小人閑居して不善を成す
「見えるぞ! 私にも敵が見える!!」
そんなものが見えても、俺にとっては仕方ないわけだが。
ちょいと何かに呼ばれて（最近このフレーズが好きです）、
DVDで「ファーストガンダム」3本見た。
5.1chに音声をリニューアルして、
セリフもすべて再アフレコ、音楽もほぼすべて変更。
ってことで、古いファンは全否定、
新しいファンも見ているかどうか疑問な作品ですが、
いいですよ。これ。
サラウンドじゃないと、ほとんど意味がないし、
間違いなく万人にはおすすめしない。
（あくまで予想だけど、LDからDVDにダビングしたものが、出回ってるんでしょ？）
でもって、まあ、俺も含めて、一番面白いのが「ガンダムIII」なわけだが、
DVDだと、意外や「ガンダムI」が面白かったりする。
あくまでも人気が出れば、の話、
本当はずっと「少年の成長物語」続けたかったんだろうな〜
とか思った。
そういう、いわゆるアクション＋ドラマの「ガンダム」ではなく、
抒情的なただのドラマとして面白い。
特に音楽の乗せ方は、無理矢理テンション上げない方向な気がする。
少なくともアクションシーンは盛り上がらない。
というわけで、「Zガンダム」楽しみですな。
TVシリーズ全話見直す気力はないが、映画3本なら見たい。
（現在、ターンAのTVシリーズ見直してる最中だが・・・）
ターンAで、いろいろなガンダムにまつわるしがらみから開放された感のある
（あくまで私見）
富野監督がどうやって「Z」をリニューアルするのかしら。
で〜本題は「ガンダム」のゲームの方。
一年戦争を舞台にした3Dシューティングというと、
俺自身、もうやり飽きているわけだが、
どうにもこうにも気になって、うっかり買いました。
ちょっとヒマだったのも災いしたか。
（しかし・・・ヒマでも忙しくてもゲーム買う人だな、俺は）
今回のは、ナムコが開発した「機動戦士ガンダム一年戦争」だが、
ちょいと操作系が独特で慣れるのに時間がかかるとか、
そういうのを除けば、普通にガンダムの3Dシューティング。
途中で、ガンシューティングのミッションがあったり、
ホワイトベースの機銃でドップ撃ち落とすミッションとかがあるのはさておき、
肝心なシューティング部分はあまり驚きもなかったりした。
ランバラルにメモリアルアクション決めつつ、
もう飽きたな〜
とか、思ってました。
初見のプレイでこれかよ！ という状況で、
さっさと売ろうかな とさえ思った。
が、しかし。
上達すればするほど、難易度上がるのね。
つまり、最初の内は遠くからビームライフル連射で進めるわけだが、
だんだんとそうはいかなくなってくる。
敵が複数で囮役と攻撃役に分かれてしかけてくるようになるので、
ビームライフルで足を止めて、接近してビームサーベルで沈める。
とか、けっこう練度の高い技を使う必要に迫られてくる。
（無論、味方はほとんど役に立たない）
こうなってくると、燃えてくる。
そんな感じで、ベルファスト〜ジャブローあたりではズゴックあたりに手を焼き、
再び宇宙〜ソロモンは、空間戦闘で目を回しながらプレイ。
（ソロモン内部侵攻も、結構面白かった）
で、問題は「光る宇宙」ですよ!!
今までも、エルメスとかのオールレンジ攻撃はさんざんくらってきたし、
「見える！ 見えるぞ!!」とか言いながら、
さんざん、ビットの攻撃避けてきたわけだが、
ついにビット撃墜の喜びを体感。
このあたりの演出はお見事!!
ニュータイプになった気分がたっぷりです。
で、今は難易度をハードにしてプレイしているわけだが、
熾烈を極める難易度に手を焼いている。
やらざるを得ない理由があるので、なんとかするが。
ちょいと余談の映画の方に戻るが、
さすがに年とったせいもあって、 映画の方はアクション場面はどうでもいい。
つうか、見慣れたし。
ほんのちょいと前までは、モビルスーツの戦闘のカッコよさこそが「ガンダム」の見所のように思っていたのも事実だが。
そういうのはゲームでやった方が面白いかも。
今回のゲーム、Zとか、ZZでも応用効きそうだし。
ピンでゲームにしにくいかもしれないが、逆襲のシャアまで作って欲しい。
多分、そこそこ売れているとは思うのだが、続きはどうかな？
映画に合わせて、来年あたりにはぜひＺを。
ジャブローに降下してみたいんだよ。