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三国一のバイク馬鹿

甦れ!! 労働1号

まあ、普通に走ってるわけだが・・・。
今回は、通勤快速マシン、ヤマハSDRこと、労働1号の話題です。
いよいよ燃料コックがやばいです。
思えば、最初のエンジン焼き付きもこれが原因だったかも・・・。
というのは、高速道路走行中にエンジンが停止し、
時速100km/hで強制再始動(クラッチつないだわけですな)したら、
壊滅的なダメージ与えたというものだったから。
念のため言いますが、真似しないでください。
当然のようにリアがロックして蛇行します。
私は悪運の強さだけは世界一なので生きてますが。
とりあえず、問題なのは・・・。
始動困難ごときはともかく、
走行中に燃料カットするのは勘弁してくれ!!
と、まあ、こういうことだ。
そういうわけで、ちょっとは勉強して、
燃料コックの 負圧バルブがやばいことを理解。
負圧が関係ない「PRE」を使って、なんとか走っていたのだが、
「PRE」で燃料が漏れるようになってきた。
もう交換です。
パーツ欠品中です。
つい昨日、納期未定のメールが届きました。
これは、まあ、覚悟はしていたので、気長に待ちますが。
問題になってくるのは、燃料タンク。
「PRE」の場合、燃料経路は「リザーブ」位置なので、
底にたまったサビやらゴミやら吸いまくります。
というわけで。
いつかはやらないと・・・、
なんて思っていたタンク掃除をようやく決意したわけであります。

タンクの穴から時々見ている限りでは、決してひどい状態ではなかった。
(見えない部分がヤバイわけだが・・・)
とはいえ、「PRE」常用を考えると燃料タンクの掃除は不可欠。
ついでに、燃料系のホースやら、フィルターも交換するかな、と。
1か月ほど前から準備を始めていた。
通勤マシンだけに、使わずに済む土日に作業ができ、
なおかつ燃料も上手い具合に消費できる タイミングを狙っていたわけです。
その間、俺としては珍しく、シミュレーションを何度も繰り返した。
念のため、液体ガスケットがあった方がいいかな? とか、
燃料ホースを留めるバンドも必要だろ? とか、
おかげさまで準備万端。
さっそく、1リットル程度残ったガソリンを抜いて、タンクを外します。
燃料フィルター留めているネジ山つぶしました。
さっそく、ヘリサート買いにダッシュしてます。
最終的には、スクリューエキストラクターも買いに行ったわけだが・・・。
(どこが準備万端なのかは聞かないように)

ちと見えにくいが、タンクの中。
茶色っぽいのはほぼサビと考えて良さそう。
タンクキャップのサビは、
ワイヤーブラシで削ぎ落とし ました。
奥の様子をアップで撮影。
うーむ。荒れてるなあ。
ま、写真撮ったときは、
「思ったよりひどくないじゃん」とか、
思ってましたが。

とりあえず、パーツをバラしたタンクの穴をふさいで、サビ取り材を注入。
ファクトリーミルオォーキーの「花さかG」です。
とても強力です。
とてもありがちな、水漏れとかもなく、あとは10時間ほど放置です。

その間に、燃料ホース類の準備をすることに。
燃料ホース、かなり硬くなってます。
ひび割れや漏れはなかったようだが、準備しておいてよかった。

コック→キャブへの燃料パイプ。
上の古いのは、マグネット式のフィルターだったが、
今回は濾紙タイプ。
目詰まりが激しくなったら交換することを前提に、
確実にゴミ除去ができるタイプを選ぶ。
ちょっとでかいのが難点で、
今も設置具合は今ひとつという感じだったりする。

続いて、燃料コック。
仕方がないので継続使用するため、サービスマニュアルで許されている部分のみ分解して掃除。
うわ、かなり汚い。
ゴミというか、錆びた水道の中というか、赤茶けた堆積物がいっぱい。
そのへんをすべて除去。
燃料漏れがなくなればいいけど。
負圧バルブについては、詳しい構造がわからないため、手を出さず。
うまく動いていないことだけはわかった。
掃除が済んだら、燃料パイプを組み付ける。

まあ、普通に組み付け。
パーツが届き次第、
燃料コックは交換する予定。
これが終わらないと、安心できない。
試しに、古い燃料フィルターを分解。
磁石(中央の黒い部分)はもちろん、
細かいゴミがいっぱい。
目の細かい金網でふさいでいるだけなので、
けっこうなゴミがキャブに流れていたと思う。

念のため、下の台(?)はSSの古いピストン。
バイクのカギ置き場として活躍中。
カーボン除去がいいかげんなのは気にするな。

そして、寝る。
やがて、起きる。
けっこう、ワクワクしながら、サビ取り材を捨て、
残ったゴミを洗い流す。
リンス作業を経て、乾燥させる。

これまた、見えにくいが、
かなり茶色いシミ(サビ)は落ちた感じ。
花さかGかなり強力でした。

幸いにして、12月だってぇのに真夏並みの陽気だったため、
乾燥も早く済みました。
さっそく組み付けるわけだが・・・。


タンクに穴がぁっ!!

いや、びっくりしました。
花さかG、本当に強力です。
さくっと、バイクに組み付けて、ガソリン入れたら漏れてるんだもの。
まるで、お約束のように、目の前が真っ暗になると同時に、周囲も真っ暗になったので、
タンク類を再び外して、穴埋め。
小さい穴だったので、ハンダで埋めて解決したが、他にも穴が空いたらどうしよう。
写真でも見えてる通り、タンクの裏側はかなりサビが酷い。
今回は、後々の作戦に向けて、いい加減にサビを落として(落ちてないし)、
気休めにサビ止めワックスかけてごまかす。
燃料コック交換時に、サビ止め塗料を塗る予定。
それまで、被害が大きくならないことを祈る。

ともあれ(今回、面白くないですね)、
さておき、 タンクの裏側は、サビ止め塗料を塗ることは決定。
とすると、表側も塗りたくなるなあ。
サビはともかく、かなりキズが目立つし。
いよいよ、真っ赤に塗りますか?
ドゥカ系の真っ赤もいいが、VTRみたいな感じになりそうなので、
ワインレッドとか、メタリックレッドとか、少し変える可能性が大きい。
SDR純正の赤も悪くないし。
こうやって、考えているうちが一番楽しいですな。
現在、塗る場所を探しています。
しかも、塗るとなったら、1か月は乗れなくなるので、そこも問題。
表面処理も大変そうだが、手を抜くとひどい仕上がりになりそうなので、
ここはがんばらないとヤバいだろう。
果たして、労働1号は赤くなるのか!?
春が楽しみですな。

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