アルファロメオへの道



田宮模型製のGIULIA SPRINT GTAの製作リポート

出ましたねえ タミヤから やっとと言うかやったと言うか 好きなんです私この段付きノーズ、しかし小さいですね今のアルファとならべると スケールが違うんじゃないの と言うぐらい小さい と言うことで

まずはパーツを見ていきましょう
フロントグリル用のメッシュが入ってるよ、色も黒色で良いですねこれ気に入った!!
次は、ありますよここんとこお気に入りのメタルインレット、何だこの丸いのは?!と思ったら ミラーの鏡面だ、丸は切り出しにくいから良いですねこれ、部品請求して5,6セットほしいな
デカールも付いてますよ、VDOのメーターとアルファのマークがメイン
このヘビさんのマークは赤いボディの上に貼るとピンクになっっちゃいそう

あとは赤、銀、メッキ、ポリキャップ、ゴムタイヤ、クリヤーパーツ
(レンズの出来が悪いねこれ、キャレロのレンズには見えんわい)
ボディのディテールは良いですね、バンパーの取付部やグリル周りがしっかり表現されてるから バンパーレスでも充分見栄えいいっすよ、これ
サイドウインドーのサッシはボディがわにフロントとリヤーのサッシはクリヤーパーツがわに モールドされているのはなぜだろう、組みながら解ってくるかな ということで


連載開始!!

97年 7月29日

Cピラーのパーティングラインは 多少削ったにもかかわらずパテが必要です
ここは研きにくいよ、ルーフレールと窓のサッシがあるから このモールドも最終的には丸くなっちゃうかもしれない
右の写真は段付きの段付き足るところボンネットフードの前端は薄くしてありますが塗料の厚みによっては隙間がなくなりそう
フロントグリルはメッシュを貼るようになっていますが下の2つの開口は肉厚がありすぎてメッシュが1段下がったところに張り付きそう
こんなとこけづれないよ〜
ボディが傷だらけなのは#1000ペーパー掛けをしたから、こうしておくと塗料の付きが良いような気がするモンデ…(^^ゞ
7月30日

エンジン部品を組みましょう、大きく5つの部品で構成されてますがエンジン前側の合いが悪いみたい
シリンダーに合わすとヘッドとずれる マッ この辺はお気楽に行っときましょう

プラグコードを作りましたビニールチューブにモデラーズのプラグコードを差し込んでL型風にしています




7月31日
ボディにサーフェサーを吹き付けたところ手前はグレーのサーフェサー、奥は白のサーフェサーです
先日フロントグリル周りが素晴らしいと書きましたがしみじみ見てると不満が出てきました
お顔がちょっと変!
エンジンはエアークリナーを外してチャンバー(こういうの?)に変更です
でもこんな事してる間にレーシングタイプが出たりして
ミニやジャグアーのように…




8月1日
プラグコードとフュエルラインを付けました、プラグコードが多少太いみたいですが
これでヨシッと

インテリアを塗装して仮組みです椅子もフロアーも内張りも黒色、艶だけでめりはりをつけるのは 難しいので、説明書の通り塗りました、
ドアハンドルとウィンドウ用のハンドル、メッキトリムには アルミテープを張りつけています



8月2日
ボディの1回目の塗装をしました
アルファの赤色は濃い色をしていますがわたしの好みにあいませんから 明るい赤色(フェラーリレッド)を吹きました

シャシーは以前に2回吹き付けておりますのでこれで塗装完了です。 磨きもクリヤーもいたしません



8月4日

エンジンとバッテリー、ブレーキのマスターシリンダーを取り付けました
何の問題も無いですがシャシー側のエンジン架台はバリをきれいに取っておきましょう

EXパイプの塗装完了写真です、説明書の指示どおり銀色ですが下地に黒鉄色を塗って 銀色はドライブラシで擦るように塗っています、又エンジン側はドライブラシを薄くして メリハリをつけました

ここでわたしはエンジンにEXパイプ部品を着け忘れたのに気が付いた
すでにエンジンはしっかり接着されてるし、何とかしなくちゃ


8月7日 5,6と出張でな〜んにも出来ませんでした
久しぶりの製作です

先ず写真左側はタイヤウォーマーで暖めているところ
じゃなくてタイヤのパーティングラインを消す前、消した後、ごみとり、完了(左から順) をしたところです。ミニ4駆のスポンジタイヤのごみとりにテープを貼れば良いというのを真似てみました

右側はステアリングホイールですスポーク部は肉厚を削り軽め穴を開けましたが
ヘレボーレのステアリングは軽め穴が1スポークについて4個開けられています
あと1つづつ穴をあけるのもじゃまくさいのでこのまま行きます

8月8日
シャシー下面の完成です
問題のエキゾーストも何とか組み込んでアクスルシャフト、フロントサスペンションAssyを 張り付けます特に何の問題もありませんがこの時にタイヤを着けてみて接地状況を確認しておきましょう


9日からは盆休みでな〜んにも出来ないから
製作リポートはしばらく休載 お盆明けには再開しますから
プリーズ ドント フォーゲット!!

盆休み中には作品集を入れ替えしようと思っております
又覗いてください

8月17日
あっという間に盆休みも終わり作品集の入れ替えをするはずが写真も撮れなく
大嘘付きに成ってしまいましたゴメンナサイ_(._.)_


8月18日
エンジン部分の完成です

ラジエターキャップから伸びたホースの先に黒い箱があるのですが これは一体何でしょう?わたしには解らない、黒い箱から出ているホースもどこへつながってるのか解らない 適当にぐるっとまわして隠しておきました
バッテリーからもコードが出ているのですがうるさくなるので取り付けませんでした
(ほんとはジャマくさくなったんだよ〜ん)


インパネの取付ですこの状態でボディを被せてみたんですが入らない、スンゴク腰が高い
どうなってんのとよくよく見たらドアーインナーパネルの部品の接着位置を間違えていました
リアーシートとインナーパネルはぴったりくっつく位置に接着するのね
説明書を良く見たら矢印でちゃんと指示してあるのに…

このステアリングホイール気に入らん!!
センターボスが大きすぎるしスポークが太いよ!
ステアリングホイールセットみたいな形でどこかからエッチングパーツが出ないかしら かならず1セットは買いますよ



8月20日
う〜ん どうも駄目だ!!クリアー吹いたんだけど 被っちゃうのよ このままでは野ざらしのGTAになっちゃうよ〜
と言う事で水研ぎです #1200から始めて#1500、#2000と順番にやすり目を消していくように 研いていくのですが、もう指の先と手首が炎症を起こしそうなぐらい痛いよ〜

しかしまだコンパウンドがあるんだ、
ボディに直接コンパウンドを塗り込んで指の腹で刷り込むように広げてから ロッカーになった気持ちでT−シャツを切り裂いたと思うとその手でボディをわしづかみ!
キャ〜と言う悲鳴とともにGTAは…
じゃ無くてまたここでも指の先と手首が炎症を起こしそうなぐらい力を込めて研く磨くみがく!!
ほんとに今日は疲れた、キーボードたたくのもいたいよ〜

8月26日
昨日から岐阜県高山のとなり清見村の住人となったのですがまだ自分の部屋も荷物も整理できずにいるから 模型のモの字も触ってないんですよ

8月30日
やっと模型材料一式を部屋に入れたのは良かったのですが環境の変化か”模型をつくろ!”と言う気持ちになれずにずるずるしています
こんな事ではだめだ!9月からは仕切り直してがんばりましょう!

9月4日

ひっさしぶりの模型作りです、ほんとに1日なんかアッと言う間にすんでしまいもう9月も4日に成ってしまいました

やっと部屋の中の環境も整い今日はアルミシール張りです
アルミシールはグンゼのミスターアルミ…7ミクロンを使っています
貼り付けは左の写真のようにターキーを飲みながらじゃなくてアルミシールを5~6ミリに切ってサッシに張り付け電動工具用のバフで 押さえながらしわを作らないように張っていき余分なところはデザインナイフで切り取ります
バフで押さえるときに余分なところまで押さえてしまうと剥がしにくくなりますから極力バフの 先っちょだけで押さえていきます

片側だけで1日がすんでしまいました あすは右側を張りましょう(ちょっとあきてきたけど…)

9月5日
またまたやっちゃいました
サイドウィンドーがばらばらになっちまったい
三角窓を残してウィンドウを開けた状態にしようと思って お気軽にクラフトチョキで切ったら 見るも無惨なこの姿、ここで部品請求をするとまた製作がとまってしまうので透明プラ板をあてるか
このまま素知らぬ顔で透明度の高いパーツなどと言ってそのままにしておくか
多分このままワンサイドモデルになるんだろうな




フロントの組み立てですがメッキパーツがボディとしっくりきません
塗装の厚みなのかなあ、メッキパーツの裏側の丸い凸をすっかり削り取ってもまだ浮いてるような感じがします

それとこの写真ではまだライトレンズは取り付けていません。
また272に続いて網の話ですが説明書に書かれているように格子模様が斜めになるんじゃなくて たて横(パッケージの箱絵の通り)が正解です。
わたしは網の裏に張りつくパーツを使わないのでフロントグリルの裏側にあわせて網を切り瞬間接着剤で固定しています







9月8日
昨日の日曜日は息子といっしょにサッカー少年団の練習に行きました
当初は送り迎えだけだったのですがコーチ不足と言う事でちょこちょこ手伝っているうちに
頭数に入ってしまったようでこの1ヶ月は出ずっぱりです
最近スポーツをしてなかったからサッカー少年団の練習が終わった後、親父は昼寝、息子はファミコン
子供って疲れ知らずなんだ


9月10日

本業のアルファの進捗がいまいち進まずこの間の引越しでなくしたピンバイスを探してるうちに 木箱の中から見つけた模型を2つ紹介します
左はアオシマ製の小さなバイキング ビッケのフィギュアーセット下に敷いてあるオレンジ色の紙が 塗装説明書(組み立ては基本的にございません)、わたしが中学3年の頃に買ったと思うがもう20年以上前の事なので記憶は定かではございません
右は舶来モノグラム製のカタリナスケールものかどうか定かではございません
この当時は主翼に星マークのモールドがされています
今になって良く見ると機首の部品と説明書を無くしています
こんな物をいつまでも持ってるんだから私ってつくづく…だなあ。

アルファの方はフロントのスモールランプとテールランプのリムにアルミシールを張り付けているのですが何せ面が少ないから中々張り付いてくれません
このへんのパーツはボディに張り付けてから写真を撮りましょう

9月12日
タミヤ模型の木谷さんが退職されたそうです。
タミヤのカーモデルの重鎮であられたかただけに今後のカーモデルが
どうなるのか、人事ながら心配致しております

そう言えばプロターの日本代理店である藤マーチャンダイズの社長(名前を失念した)
も以前タミヤの設計室に居られた方らしいですよ


リヤーコンビランプをボディに取り付けました接着剤は使わずに押し込みです
テールランプのリムにアルミシールを張ってありますが粘着力が弱く直ぐはがれちゃうので上からクリヤーを塗装しています。

ボディをシャシーに組み込みほぼ完成に近い状態に成ってきました
三角窓にはエンビ板を張りましたがリヤーのウィンドウはまだ張っておりませんこの形への削り出しが中々進んでないんです

問題の(いつ問題に成ったんだよ〜)ヘッドライトのレンズはモデラーズ製に交換です


9月16日
フロントスモールランプおよびサイドウィンカーの取付、塗装完了です
フロントスモールランプはボディのパーティングラインをきれいにすればぴったりはまります
裏側の凸は銀色塗装しても形が丸見えに成りそうなので削り取りました

サイドウィンカーは全体にアルミシールを張り付け、 リム部を残して上からクリヤーオレンジを塗装しました

リヤーサイドウィンドウはエンビ板をクリヤーボンドでボディ外側から接着しました
窓にくっついてるテープは取付用のとって代わりです

ドアーミラーはメッキパーツで出来ており鏡面はメタルインレットを張り付けるのですが どうも メタルインレットが一回り小さい、中途半端な位置に張り付けると不細工に成るので 極力鏡面の真ん中に張り付けましょう



9月17日
ボディにミラーやメタルインレットのエンブレムを取り付けて完成です!



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またまた今回リヤーサイドウィンドウを壊したり フロントグリルのリベット打ちを無視したり失敗と手抜き模型に成ってしまいました_(._.)_
おやじっちもルーフの上から誤っています_(_^_)_

今回モーガン以来久しぶりにタミヤの模型を作りましたが、以前と比べパーツの合いがずいぶん悪くなったように感じました
たとえばウィンドウパーツやヘッドライトパーツ等、凸が付いているにもかかわらず合わない浮き上がる
またこの項でも度々書きましたがステアリングホイールの形状やヘッドライトレンズのモールド、ドライビングシートなど 世界的にも一流と言われているメーカーの製品とは思えないほど"質が落ちた"様に感じました

しかしボディ後半の絞り込みの雰囲気はディスコボランテを彷彿とさせるような素晴らしい形状が再現されています

今後ロータスコルティナやエリートが模型化される事を祈念致しましてこの項は終了致します。