発行日: '99年 5月15日(土)
発行:守山リス研事務局
道の南側の沢沿いには、数本のクルミ(25.8cmφ)がオバナを多数ぶら下げていた。その南(次第に山に向かう)には、ミズナラ、コナラ等の落葉広葉樹が樹冠を形成し、尾根筋には、アカマツが多数存在しているのが確認できた。またこの林床には、多数のサンショの木が花をつけて芳しい木の芽の匂いをさせていた。表面の土は柔らかいが崩れやすいところをみると、岩石の上に体積した腐葉土や浸食土のように思われた。
リスの橋の東側にある沢は南から北へ下がる大きなものだが、その沢に沿って、オニグルミが点々と繁殖している様子が推定された。5/2と3の両日で観察できたオニグルミの胸高直径と本数からこの団地周辺だけでも樹齢20-40年が数百本以上存在していると思われる。
(続く)
リスの橋北側一帯の植生状況
リスの橋の北側固定部の状況
(電柱がしっかりと固定されている様子)
道路の北側の橋端部は直径30cmの電柱に取り付けられ、横に2m程の接続端が、隣のスギ(64.3cmφ)の木に向かって取り付けられてリスがスギの木に移動し易いように配慮されていた。(橋には、風で上の電線等に接触しないように、留めワイヤーが設置してあった)