぐらさん 2,112m) − 長野県 2002.10.27 (日) |
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天候:快晴 標高差:660m |
<佐久地方の異形の200名山> 前夜、上田は雨であったが、翌朝はきれいに晴れた。日本列島を挟むように日本海と太平洋に低気圧があり予報では海山は荒れ模様とのことだったが。北信は曇りがちという予報のため、この日は車を少し南へ向けた。御座山は北相木村と南相木村の境にあり、どちらの村からも登山コースが開かれている。北相木村側から見た御座山の山容は異様でもあった。山の上に大きな岩の塊が乗っかったように見えた。 この日は南相木村の栗生(くりゅう)という地区から登るコースを取る。国道141号を小海駅で折れ、南相木村役場方面へ進み、更に栗生まで来ると、林道御座線という砂利道へ別れる。林道の行き止まりが登山口。駐車スペースには既に数台の車が停まっている。 |
10:55
登山口(標高約1,435m)を出発。初めは涸れた沢を歩く。思ったより風はない。 11:25 不動の滝(約1,720m)。水量は少なく、滝の水はすぐに細い流れとなり、地面に沁み込むようにして沢に下っていく。適度な勾配が続く。気温13.6度。 12:10 石祠のピーク(約2,050m)。鎖やロープが掛けられた急斜面をよじ登るとここ。北相木村側から見えたように岩の多い山頂付近ではあるが、そんな岩にも唐松が根を張り、枝を広げている。凄いものだ。気温8.2度。 |
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<日帰り入浴>
南相木温泉 ”滝見の湯”。御座山から一旦、南相木村役場近くのY字路まで下り、小海方面とは逆に走る。立岩湖の近くにある。\350(大人)。 内湯1(ジェットバス)、露天1、ミストサウナ1(普通のサウナではなく温水が噴霧されているサウナ)。 残念ながらこの日は男子露天風呂がお休み(休日くらい営業してほしいもの) <参考地図> |
12:25
山頂。手前には立派は避難小屋が建っている。山頂付近は岩がゴツゴツしている。登山者の姿が登山口の車の台数から想像するよりも多い。北相木村側からの登山者が多いようである。展望よし。が、八ヶ岳、蓼科山の山頂は広く雲が覆っていた。時々吹き抜ける風が冷たい。この日は前夜に炊いた鮭釜飯を私にしては珍しく、お握りにして持参。熱いお茶が旨い。 12:50 下山開始。天気はよいが風が冷たく、寒さに耐え切れずに退散。 13:15 石祠のピーク下の鎖場で大渋滞。先に下ったグループが通過するのに時間がかかっていた。皆、下り終わるまでゆっくり待つことにした。 13:35 不動の滝。水の音がしてくるとここ。途中で先ほどのグループをパスして、一気に下って来た。しかしこの滝の水、どこから湧いて来るのか?自然の不思議さ。気温10度。 14:00 登山口に到着。 |