| IBMに色を塗る! | |
【序章】 |
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| ひょんなことからIBMのAPTIVAを手に入れた私は、当然のことながらそのまま使うことはせず、いじり回すことを考えていた。今回標的となったAPTIVAは、Pentium200MHz、メモリーがDIMM32M、ハードディスクやフロッピーディスクドライブ・CDROMドライブなしという状態の、IBM2161T71(APTIVA T71)である。 まずは筐体とにらめっこ。さてどんなことができるのか。20分ぐらい見つめ合った(?)後、USBが付いているしマザーボードはそのまま使えそうだなどといろいろ考えながら、IBMのホームページへ。そこでマザーの仕様を見てびっくり。DIMMは1スロット64Mまでということでがっかりしたが、CPUはどうやらMMXPentiumが載るらしい。私は期待を持って筐体をあけた。 超ウルトラスーパースペシャルびっくりした。Pentium200MHzにCPUファンが載っていないのである。というより載るスペースがない(笑)。さすがIBM、互換機ではなく自分が純正だけはある。なにをやっても自分が純正。互換機にはない驚きだ。ファンは近くに筐体ファンをおくことで代用しているらしい。最高のマシンである。(写真参照) |
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このマザーであれば、CPUにWinchipは確実に載るであろう。個人的には身売りが決定したWinchipを応援したいのだが、それはFMVでやったので他のことをしたい。じゃあどうするか。 ・AMDは自作機で使っているからパスしたい。 ・RISEも調べてみたが、マザーボードがFSB100じゃないため載りそうもない。 ・INTELはイヤじゃ! |
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| ということで互換CPUの原点、CyrixのMU−333(75MHz)を載せてみた。が、動作せず。マザーの仕様を見ながらCyrix設定がないので無理かなとは思っていたが、やはり無理であった。このマシンには、CPUファンを載せるスペースが少ししかないのだ。ゲタなんて履かせる余裕は皆無である。つまり、わざわざ買ってきたMUは宙に浮いてしまったのである。 |
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・・・・・・やることがなくなった私は、色を塗ることを決意した。それ以外考えつかないパソコンであった。(いずれは筐体ををATX化したいと思っている。) |
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目次 【準備・分解】【塗装・考察】【IBM2161マザーボード仕様詳細】 |
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