【準備】

 まず、自分がつけたい色を決める。この段階で、「絵を描きたい」「線をつけたい」とか考える人は若干ややこしくなることを覚悟してほしい。今回私は単色でいきたかったので、マスキングテープなどは特に用意しなかった。また、私の場合ははじめから揃っていなかったFDD,HDD、CD−ROMもこの段階で用意した。

 以下のものを用意した。

《塗料》
・車用バンパープライマー(プラスチック用)
・車用塗料
・クリアー塗料

《その他》
・ドライバー
・ヤスリ


 バンパープライマーは、プラスチックに塗ったときの塗料のノリを高めるために使用する。クリアーは、仕上がりをきれいに見せるため。ヤスリは、塗料のノリをよくするために使用する。

【分解】

 次に、筐体の周りの部分、つまりケースをはずし、分解できるものはとことんまで分解する。特に細かいのがふたの部分。バネなど、丁寧にはずしていく。はずせないのは稼動するふたのボタンである。これは塗装をするときに何らかの処理をすることにする。

大元のIBM2161T71 分解されたケース

 また、フロッピーディスクドライブやCD−ROMドライブのふたも分解する。これは、メーカーにより違うのだが、爪をはずすだけでとれるタイプと全部分解しなければならないタイプがあるようだ。私の場合は爪をはずすだけでとれた。このとき、アクセスランプ用の透明プラスチックも必ずはずすこと。忘れて色を塗ってしまわないよう注意が必要だ。


このようにはずす。CD−ROMも同様である。

 それぞれの部品の中で、はずしにくいものがあるのであまり無理をしないように。私はこのFDDで、アクセスランプ用透明プラスチックを支えている棒を折ってしまった。結局、あとあとボンドなどでとめる羽目になった。

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