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 6/30,    tiistai

小さい頃からずっとそうだったのでそれが特に変わったことだとも思わなかったのだけれど、私には曜日や月にある特定の色のイメージがある。例えば月曜日は赤とか、そんな感じで。当然、誰しもがそうだと思っていた。しかしどうもそうではないらしいということに最近気が付いた。友人にその話しをすると、「季節の色のイメージはなんとなくあっても、曜日とか月とかにはないなぁ」と返ってきた。確かに季節の色となると夏の青い空とか冬は白い雪とか、自然に基づいてイメージしやすいよな。それを考えると、月々の色のイメージってそれと多少は重なるところがあるのかもしれない。でも曜日ってなんなんだろう。なんで私の頭の中にはそんなものがあるのかがわからない。我ながら謎である。ところで今日、HTMLに関する本を一冊買った。実はこのページは、2年くらい前の日経ウーマンのたった4〜5ページ程の"ホームページをつくろう"特集みたいな記事をもとに作られている。それを見てなんとなく作ってみた。最初は完全に1人で楽しんでいたのだけれど、あるきっかけがあってちょっとアップしてみて現在に至っている。そういや私はホームページ作成ソフトというのを持っていたのだ。素直にそれを使えばいいものを。しかし私の場合、何かをアピールしたいというよりホームページを作ってみたいと思って作り始めたので、やっぱりHTMLをちまちまと打ち込んで作るのが正しいのかもしれないな。

 6/29,    maanantai

江戸っ子のNさん。子供の頃に国語のテストで98点をとった。間違えた一問が悔やまれる。見てみると、漢字につけた振り仮名にバツマークがついている。"必死"は、"ひっし"と読むんだよ。辞書にも"ひっし"って書いてある。しかしそこは江戸っ子なんだな。"しっし"と書いてしまった。で、何がすごいかって言うと、そのクラスの生徒の殆どが"しっし"と答えてしまったと言うことと、それが間違いだと気が付いていないということ。先生の添削が間違えていると職員室に乗り込んだNさんは、そこで江戸っ子の辛さを痛感したらしい。ちなみに私の家族も全員が江戸っ子だ。でも、"し"と"ひ"がごっちゃになっているのは父だけだった。ある日、父を助手席に乗せて運転していた。「次のしろい道で、曲がってくれ」と父。当然私は"白い道"を想像して直進する。すると「なんだよ、今の道だったんだよ」と父が言う。そこで気が付いた。父の言う"しろい道"は"広い道"の事だったんだな。うーん。おそるべし江戸っ子。そんな中で育ったせいか、私もたまに混乱する事がある。布団って、"しく"んだっけ?"ひく"んだっけ?先日も"しなびた温泉宿"と言って、友人に笑われた。しなびてどうする。茄子や胡瓜じゃないんだから。同じく江戸っ子の友人は、"し"と"ひ"が混ざった言葉に弱い。"ひつじゅひん"は"しつじゅしん"、"ひきしめる"は"しきしめる"に。"あさひしんぶん"なんて、無理矢理言おうとして"あさひひんぶん"とか言っているし。関西方面出身の友人のひとりは、だ行とざ行がごっちゃになってしまう。座布団は"だぶとん"に。別に舌足らずなわけではないんだよ。自動ドアを"じぞうどあ"と発音された時には、思わずものすごい恐い物を想像してしまったっけ。

 6/28,    sunnuntai

毎日暑い暑いと言っているけれど、気が付くともう6月も終わりじゃないか。早いなぁぁぁ。今年半分が終わってしまうんだ。折り返して後半に。嫌いな夏も、どうせあっと言う間に終わってしまうのだろう。そして大好きな季節がまたやってくる。ところで私は蛍光灯の光が嫌いなのだ。青白くて嫌な光。家にいるときは、必要以上に部屋の明かりをつけなかったりする。真っ暗で手元足元が危ない時はさすがにつけるけれど、外が少しでも明るかったら絶対につけない。そんな生活をしていると月の明るさがわかるようになる。本を読むのにはさすがに足りないけれど、結構月というのは明るいものなのだ。本を読むときには蝋燭を使うことも多い。最近ではいろいろな種類の蝋燭を店先で買うことが出来る。最近は水に浮かべるタイプの物が気に入っているけれど、冬であれば密蝋や和蝋燭なんかが良い感じだったりする。ほんわりとオレンヂの炎は気持ちも和ませる。何本か使えば、手元は十分明るくなるのだ。そんな事していても、視力が落ちないのが不思議なところだ。家でも会社でもパソコンに向かっている事が多いのに。うーん。考えてみると、私の周囲では何事も裸眼でオッケーの人って、私を含めてもめっちゃ少数だよ。メガネやさん、大繁盛だね。

 6/27,    lauantai

パソコンを買うというよりMACを買うって感じだったから、あまりWinを意識したことはないんだよな。大体、90%以上のシェアはWinと聞いても実際私の周囲の90%以上はMACを使っていたりするから、どうもピンとこないし。今日、友人から借りたMACに関する特集のビデオを見ていて、Winユーザーの「MACは遅い」発言を聞いてびっくりしたくらいだ。うっそー。MACって遅いの?全然気がつかなかったよ。職場のNTよりずっと早いよ、私のHopper君は。両方を使っている私から見て、やっぱり圧倒的に魅力的なのはMACなんだけれどね。あれって作る側のほんのちょっとの意識の違いなんだと思う。それが気にならない人がWinを使い続ける事が出来るのではないだろうか。現状を考えると、気にならないのだったらWinを使っていた方が良いのかもしれない。私は気になりまくるので、プライベートにWinは使えない。パソコンが流行る以前から自宅で使っているからか、これから買うという人からの相談を受ける事が度々ある。そんな時、特にMACを勧める事はしないんだけれど、それがあまり好きではない人だったりすると「これからだったら、やっぱりWin機の方がいいよ」なんて言ってしまう私って、ひょっとして、鬼?いや、相手に合わせて考えているだけなんだよ。

 6/26,    perjantai

ジャマイカにも負けたか。前半30分まで見たところで負けを確信した。そんなわけで、その後にジャマイカが点をとっても何とも思わなかったな。そりゃ、負けるって。点取れないんだもん。勝てるわけないじゃん。覇気がないっていうか、どうもやる気もなさそうに見えたしね。先日のクロアチア戦に負けた時のラモスの炸裂ぶりを私は見ていない。なにしろすぐに"恋から"にチャンネルを合わせちゃったもの。友人やら会社の人達の話しによると、そうとうすごかったらしい。ラモスこそ日本中で一番日本人らしい日本人だと思ったと、友人が語ってくれた。「ガムかんでんじゃねーよ」には笑ったけれど。でも、実際、ガムを噛むことにより奥歯の辺りの筋肉を動かすのって、集中力が高まっていいって聞いているけれど。私ももともとガムは好きじゃなかったんだけれど、仕事中に集中できなくなってくると噛んだりするけれどな。最初から日本の勝利は期待していなかったし、そのつもりで見ていたので淡々としたものだった。残念!なんて思えるほどのプレイでもなかったし。しかし、中田はなんだかんだ言ってもやっぱりすごいな。よく働いていたよ、彼。ジャマイカ戦での彼についてはコメントしたくないけれど。でも好きな選手だ。井原はワールドカップが始まる前の各国のスポーツ記者に"愚鈍"だとか"のろい"だとか散々言われていたけれど、実際に彼がいなかったらアルゼンチン戦もクロアチア戦も1点取られただけでは済まなかっただろう。中西や秋田も良かったな。あとは小野。後半10分ほどで出てきた小野君。彼を見られただけで、ものすごい充実感を得ることが出来た。あれで18才か。これからも若くてセンスのある選手が沢山出て来るんだろうなぁ。今回は自分が日本人だというだけで日本の応援をしていたけれど、小野のような選手を見てしまうと、そうも言っていられなくなるかも。バティストゥータのいるアルゼンチンやフローのいるノルウェー、ロナウドのいるブラジルのチームを応援してしまうように、小野のいる日本を応援するようになるのかも知れない。それを思うと今から楽しみだよ。

 6/25,    torstai

一時期流行ったコギャル言葉。私の職場で"ちょーMM"って言うと、"長い マネージャー ミーティング"の事だったりする。ちょーMMに参加している本人達は本当に超MMみたいだけれど。しかし未だにルーズソックスって存在するんだね。梅雨のこの時期にはかなりつらいものがあると思うんだけれど。現在47才で独身、超キャリアウーマンのNさん。下の人にもものすごく親切で、いつも面白い話しをして笑わせてくれる。自分であれだけバリバリ仕事が出来てしまうと、結婚するのもばかばかしくなるんだろうなぁ。今の年代だったらともかく、Nさんの年代なんて特にそうだと思う。自分が社会人になって、なんだかんだ言っても結局は男性社会なんじゃんなんて事を思い知ってしまうと、その中で女性が働き続けて行くことがいかに大変かという事が少しはわかる様になる。ひとつひとつ積み重ねていくものと、ただ回っているだけのもの。女性に与えられるのは圧倒的に後者が多い。ま、何事も心がけっていうか、考え方なんだけれどね。積み重ねていくタイプのNさんのすごいところは、その分野に関する膨大な知識量だったりするわけだけれど。そのNさんが先日、上の方となにやら言い合っていた。上の方の言い分はどうしても聞けなかったらしい。「Nさん、固いなぁ。そこをなんとか」と、上の方が言う。Nさんは表情ひとつ変えずにこう言った。「私は固いんです。なにしろ47年間独身を通していますから」。この一言で勝負あり。もう、どうやって笑いをこらえていいのかわからなかったよ。マジで。机の下にもぐろうかと思ったもん。

 6/24,    keskiviikko

以前はお昼休み終了10分前くらいから化粧直しをする人が多かったけれど、最近見かけないんだよな。何故かと思ったら、実際、化粧をしている人が減ったみたいだ。いや、これはあくまでも私の周囲での話しなのだけれど。そうゆう私ももう2年くらい化粧をしないで会社に行っているけれど。大体、生まれてこのかた"化粧直し"なんてしたことないよ。一回崩れた上にまた塗るのって嫌なんだよなぁ。なんか気持ち悪くって。で、なにがすごいのかというと、私同様に化粧をせずに会社に来る人が増えたという事実に案外みんなが気が付かないということ。紫外線対策はしているけれど、ファンデーションはつけていないという人が多い。ということは、してもしなくても変わらないって事だよね。なーんだ、みんな、スッピンなんじゃーんって事で何故か気が軽くなっている私だったりして。だからこそ肌荒れは許せないっていうか。ごまかし、きかないもんねぇ。

 6/23,    tiistai

職場内でおそらく一番の天然だろうと思われるTさん(私とIさん調べによる)。40才の男性だが、何故か先日他社に電話をかけるつもりで自分の会社に電話をかけてしまった。それをたまたまTさんの後ろの席のMさんがとってしまったから笑える。勘違いしたまま背中を合わせたMさんと話し続けるTさん。Mさんの方は何かおかしいと思ったらしく、後ろを振り返る。すると、受話器から聞こえる声と、後ろで話すTさんの声がまったく一致するではないか。Mさんの耳にはステレオ状態で聞こえていたわけだ。そこでMさんも吹き出し、それによってTさんも気がついた。いや、笑わせてもらったよ。最初に気付けよ!って感じだよ。しかし、その天然キングを脅かす勢いでやって来たのが昨日異動して来たSさんだ。ファクスを5回たて続けに違う所に送ってしまったという強者。いやぁ、今後に期待できるよ。笑わせてくれよ、Sさん。

 6/22,    maanantai

お昼休みは1時間。これが結構貴重なんだな。社内でお昼を済ませる人も多いのだけれど、私は必ず外に出てしまう。気分が変わらないんだよね、外に出ないと。何人かで食事をとることが多いので、大抵はお喋り炸裂するわけだ。食べた物全部消化しちゃうんじゃないかってくらい笑って、あっという間に1時間が経ってしまう。今日のネタは、偶然見かけてしまった芸能人について。土曜日にMさんがお台場で反町隆史を見たと、それから始まる。そのお昼メンバーには人気がなかったな、反町。私が実際に見て、一番インパクトのあったのって楳図かずおかなぁ。伊勢丹のエレベーターで大仁田厚と一緒になったときも驚いたけれど。ああ、蛍光オレンジのジャージを着てランニングしている(多分何かの撮影だと思うけれど)佐竹雅昭を見たときもびっくりした。ギャルソンで靴を試している背後で、突然ピーコに「あら、可愛い靴ねぇ」と言われた時は思わずびびって買っちゃったんだよな。・・・しかし、その人達って、芸能人?反町とはえらく違うような気がするんですけれど。しかし実際、反町よりピーコや楳図かずおや佐竹の方がずっと好きだったりするんだよなぁ。

 6/21,    sunnuntai

ニュースで見たのだけれど、父の日プレゼントグッズに"メガネを拭けるネクタイ"というものがあったらしい。これ、思いのほか売れちゃったんだって。ネクタイの裏側がメガネ拭きになっている。一瞬、何それ?なんて思ったのだけれど、考えてみればネクタイ自体が謎じゃないか。あれ、何のために首からぶら下がっているんだ?よくわからないよな、実際。それだったらせめて、メガネを拭くという仕事を与えた方がいいのかも知れないな。ネクタイさんもその方が嬉しいかもしれない。きっと、いつも、「俺の存在価値っていったい・・・」と盲腸君や親不知さんと慰め合っているんだろう。メガネを拭くという使命を与えられたネクタイさんは、きっと良い仕事をしてくれるさ。しかしメガネをかけていない人のもとに行ってしまった日にゃあ、虚しさ倍増だな。

 6/20, lauantai

花屋の夫婦は相変わらず。花を選んでいたらおばさんの方に「あんた、大竹しのぶの若い頃に似ているねぇ」と言われた。知らないって、大竹しのぶの若い頃なんて。言われたままでいるのも何だしと思い「奥さんこそ、浅丘ルリ子にそっくりですよ」と言ったらお尻を叩かれた。あのー、一応、客なんですけれど、私。「おもしろいねぇ」と、帰りがけに飴をいただいた。いや、おばさんの方がよっぽど面白いっつーの。おじさんはおじさんで、私が白い花を選んでいるところにやってきて、「白い花は淋しいよー。何か色をつけなさいよ」とか言っているし。内向的で小心者の私は思わず「それじゃあ、オレンジの花を混ぜてください」なんて言ってしまったではないか。

 6/19,    perjantai

合鴨と言えば思い出す。以前に友人達と話していたときのこと。そのうちの1人が「あいがもって、何のこと?」と聞き出した。別の1人が「何言ってんのよ。愛犬とか、愛鳥とかって言うでしょー?あれよ、あれ」と答える。ちーがうって。私と他の友人がつっこむと、最初に聞き出した友人が「そうだよねー。"愛鴨"なんて聞いた事ないもん。よく、お堀まで横断するのに車を止めているやつでしょ?」って、それは、かるがもだよ!合鴨って、食用にアヒルと鴨を掛け合わせて作った鳥だと思うよと言うと、ひとりの友人の「納得できない!」発言が。「だって、いのししと豚で"いのぶた"じゃん。アヒルと鴨なら"アヒ鴨"じゃないと、アヒルの立場がないよねぇ」。うーん、素晴らしい意見だ。妙に納得。そんなわけで、その仲間内で"合鴨"は"アヒ鴨"と呼ばれることになった。先日買った柴田君の本の中に「知識の少なさは何の自慢にも強みにもならない」と書いてあったけれど、私は十分強みになると思う。これからの新しい発見やら感動の数が多いってことでしょ?少なくとも、合鴨を知らなかった友人2人はそれを知っていた私や他の友人よりも強かった。だって、"アヒ鴨"とか呼ばせちゃうくらいだもん。
ところでワールドカップだが、明日はいよいよクロアチア戦だ。日本が出なくてもワールドカップとなれば勝手に盛り上がってしまう私だったりする。今回はねぇ、今から緊張していたりするんだよな。まったく、バッカじゃないのかと思うよ、我ながら。クロアチアと日本では、背負っている物の大きさがあまりにも違いすぎる。しかし、スポーツだからな。なにしろ全力で戦ってほしいよ。お蝶夫人の印象的な一言。「負けることをこわがるのはおよしなさい。それより力を出しきらないプレイをすることこそを恐れなさい」。くーっ、かっこいいぜ。さすがはお蝶、いいこと言ってくれるよ。ただのお嬢ちゃんじゃないのよ、金髪縦巻ロール炸裂の髪型しているけれどさぁ。スポ根マンガは随分と読んだけれど、私が知る中ではこの言葉が一番スポ根的だった。あの髪型は、冷静に考えるとかなり異常だけれどね。ま、綺麗だから良いって事にしておくか。

 6/18, torstai

ジプシーキングスのCDでも買おうとCD屋さんを探したけれど見つけられなかった。あんなにポピュラーなものがないなんて事ってあるの?私の探し方に問題があるのだろうか。また明日にでも別のCD屋さんに行ってみよう。柴田君の本を買った。帰りの電車内で読みながら笑ってしまう。不気味な人だって、それじゃあ。電車の中の奇妙な人々の続きを書こうと思いつつ、自分の奇妙な行動の数々を思い出してしまった。今度まとめよう。そんな事ばかりだから、何事にもいちいち慌てない私になってしまったのだろう。いや、違うな。子供の頃から冷めていたんだよ。先日、会社の方に「ロペスに似ている」とか言われてしまって、どびっくりしたんだけれど。「表面的には優しそうで柔らかそうで落ち着いた印象なのも関わらず、戦い出すととことん恐いから」だって。笑った。"戦い出すととことん恐い"これは当たっている。冷静なだけに恐いと自分でも思うくらいだ。しっかし表面的に優しそうって、本当かよ。うーん、そんな所まで仕事しているのか。大人だなぁ、私って。

 6/17, keskiviikko

小さなイライラを沢山背負いながらキーボードを叩く。仕事中の飲み物はお茶が多い。ラテン星人が「炭酸飲料をかーっとあおるように飲んでいるところを、一度見てみたいですよ」とおっしゃった。あまり炭酸飲料水って飲めないんだよな。アルコールが入っていれば別だけれど。ペプシの"宇宙へ行こう!2001年宇宙への旅をご優待"キャンペーン。今は特に行きたいと思わない。破骨細胞君達が大活躍しそうだし。「応募するんですか?」ラテン星人に尋ねると、「そうですねぇ、いいんですけれどね。あれに当選すると、2001年までの3年間、そのPR活動をしなくてはならないらしいですよ。」だって。なになに?PR活動って?何するの?「駅前でティッシュでも配るんですか?」と聞くと「そんな地味な活動だったら、嫌だ・・・」と頭を抱えていらした。いったいどんな事するんだろう。それが知りたいよ。

 6/16, tiistai

放送時間にテレビの前にいれば、必ず一度はチャンネルを合わせてしまうのはニュースステーションだ。でも、最初から最後までずっと通して見る事は、滅多にないんだよな。11時を過ぎて、他のチャンネルでニュース番組が始まると、そっちを見てしまったりする事が多い。しかし今週はね。なにしろワールドカップ期間は川平さんも出ていることだしと、昨日はぶっ通しで見ていた。それなのに、全然気がつかなかったんだ。日本対アルゼンチン戦のある日曜日、ある一家の様子を番組内で見せていた。日本に住むアルゼンチン人の旦那さんをもつ女性と、その家族。つまり、アルゼンチン人の旦那さんはマスオさん状態なわけね。試合が始まる時間になると、その旦那さんと奥さんは仲間のお宅に出かけることになっている。やっぱり旦那はアルゼンチンを応援するんだよな。そらそうだ。母国だもん。そうゆうもんだ。小さなお子さんは、家にいるお父さんとお母さんに預けて出かける。その友人宅には、同じように日本に住むアルゼンチンの方々が集まっている。で、それならと家に残ったご両親も友人達を呼んでテレビでサッカー観戦をしていた。その友人の中に、会社のNさんがいたんだって。「何回も映っていたのに、全然気が付かなかったの?」って、本当にその通りだよ。全然気が付きませんでした。すみません。「一言、言ってくださいよー」といいつつ大笑い。Nさんによると、やっぱり気が付かない人が多かったって。そりゃ、そうだよ。だって、そんな所にいると思わないもん。しっかし、そのお宅で飲んでいたシャンパンフランスは美味しそうだった!FIFA公式エンブレム付きの限定品。飲みたーい。って、そうゆうところはしっかり見ていたりするんだけれどなぁ。全く、私って奴は。

 6/15,    maanantai

実はまだ昨日のアルゼンチン戦が頭に残っているのだ。ワールドカップ中はこんな感じなのかなぁ。アルゼンチンの方々は、一点しか取れなかったことが不満みたいだ。得失点差というのがあるからだろうか。秋田選手が「サッカーの試合に"惜しい"はない」と言っていた。昨日のような試合を見た後は、その言葉が本当に重く感じられる。きっと、こうやってサッカーを知っていくんだな、私は。ところで、またしてもSCUDELIA ELECTROのCDを買ってしまったよ。おっかしいなぁ。トラットリアのCDを買いに行ったはずなのに。

 6/14, sunnuntai

ワールドカップ、デビュー戦。しかも相手はアルゼンチンなのだから、1対0で負けたと言ってもよくやった方なのだろう。しかし実際、技術以上に経験の差というものを感じた。瞬時に冷静で的確な判断を。いくら"いつも通り"にプレイ出来たとしても、それはアルゼンチンの様にはいかないよ。アルゼンチン代表の選手の殆どは自国以外でプレイしているというし。常に世界を相手にしているんだな、彼らは。しっかし、疲れた。ぐったり。思いっきり消耗。家でテレビで見ているだけでこの有り様だ。フランスに行っている人達はさぞかし大変なことになっているのだろう。今日は早めに寝ることにしようっと。

 6/13, lauantai

霧の国で葡萄酒を飲む。日出処の天子を読み終わり、しばし余韻にひたる。そして続けて池田理代子の聖徳太子を。なんだかなぁ。これがまた、全然魅力的じゃないんだな。大河ドラマ見ているみたい。いや、昼メロかも。トニー賞授賞式は、思っていたよりずっと迫力があり面白かった。やっぱ違うよ、日本とは。底の深さと質の良さに感動する。エンターテイメントという物の重さが違いすぎる。なにしろ私はアメリカのコメディアンが好きなのだ。スティーブ・マーチンとダン・エイクロイドとマーティン・ショート。この中の誰かがかすってさえいれば、どんな映画でも見る。インディージョーンズの第一話にエイクロイドがちょこっとだけ出ているんだ。それだけを楽しみに見ちゃうんだよな。もう、アホって感じだ、我ながら。現在のハリウッド自体には興味はないけれど、なにしろ戦時中に風邪と共に去りぬを作っちゃった国だからな、それはそれで認めないわけにはいかないよ。ところでワールドカップだ。今日は韓国の強さを再確認した。ルックスが似ているから、日本と比較しやすいし。韓国は強い!しっかし、その韓国でさえワールドカップでは勝てないんだよなぁ。今日の試合も、11人で最後まで戦っていたらわからなかった。そんな事、今考えてもどうしようもないのだけれど。明日はいよいよ日本対アルゼンチン戦。今から胃が痛くなりそうだよ。

 6/12, perjantai

今日、仕事帰りにお邪魔したKさんのお宅に行くために、いつもと違った電車に乗った。モノレールみたいな可愛い電車。これに乗るのは、Kさんのお家に行く時だけ。職場結婚をされたので、旦那さんはまだ私と同じ職場にいたりするんだな、これが。物腰が柔らかく真面目で謙虚で誠実と、私の周囲ではおそらく一番評判が良い方がKさんの旦那さんだったりする。しっかし、Kさんの口からは旦那さんに対する文句が炸裂するから面白い物である。無趣味で積極的に動こうとしないから、全然面白くないんだって。まあねぇ、ギャンブルに溺れていて酒乱で殴る蹴るされるよりは良いんじゃないの?わからないけれどさ。Kさん宅を後にして、私は登り電車に、一緒したIさんは下り電車に乗る。「改札をくぐって、すぐにあるのが登り。下りは階段を渡って向かいのホームだよ」。Kさんの言葉通りに電車を待つ。と、駅のアナウンスが。登り電車は向かいのホームにやって来るらしい。なになに?どうゆうこと?慌てて表示板を見ると、私が電車を待っていたのは、下りの方のホームだった。下り電車に乗る筈のIさんは、向かいのホームにいるし。慌てて向かいのホームまで。途中、笑いながらIさんとすれ違った。全く、危ないなぁ。気が付いてよかったよ。

 6/11, torstai

鶏と葡萄酒と音楽の日々。SCUDELIA ELECTROのCDを買う。軽くて重い、中途半端な感じが好き。ボーカルの声が、もうちょっと乾燥していてもいいかもね。ほら今、梅雨時だし。日本の梅雨とは関係なく始まってしまったワールドカップ。なんか、チケットがないとかで大変なことになっているらしいね。選手の親ですら見られないらしいじゃん。そのくらい、どこかで調達してやれよって思うけれどそうもいかないのね。でも変だよな。どこでだぶついているんだろう。プレミアつけて売っているのかなぁ。テレビで見ていても、充分に楽しめるけれどね。しかしあの臨場感はなぁ。テレビじゃあどうしても味わえないからな。そういやラテン星人は、昨晩のブラジル戦を越えてノルウェー戦まで見ていたらしい。そのせいか、やったらテンションが高い(いつもよりもっと高かった)状態から大人しくなったり(眠かったんだろう)と、忙しい一日だったようだ。隣の席のIさんがラテン星人に用事があるらしく、一生懸命名前を呼びかけているのに、ぼーっとしていて答えない。たまたま目が合った私にラテン星人を手で示しながら「なんか、今日は考え事でしているんでしょうかねぇ」と言うIさん。「生まれ育った遠い故郷の星の事でも考えているんじゃないですか?」と答えると、大笑いしていた。誰から見ても、地球人離れしているからな、彼は。

 6/10, keskiviikko

そういや、今回はドラマをひとつも見ていないぞ。たまーに"お仕事です"を見るだけ。ガラスの仮面も何だかわけわからないし。何なんだ、マヤの兄さんって。どっから出てきたんだ、君。やっぱり限界があるよなぁ、ドラマにすると。仕方ないか。昨日録画しておいた"うたばん"を見た。北野さんのお嬢さん、小さいね。マリスミゼルって何者なんだろう。あれを見て万有引力を思い出したのって私だけ?別に寺山修司は好きでも嫌いでもないんだけれど。それより、シャムシェイドとロンブーの区別がつかないよって、人数が全然違うか。

 6/9, tiistai

毎日遅くまで残業している人と、そうでない人。何故か私の職場ははっきりと別れているんだな。一日の仕事全てをその日の内にに片づけようと思ったら、確実に連日10時11時までの残業になってしまうと思う。明日出来ることは明日に。私は残業はなるべくしない様にしている。自分の時間を奪われる事くらい、ストレスになることはないもの。睡眠時間を4時間から5時間にして1時間短い日々を過ごしているわけだけれど、それだけで忙しいのだ、私の毎日は。CD聴いたり本を読んだりMACで遊んだりしなければならないからな。暇と言うのは、自分が好きなことを出来る時間という意味らしい。それじゃあ私は、暇で忙しいんだ。何もすることがないなんて思ったことは自分の記憶にはないからなぁ。そういや、明日からワールドカップが始まるではないか。あーあ。また忙しくなっちゃうよ。困った困った。

 6/8, maanantai

会社の帰りに美容院で髪を切ってもらえるというのは、なかなか理想的だ。わざわざ土日に混んでいる美容院で時間を潰す気にならないもの。あの待ち時間が嫌。ところで私の髪には"毛随"(この字で良いと思う)というものがないらしい。よくシャンプーの広告で、髪の断面図みたいのがある。あの、中心部の芯がないんだって。細いとかではなく、本当にないらしい。「たまーにそうゆう人っているんですよ」と美容師さんは言っていた。と言っても、見た目には普通と変わりないわけだし、私自身は全く困らないんだけれどね。でもそのおかげで、パーマをかけるのにものすごく時間がかかるんだな。半日がかりだもの。そりゃ、面倒になるわ。ここ数年はずーっとショートにしているのでパーマとは無縁なのだけれど。どこの美容師さんにも言われる事だが、私の頭の形と髪質はショートカットに最適だそうだ。もともと癖毛で、特に生え際の癖が強いのが良いらしい。確かに。夜に洗ってドライヤーで乾かし(すぐに乾く)て寝る。これで、朝っぱらから整っているものね。寝起きの状態で既にオンなのだ。朝はもう、殆ど髪なんていじらないよ。楽ちん楽ちん。やめられないっす。そんな訳で、朝の仕度に時間のかからない私なのであった。

 6/7, sunnuntai

山岸涼子の「日出処の天子」全7巻を借りたのだ。聖徳太子の物語。これ、一時期はまったんだよ。どれだけはまったかというと、この本を読んだ後に梅原猛の本を読みまくってしまうくらいはまった。この私が梅原猛。おそらく「日出処の天子」がなかったら、一生手に取ることもなかっただろう。折口信夫を読み出したのもその頃からだ。我ながら嫌な中学生だったな。変わってるよ、ちょっと。ほんのちょっとだけれどね。しかし山岸涼子の解釈は、今読み直してみても斬新だ。聖徳太子について書かれているものだったら、なによりもこれが好き。本当のことは誰も知らない。わからないのだったら、心に残る話しに惹かれてしまうのは仕方のないことだと思う。

 6/6, lauantai

梅雨を楽しむことにしたのに、今日はほんの少し小雨が降っただけだった。残念だなぁぁぁぁ。タイヤ交換をする際にタイヤ屋さん(?)に行ったわけだが、店内、至る所タイヤとホイールだらけで相当驚いた。私の知らない世界がこんな所に・・・って感じ。いや、わからないっす。タイヤなんてなんでも一緒じゃーんなんて思っているものなぁ、私。ホイルなんて、んなもん誰が気にするんだよなんて思っていたのに。タイヤ交換をしてもらっている間、たくさんのタイヤとホイル達に囲まれて過ごす。テーブルの上には車専門誌が。興味本位で開いてはみたが、何が何だかさっぱりわからなかった。自分が乗っている車以外には興味がないんだよな。しかし気をつけて見てみると、カー用品の専門店の多いこと。それだけ需要もあるってことか。妙に感心してしまったよ。

 6/5, perjantai

「金曜日の午後はその人の本質が見えますね」とラテン星人が言っていた。うーん。必ずしもそうとは言い切れないものの、なんとなくわかる気もする。アランの幸福論は素晴らしい。私が好きな読み方は、アラン自身の写真を見ながら読むというもの。本当にかわいいおじいちゃんなんだよね。そんなわけで、幸福になる方法のひとつとして私は梅雨を楽しむことにした。待ちに待った梅雨の季節だ。あの切れ切れになった雲の美しさ。まるで華麗な衣装の様ではないか。大雨の日に外を歩けば、足にあたる泥はねが冷ややかで心地よいこと。素晴らしい季節の到来だ。と、眠くなってきたのでこの辺で。

 6/4, torstai

そういや、昨日のニュースで松田道雄さんが亡くなったと言っていたな。家にある「育児の百科」は面白かった。これ、タイトルの通り育児書なんだけれど、読み物としてもかなり面白い。たまごボーロがもたらす効果。たまごボーロにはそれほどの栄養はないけれど、これを二、三粒あげることにより赤ちゃんとコミュニケーションをとる。それは家を留守にすることの多い父親には大切なことらしい。友人に赤ちゃんが出来たときにこの本をプレゼントした。後に「あの本のおかげでかなり自信がついたよ」と言っていたっけ。

 6/3, keskiviikko

財布を忘れてしまい、家に取りに帰る。そして再び駅までの道を。ここで面白い人を見てしまった。昔話のかさ地蔵。雪の降る日におじいさんがお地蔵さんの頭に笠を乗せてあげる。あの笠の様なものを頭に乗せて自転車をこいでいるサラリーマン風のおじさんがいた。スーツに透明のレインコート。そして頭には地蔵かさ。このおじさんは、いったいどこであの笠を手に入れたのだろう。いったいどこで売っているんだ、あの笠は。たまには財布も忘れてみるものだな。こんなに楽しい思いをするとは思わなかった。まあ確かに、傘を片手にふらつきながら自転車に乗るよりずっと良いだろう。傘を持っての片手運転は相当危ないよ。そういえばいろいろと物は変わっているけれど、傘というものはずっと昔からあの形のままだね。特に新しい機能がついたとか、そういうのってないものなぁ。

 6/2, tiistai

BRUTUSのフランス商品学を読んだ。"実存主義"って言葉、ものすごく懐かしいんですけれど。表紙がいきなりのトリコロールカラー。そしてイヤミがシェーのポーズをしている。フランスが今でも"おフランス"の年代ってあるんだろうな。ところで昨日から6月になっている。今日から梅雨に入ってしまった。やれやれ。今年もとうとう来るべき物が来てしまうのか。私が夏を嫌いな理由。暑いのが嫌。で、汗をかくのも嫌。やたらと虫が活発に動き出すし、空気も汚いよな、夏って。大体日光湿疹するんだよ、私は。そんなわけで、夏は私の敵なのであった。しかし夏はやってくる。悔しいけれど、何にこの悔しさをぶつければいいのかわからない。なにしろ相手は夏なのだから。これから辛い泣き寝入りの日々が続くのだ。ああ、嫌だ。夏ごとサランラップにくるんで冷蔵庫にしまっておけないものだろうか。間違えてレンジでチンしちゃったら、相当恐いことになりそうだな。

 6/1, maanantai

先日、ガソリンスタンドで簡単に車を点検してもらった際に「そろそろタイヤも換えた方がいいですね」と言われてしまった。そうなんだよな。実はタイヤの溝が浅くなっているような気がしていたんだ。これって、彫刻刀とかで彫っちゃいけないんだよね。車って持っているだけでお金がかかるんだなぁ。って、散々走らせているのだから、そのくらいは当たり前か。毎日の通勤と(駅までね)土日の無謀なドライブ。アレグロ号にはお世話になっているからな。今度タイヤ交換しよう。
ところで、今日の謎。海外旅行で観光地に行ったりすると、必ずいるのが自分以外の日本人。しかも何故か関西弁。関西の人ばかりが旅行しているわけじゃあないよね。しかし何故か関西弁が多いんだよな。この謎は友人も抱いていたらしい。うーん、謎である。そういえばどこかの空港での話し。時間つぶしに店に入ると、案の定私以外にも日本人観光客がちらほらといた。レジに並ぶと前にも関西弁を話す中年の夫婦がいる。並んでいる間も、夫婦漫才状態で関西弁炸裂。会計の順番が回ってくるなり、その中年夫婦の旦那さんの方が店員に話しかけた。「エクスキューズミー」おやまあ、今までとはうってかわって、流れるような英語である。おじさんは続ける。「ディイスイズ 両替できまっか?」・・・って、それ、日本語だよ!!しかも、疑問文にもなっていないじゃん。あまりの事に後ろにいた私まで「おっちゃん、それ、日本語!!」と突っ込みを入れてしまったではないか。

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