私の現在の愛車を紹介いたします。 今や希少車になってしまいましたが、かつては 近未来志向のバイクとして一世を風靡したのですよ。XJ750Dの写真はこちら(JPG, Index 62KB)
車名・型式 | ヤマハ・5G8 |
名称 | XJ750D |
エンジン | 空冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 748cc |
最高出力 | 70PS/9000rpm |
最大トルク | 6.2kg-m/7000rpm |
ミッション | 5段リターン |
乾燥重量 | 231kg |
シート高 | 785mm |
燃料タンク容量 | 19L |
カラー | シルバー |
価格 | 85万円 |
輸出仕様車XJ650LJ-turbo(seca-turbo)とほぼ同じデザインでまとめられており、長距離ツーリング志向クルーザーである。
1.フルカウル
マシン自体の空力特性を上げることよりも、ライダーへの風雨を防ぎ、疲労防止・快適性を追求するための形状となっている。そのため、Cd値はノンカウルの兄弟車XJ750Eより10%ほど向上しているらしいが、最高速度では、10キロほど犠牲になっているらしい。実際、ライダーに対する効果は絶大であり、多少の降雨もカッパなしでライディングが可能である。しかし、高速走行時の横風の影響は大きく、恐怖感さえ覚える時がある。国内仕様車では初めてフルカウリングが認可された。
2.インジェクション・パワーユニット
フュエルインジェクションシステム(Y.F.I.S.)を採用しており、メンテナンスフリーである。アクセルを開いた時、多少のタイムラグを発生するが、その後の滑らかな回転の上昇は低速のトルクを伴っており、非常に扱い易い。ヒューヒューという独特のノイズは、特徴的であり、心地好い。ただし、インジェクションは、整備が難しく、バイク屋でも開かずヤマハの本社送りになり、輸送費が掛かるという難点がある。また、インジェクション関係のパーツは既に欠品になっており、交換は不能である。燃料は常に循環しており、フュエルフィルタの定期的な交換をしないと、ガソリンが供給されなくなる。燃費は、市街地・峠で17-20km/L、高速道路で20-21km/L、一般道でのツーリングで22-25Km/Lと極めて良い。インジェクションの燃料最適量供給が機能している結果である。
3.シャフトドライブ・サスペンション
駆動はシャフトドライブであるが、クセは比較的弱い。特に気になることはない。メンテナンスフリーに慣れると、もうチェーンドライブには乗りたくなくなる。サスは、前後共にエアサス併用であり、左右が連結してあるため、バランスも優れており、安定したライディングを可能にしている。
4.コンピューター制御
Y.C.C.S.(Yamaha Cycle Communication System)と呼ばれる、このバイクの一番の特徴でもあろう。カウル内には、モニターもセットされていて、様々な情報が液晶表示で示される。デジタルのスピードメーター、タコメーターも、液晶表示であるし、その外、時計、燃費、瞬間燃費、燃料計、燃料消費量、トリップメーター、平均巡航速度、サイドスタンド警告、ライト断線警告などが、表示されて至れり尽せり。また、Y.F.I.S.と関連して、バイクの傾斜角をセンサーが感知して、転倒時に自動的に点火と燃料の供給をストップさせる安全装置もある。これについては、未だに働かせたことがないので、正常に機能するか定かではない。
まとめると・・・・
あなたが,XJ750D or D2 のオーナー(元でも可)であるとか,友人知人にオーナーがいるとか,街で見掛けたとか・・・・ 何でも情報をお待ちしております.メールでお知らせください.
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Last updated : 97.3.23