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S.Yairi YO-45

2012年10月購入



S.Yairiヒストリック・シリーズの最上位機種のYO-45です。
Martinの小振りなOM-45や000-45が欲しくても高くて買えない時に選択肢となるギターです。

ヒストリックシリーズは中国工場で生産されていると聞いていますので中国製という前提で書いていますが、とても中国製とは思えない作りの良さと音の良さで本家のMartinと遜色のないギターだと評価しています。


 このモデルの下位機種にYO-42というモデルがあり、その実物もWeb上の写真でも、そのモデルのヘッドの裏にはMade in Chinaと書かれたラベルが貼ってあるのですが、YO-45にはそのラベルがないため、本当に中国製なのか確証が持てません。最初はラベルが貼ってあったのに剥がされたのかも知れません。

S.Yairiの一部最高機種は日本製という話も聞いたことがあるのですが、誰か知っている方がいたら教えてください。


 S.Yairiというギターは今はキョーリツ・コーポレーションという会社が販売を行っています。
矢入貞雄氏が創業したS.ヤイリギターはジャパンビンテージギターとして有名ですが、1982年に倒産しています。 その息子の矢入寛氏が2000年にS.ヤイリ ブランドを復活させたということです。

 S.Yairiとは別にK.Yairiというギターが特徴のある国産の手工品に近いフォークギターでそのファンも多いようですが、この会社とS.Yairiとは別々の会社で、矢入貞雄氏の兄の矢入儀市という方がK.Yairiというブランドを作り、現在までものまねでない特徴のあるギターを製作しているということです。

 詳しいことは知りませんが、S.Yairiという会社はないらしくホームページを検索してもキョーリツ・コーポレーションのホームページしか出てきません。
たぶん、矢入寛氏はS.ヤイリギターの企画・製造監修を行っていて、製品の販売、製造責任会社がキョーリツコーポレーションだということでしょうか。しかし、中国工場で生産されているとしても品質面、音質面とも非常に優れていて、国内生産品と遜色ありませんので中国製のギター製造技術もかなり進歩したのではないかと思います。

 このギターの定価は220,500円ですが、新品が半額以下で買えるのでコストパフォーマンスはかなり良いです。YamahaのAC3Rと比べても豪華なアバロン貝の装飾や良質の板材、グロスフィニッシュの仕上げなど数段優れていてアコースティックギターとして最高級ギターといっても良いかと思います。

 ギターの作りや装飾などマーチンのOM-45と同じ作りになっていますので、マーチン代用ギターとしてうってつけではないでしょうか。



アバロンのバインディングがボディからバックまでほどこされ見た目の美しさはマーチンの45スタイルそのものです。ネックの状態もボディ強度も問題ないようで手元に置いて気軽に弾けるギターとして使って行こうかと思います。

付属のケースもしっかりできたケースです。 
S.Yairiというヘッドインレイがなかったらマーチンと区別が付かないのではないかと思うほど良く作ってあります。


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