WXtoImg の ｢weather.txt｣ を更新する方法

● (No.1122) WXtoImg の ｢weather.txt｣ を更新する方法 (2022年12月7日)
　------------------------------------------------------------------

　　　　　　 

最近になって、WXtoImg 気象ソフトが起動しなくなったか、あるいは起動しても
File - Update Keplers とすると、上記エラーメッセージが出て軌道要素が更新
できなくなった。その原因は、｢celestrak.org｣ のトップレベルドメインが変更
されたため、つまりそのサイトが恒久的に移転したため、目的のファイルが存在
しない、ということを意味している。

 >  Error (HTTP/1.1 301 Moved Permanently) getting weather.txt
 >  from www.celestrak.com

次の手順で、このエラーを回避できて WXtoImg が起動動作することを確認した。

 1. 次のサイトから ｢Keplers Updater v1.0.0 (Windows 7+ 64-Bit)｣,
    ｢Keplers-Updater.zip｣ をダウンロードし、wxtoimgと同じフォルダに解凍。
    https://www.wraase.de/wxtoimg/

 2. ｢Keplers-Updater.exe｣ を起動し、
    Settings URL: http://www.celestrak.org/NORAD/elements/weather.txt
    と入力して、その下にチェックを入れ、｢Update Kepler Data｣ をクリック。

 3. 以上の操作で新しい軌道要素が読み込まれ、｢WXtoImg｣ が起動する。

 4. なお、次のサイトから ｢weather.txt｣ を直接、手動でダウンロードし、
    wxtoimgフォルダにコピペすると、File - Satellite Pass List を実行
    してもエラーは出ない。
    https://celestrak.org/norad/elements/weather.txt

　　　 

参考
    http://www.inoshita.jp/freo/view/719
    https://noaa-apt.gif.jp/noaa/noaa_new.htm
    http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr444.htm
    http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numb1038.htm


LINUX の場合は簡単で、Terminalで "wget" のコマンドを送ると更新される。
    https://github.com/provector/wxtoproxy/

 >  $ wget -O /usr/local/lib/wx/tle/weather.txt http://celestrak.org/NORAD/elements/weather.txt

これで、最新の "weather.txt" が所定のフォルダに取り込まれる。(次図)
 >  $ cd /usr/local/bin/
 >  $ xwxtoimg

　　　   

　　　   

トップ へ戻る．
前のページ へ戻る．
次のページ へ移る．
ホームページ(目次) へ戻る．