ランチアへの道
フジミ模型製のLANCIA STRATOSの製作リポート
ランチアへの道パート2を見る!
フジミ模型から久しぶりにエンスージャストモデルの最新作が出ました
ディノエンジン搭載のランチアストラトスです
エンジンは本物同様、以前発売されていたディノ246GTからそっくり持ち込まれています
当然ディノ用の部品も多く不要部品となるのですがパーツのストックが増えると思って
おおらかに行きましょう
まずパーツの状況から一番目に付くボディですがボンネットフードのスリットが
抜けてるのは素晴らしいが
穴の形が全部いびつで、ここんとこはちょっと手間に成りそう
サイドウィンドウのレインシールドのゴム部分がモールドされていません
またサッシ部の肉厚が厚いのでウィンドウガラスが奥まったところに位置しそうです。
この辺をどう処理するかを考えてたら前に進みそうに無いのでとりあえず
組み立てだ〜!!
97年9月25日
ボンネットフードのスリットを整形しました
何と言ってもスリットの一つ一つが非常に小さく一方は三角断面に成っているので削りすぎると
即オシャカ! ここは呼吸を止めてデザインナイフの先に神経を集中して…深呼吸
まっ、とりあえず慎重にいきましょう
ひょっとしたら塗装が完了した時点でいくつかがふさがってたりしたら悲しいなあ
ボディ加工終了ですウィンドウ部も金型の逃げ角を削ると案外肉厚が目立たなくなりました
が、納得しているわけではありません理想としては内側から削り込んでもっとガラス面とボディの
段差を小さくしたいけど…(テクが追いつかない)
エンジンフードの開口も削りましたがこれって上からルーバーが張り付くから
なーんにも見えなくなるんだ
9月29日


先日話題に上げたサイドウィンドウのレインシールドのゴム部分のスジ彫りをしました
厚紙(プラ板の方が良いかも)で型を作ってケガキで彫ります
なんて簡単な説明なんでしょう(これが不親切と言うものか)
9月30日
ワイパー基部が一段彫り下がったモールドに成っていますがここはフロントカウルと面一に成るように
パテ盛です
ところでストラトスって内装床からエンジン周りのフレームまでボディカラーなんです
と言う事は、ボディカラーを決めなくっちゃ先へは進めないのね
今晩悩みましょっと
10月3日
エンジンの組み立てですが流石に難しい!!
以前組み立てるのに腕が3本要ると言われたモデルだけの事はある
シリンダーブロックとクランクケース上側との接着位置の決め方は真ん中のキャブレターを先ず接着して
左右(横置きエンジンだから前後か?)のシリンダブロックの位置を決定しました
次にオイルパンとアクスルシャフトを接着してからシリンダブロックを接着するのですが
仮組みするばっかでなかなか位置決めが出来ませんエンジンのステーも4個所でシャシーに止めるのですが
そのステー4本が各々別パーツに成っているのでシャシーに載せて仮組み、固定をしなくてはいけないでしょうとか
考えると一つも前に進みません。
ちょっと構え過ぎかなぁ…リアーカウルにヒンジを付けない限りエンジンは見えないから
スルッと手抜きで行きましょうか
10月6日
シャシー、ボディ下塗りです、今回は肌色を塗ってみました
なぜだって?白色が無かったんだよ〜んと言うのは大嘘!
ボディカラーを黄色にしようと思って下地の色を探したのですが
手元に有ったのがモデラーズの艶消し肌色隠蔽力も有りそうだからこれでいいやっ !!
果たしてどんな黄色に成るのやら、お楽しみだ
10月8日


どうだこうだといってる間にエンジンは形になりました
そして次の難関 エキゾーストパイプです、これは作った人には良く分かると思うのですが
エキゾーストパイプは6本が各々別パーツで集合部のみが又別パーツに成っております。
エキゾーストパイプとシリンダブロックにはタボと穴が作られているのですがタボが小さく
位置決めが早々簡単に行きません、ましてやこの先マフラーに繋がるパイプがぴったり収まらなくては行けません
その仮組みをして今日はおしまい、
これだけするのに2時間!はあ 疲れた
10月10日


さていよいよボディの塗装ですがストラトスのボディは前と後ろが分割されてますから
普段のようにスプレー缶だけでは自立してくれません
プラ棒でつっかえを入れてやります
シャシーがわはインテリアの仮組みですといっても椅子とシフトレバーを着ければおしまい
ドアーパネルやインパネはボディ側に着きます
話は全然違いますがドリカムの移籍先はまだ決まらないのでしょうか
この3〜4年お気に入りのバンドなんですが新曲やアルバムが出てこないのはさびしいですよ
吉田美和のライブも見ました(もちろんビデオで)が迫力あって好いですよ
10月15日

インパネの組み立てです インパネは上下2つの部品で構成されていますが合わせ目には
パテが必要です
ドアーインナーパネルもいっしょに色塗りをしようと思ったんですが塗装の指定色
(フィールドグレー)が手持ちに無かったので中断です
今度の日曜に家に帰ったときに買ってきましょ(いまだに高山で模型屋を見つけてないのだ)
シャシーはほぼ完成 ボディは今まで前後を別々に塗装していたので今回からはくっつけて塗装をしていく予定です
足回りを組んで見たのですがどうも腰が高い、ラリー車だから高いめでOKと言う事にしてこのまま進みましょう
10月17日
先日のインパネとインナーパネルですが実車写真を見るとどうも黒いっすよ
雰囲気としてはグレーっぽく見えるんですがフィールドグレーほど白くないようです
と、ここまで偉そうに書きましたが、模型の方は黒艶消しを塗ってしまいます
(いろいろ資料を集めても活用出来ないと言う良い例ですな。深く反省(^^ゞ)
話はぶっ飛びますが、あつたゆきおさんが
デカール製作にカラープリンターを活用されているらしいです
一度やってみたいけど良く考えたらカラープリンター持ってないんだ、私!!
10月20日
インパネにデカールを貼るのですがインパネのモールドと
デカールのサイズが合いません
わたしの場合右の大きな2連のメーターで合わせたのですが右下の黒いボタンが半分なくなりました
また左の5連のメーターもモールドからずれて張り付いてしまいました
メーターのデカールを1つずつ切り取って貼った方が良かったようです
(しかしそこまでまめな事は私には出来ない)
突然出ました。何なんだこれは!
これは日東から出てたハスラーのレーシングモデルです。
右下にあるひし形で銀色の物体は 模型に付属の接着剤です
この模型はいつごろ買ったのかなあ…覚えが無い、多分中学生のころだろうなあ
10月21日


ボディの乾燥と水研ぎをしている間にインテリアを作れば、段取り良く進行するはずなんですが
このランチアの場合ボディ側に着くパーツが多く結局は時間を弄んでしまいほかの模型に手が…
これだけはしてはいけない!ランチアがカンセイセンになってしまう
今日は私がエンジンに使う塗料の紹介です、殆ど銀色を主体に黒、白、金、黒鉄色を適当に混ぜ合わせて
ふたにマーキングしておきます大体この写真に写ってる色とあと混ぜ物なしの黒、白、金、黒鉄色を使います
そしてリアーカウルを被せると殆どなにも見えなくなる
突然出ました。何なんだこれは!2

所謂レベルカラーの変遷でございます左の写真の右の瓶は初期タイプ(そんなタイプ分けが有るのかどうか知らないが)
レベルカラーのラベルが短く中が見えます、真ん中はラベルが瓶を1周ぐるっと囲むタイプ当然なかは
見えなくなった、ここまでがグンゼ産業で左はタカラから出たレベルカラー、ラベルのデザインが一新された。
瓶の底もその時々のメーカーの印が付いております
写真の左からグンサン、Revell、TAKARA、とならべています。
10月23日
ボディ塗装完了です
乾燥後 コンパウンドをかけて窓枠部分を塗るのですがドア部分のスジ彫りは浅かったのか
殆ど塗料で埋まってしまいました
ウインドウのパーツですが両サイドとリアーは天井裏部分と一緒に成形されてます
ここでまた得意のウインドウ切り離しですが今回はクラフトチョキに封印をしエクザクトの
のこぎりで切りました
きれいに切れるもんだアルファのときも使ってたら良かったな(反省反省)
10月24日


製作当初から気になっているサイドウィンドーですが一大決心をしてここは一発ヒートプレスと行きましょう
エンビ板を使ってボディ外側からレインシールドと面一に成るところで接着すればカッコ良くなるんじゃないかな
使ったエンビ板は文房具屋で売ってるパスケース(50円でした)です、これをクラフトチョキで切って
(エンビ板は切っても大丈夫)
ライターであぶって波打ってきたら型に押し付けます(型は模型のパーツそのまま)写真中央が
プレスしたエンビ板です
一応窓の形に切り出せました。ウィンドウにはめ込んでみると、まっ素敵!と自己満足!!
10月29日
窓枠の塗装です。説明書の塗装指示では
ワイパー基部はボディカラーになっていますがわたしのイメージでここんとこも黒色にしました
サイドウィンドー部はまだ塗装しておりません。
(ちびちびやってるから進まないのよね…反省)
10月30日
フロントドライビングランプの取付です
いつもの事ですがこの辺の作業になるともう殆ど説明書を無視して進んでいきます
だから順番はめちゃくちゃ塗装の終わったパーツからくっつけていきます
フロントドライビングランプですがパーツのままでは取付用の凸がまるみえで模型っぽい(模型なんだってば!)
ランプ表面をやすりがけして薄くし中央部は凹にして反射板っぽくしてからモデラーズの
レンズセットを張り付けます
写真ではレンズがまだ張り付いておりません
パート2に続く
ここにポストを置きました。お手紙ちょうだいまってます(^○^)