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 Chapter 14 メニュー強化!体験学習室(未定稿)

14−1 博物館で遊ぶ夏休み


 さて,観察会事業を始めてから,2回目の夏休み。
 2004年の夏休みは,体験学習室も本格的に活用し,夏休みの子どもたちを取り込む計画だ。
 春休みに行った科学工作イベントに加え,新たなネタも増やして,7,8月の土日は,いつでもイベントがあるようにする体制だ。科学工作ネタは,博物館スタッフ+私が探し集めて,このイベントをおもに担当する嘱託学芸員の人がやりやすいものをチョイス。土日に,午前1回,午後1回のパターンで,6種類のネタを日替わりで。

 イベント告知は,例によって,市の広報で。
 イベント日には,その場でイベントの存在を知った来館者の立ち寄りはもちろん,体験学習室イベントを狙って来館する人もいて,入れ替わり立ち替わり,10〜15分ぐらいで工作をして,完成したものをお土産に持ち帰ってゆく,と言う形が出来上がった。常時,体験学習室に人はいるが,混雑して大変!と言うほどにもならず,なかなか快適な参加人数。これなら小さい子を連れた親子でも,ゆっくり楽しめる。これ以上宣伝して人気が出たら,混雑で不満も出るところだ。
 イベントにつられたのか,体験学習室常設の学習キットも,あれこれと良く利用されている。夏休みに子どもたちが博物館で遊んだり,自由研究の調べものをしたり,と言う光景は,なかなか好ましく感じる。しかも,来ている子どもたちに,我孫子市内の子が多いのが,またいい。親に連れられて来るのではなく,小学校高学年ぐらいなら,友達と一緒に博物館に遊びに来る。

 これで体験学習室も,やっと,体験学習室らしくなってきた。
 「地域に根ざした博物館」に向け,また一歩,前進したようだ。

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