定年カウントダウン02

2018年12月

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12/01/土
さてこの「定年カウントダウン」というノートも、2月目に入った。11月の半ばで3学期が終わり、火曜の2限と木曜の1限にあった「小説の歴史」という講座が終了した。火曜日が休みになったのもありがたいし、1限の授業がないというのも嬉しい。しかし入試の待機や判定会など、朝イチに設定されている業務がまだたくさんある。入試について言えば、膳14回のうちまだ4回しか終わっていない。残りは10回。明日の日曜日にまた入試がある。カウントダウンの「10」をカウントすることができる。入試の待機は、一日中、ただ待機しているだけの仕事なので、自分の仕事をもっていくことができる。他の学部長の先生の中には、パソコンで仕事をする方もいらっしゃるのだが、こちらはノートのメモをとることが多い。そのためには資料が必要だ。明日、どの資料をもっていくか。これまで『壬申の乱』というタイトルで考えていた作品を、『人麻呂/しのびうたの伝説』に改めた。まだ仮題ではあるが、柿本人麻呂を主人公に据えることはまちがいない。敵役は藤原不比等だが単なる悪役ではない。持統女帝も重要人物で、そこに額田女王や、天武天皇の皇子、皇女たちが関わる。猿丸大夫も大活躍する。人麻呂(前半は「人丸」と呼ばれる)と猿丸は、甲賀忍者という設定で、天武天皇や持統女帝の側近となり、やがて藤原不比等と対立するようになる。『壬申の乱』というタイトルを改めたのは、人麻呂の生涯を描くことになるので、壬申の乱が冒頭に置かれた短いプロットの1つになってしまうからだ。人麻呂と猿丸を同一人物とするアイデアは、梅原猛と伊沢元彦が描いている。前者は人丸が猿丸になったと考え、後者は猿丸が人丸になったという逆転の発想だが、同一人物だという点では同じだ。この前例があるので、三田の今回の試みでは、同一人物説をとらない。まあ、仲のいい兄弟というくらいの関係としておく。猿丸が武術の達人であるのに対し、人丸はやや文弱、という感じで、やや暗い内向的な人物とする。登場人物が多いので、話が長くなる。『白村江』の続篇なので河出から出したいのだが、まだGOサインが出ていない。分厚い本は定価が高くなって売れないと判断されたのだろう。確かにあまり売れそうもないテーマだが、書いておきたいという気持もある。こちらは定年後の年金生活に入るので、楽しみで書いていけばいいと思っている。締切があるとやや無理をして話に決着をつけることになるが、それでも完成させて次の仕事に向かうことができる。並行して『卑弥呼戦記』という作品も書いているのだが、こちらはいつ果てるともしれない大作だ。話が長くなるのは老人ボケのせいかもしれないが、まあ、定年後の仕事なので、あせらずに、やりたいようにやるということでいいだろう。Footballは金曜日の午前中に1試合ある(米のサースデーナイト)。何と、1敗を守ってきたセインツが負けた。相手はすでに5敗しているカウボーイズ。今期のカウボーイズはまったく調子が上がらなかった。QBプレスコットも、RBエリオットも、一昨年のキラキラした輝きを失っていた。3週間ほど前に、クーパーという、レイダーズでくすぶっていたワイドレシーバーを入れた。それだけで連勝が続き、本日の勝利で4連勝だ。これでカウボーイズは7勝5敗となり、地区優勝に向けて一歩脱け出した。それにしても、さほど有名でもないレシーバー1人でこんなにもチームが変わるものか。とりあえずエリオットはこの新入りのレシーバーに向けてボールを投げ続けている。クーパーは時々キャッチするという程度なのだが、相手のディフェンスの目がクーパーに集中する。それで他のレシーバーが自由に走れるようになった。クーパーだけでなく、多方面にパスが通るようになると、RBエリオットも自由度が増す。1人入っただけでこんなにも違う、という現象が生じた。ネットのダイジェストを見ると、ディフェンスまで見違えるように元気になって、QBブリーズがパスの新記録を作りつつあるセインツの攻撃をほぼ完全に抑え込んだ。これでNカンファはラムズが単独首位に立った。残りの対戦相手も弱小チームなので、このまま首位を守るだろう。リーグ戦の首位チームは、プレーオフのトーナメントをすべてホームで戦える。ラムズの1敗はセインツに負けたものだが、今度は勝てるのではないか。もっとも、カウボーイズが調子を上げ始めたので、これまでの成績は関係がなくなる。カウボーイズが好調だと、同地区のイーグルスは苦しくなる。残りを全部勝たないとプレーオフ出場が難しい状況だが、カウボーイズとの直接対決の他に、ラムズ、テキサンズという強豪との対戦がある。昨シーズンの優勝チームがプレーオフにも出られないという事態が現実のものになってきた。と、ここで大事件。いまネットを見ると、チーフスのRBカリーム・ハントが暴力事件を起こしてチームからリリースされたとのこと。少なくとも数試合の出場停止にはなるだろう。QBマホームズの大活躍でAカンファ首位にいるチーフスだが、ハントの活躍も際立っていた。これでチーフスは失速することになるのか。チーフスはペイトリオッツとラムズに負けて2敗だが、いずれも接戦だった。プレーオフはどのゲームも接戦になる。マホームズには接戦に弱いのではという懸念がある。さらにカンファレンスの首位争いも混戦になりそうだ。3敗に同地区のチャージャーズをはじめ、ペイトリオッツ、テキサンズが並び、さらに3敗1分でスティーラーズがいる。チーフスは同地区のチャージャーズとの対戦を残しているし、QBが交替して意外に勝ち続けているレイブンズ戦、強豪のシーホークス戦など、これからの対戦相手が楽ではない。「失速!」という可能性が充分にある。すでに9勝しており、同地区最下位のレイダーズ戦が2試合残っているので、地区優勝を逃してもプレーオフには出られるだろうが、そこで初戦敗退、という可能性が出てきた。Aカンファは結局、ペイトリオッツということになるのか。新鋭QBワトソンが調子を上げてきて8連勝中のテキサンズが突っ走るのか。ベテランQBのチャージャーズやスティーラーズが盛り返すのか。とにかくハントは好きな選手だったので、大ショックで胸騒ぎが収まらない。それにしても事件は今年2月のようで、それがいまごろになってなぜ公になったのか。監視カメラの映像が公開されたようで、まあ、動かぬ証拠ということなのだろうが、ペイトリオッツの陰謀ではないか、などと考えてしまう。日産のゴーン会長の話題よりも、わたしにとってはハントの失脚の方が大きな問題だ。

12/02/日
休日だが出勤。Mスカラー入試という奨学金付の入試。本日はペーパーテスト。2週間後に面接がある。奨学金が出るのは上位の学生だけだが、ペーパーテストと面接の両方をクリアした優秀な学生に内定を出して入学者を確保するという戦略だ。M大学のような中堅校は、さまざまな入試を重ねて学生を確保していくことになる。今後も統一入試、A入試、B入試、C入試、センター試験連動入試など、いろいろなものがあって、そのつど入試の待機と判定会議がある。学部長としての職務は簡単には終わらない。それでも残り10回の朝9時集合の激務が、本日で1つ減った。「残り9回」ということで、カウントダウンが先に進んだ。学部長は入試本部にただ待機しているだけでよいので、自分の仕事に集中できた。用意した『人麻呂』のプリントをまずチェック。修正を加えながら、以前に書いた『壬申の乱』の冒頭部につながった。そこから先は、修正を加えたり、削ったり、書き足したりする。まったく新たに会話を設定することもある。オープニングがまったく新たになったので、ストーリーの流れも微妙に変化していく。主人公のキャラも少し変わった。ということで、まったく新たな小説が始まったという感じだが、すでにプロットはある程度は出来上がっているので、使えるプロットは利用することになる。いまのところ、どんどん先へ行けそうな手応えを感じている。こういう時は、ひたすら先に進むしかないのだが、今週は実にハードなスケジュールだ。本日だけでなく、水曜と木曜にも9時集合の会議がある。水曜は朝の会議のあと、いったん自宅に帰ってから内閣府に出向くことになる。木曜日は会議のあと授業が3コマ。金曜日は11時の会議のあと、午後は三鷹サテライトで講演。さらにいったん自宅に帰って教育NPOとの定期協議に出向くことになる。土曜日にももしかしたら仕事が入るかもしれない。その次の週も宴会が2つあり、さらに土曜、日曜も出勤ということで、年末までほとんど休みがない。まあ、自分の仕事は年始年末の楽しみということになる。それでもこうやって仕事をこなしていけば、カウントダウンが1つまた1つと先に進んで、いつかはゴールにたどりつくことになる。

12/03/月
日曜に出勤すると曜日の感覚がなくなる。今日は月曜日。授業の割り当てはもうないのだが、昼休みに2年生向けにゼミの選択についての説明会。毎年やってきたこの種の説明会も、もう来年はないのだが、2年ゼミを担当しているので、後任の先生について説明する。とはいえ具体的な名前等は言えないので、いい先生だとしか言えない。3限、4限はアキ時間のはずだが、何やかやと用があって時間がつぶれた。『人麻呂』の資料などももってきたのだが使うひまがなかった。学科会は長びいた。今期の予算の消費や来期に向けての準備で合議しなければならないことがたくさんある。Football中継をゆっくり見ている時間もなかったが、スティーラーズが連敗。ここに来てチームの調子が来るっている。RBコナーが負傷しているらしい。RBハントが解雇されたチーフスは代役のウェアがそこそこ走った上に、QBマホームズのランも冴えて快勝。ラムズも勝った。地区優勝はAカンファのペイトリオッツ、テキサンズはほぼ決まり。チーフスは同地区に1差のチャージャーズがいるのでまだわからないが、いずれにしても両チームのプレーオフ進出はまちがいない。北地区はスティーラーズが負けたので混戦になった。星半分の差で7勝5敗のレイブンスが迫っている。ここまでの6チームがプレーオフ進出圏。6勝6敗のチームにも可能性があるのだが、ドルフィンズ、コルツ、タイタンズ、ブロンコスと4チームがひしめいている。Nカンファの地区優勝はラムズとセインツは決まり。東地区のカウボーイズが7勝5敗で一歩脱け出した。明日レッドスキンズ対イーグルスの試合でイーグルスが勝てば2チームが6勝6敗で追いかけることになる。北地区は首位のベアーズが負けたが、追うバイキングスも負けたので差は縮まらない。プレーオフ争いは7勝6敗のシーホークスが脱け出した。星半分の差でバイキングスが追う。ここまでが圏内。序盤ずっと2敗でがんばっていたパンサーズは4連敗で6勝6敗の五分となった。だが6勝6敗のチームにはまだチャンスがある。すでに7敗してしまったチームはほぼ絶望だろう。あと4試合全部勝っても9勝7敗にしかならない。今シーズンは負けが込むチームがいくつかあって、不振のチームでも五分で並んでいるので、7敗のチームはもはや圏外だ。

12/04/火
本日は大学は休み。まず近所の医者に出向いて常備薬を貰う。午後は神保町の出版クラブで旺文社主催のコンクールの選考。この仕事を担当するようになって7〜8年になる。これまでは神楽坂の出版クラブで開かれていたのだが、出版クラブが神保町に引っ越した。自宅から歩いて行けるので、これは楽だ。飯田橋駅から神楽坂の急な坂を登っていくのはたいへんだった。黒井千次さん、阿刀田高さんらと言葉を交わす。毎年のことなので慣れた作業だ。帰りも楽だ。

12/05/水
朝1限から予算についての会議。学部長と学科長が学長の前でプレゼンテーション。細かいことは学科長任せ。こちらは今期で定年なので未来について語るわけにはいかないのだが、いちおう次の学部長に引き継ぐという前提で議論に参加。適当に未来のビジョンを語っておく。このビジョンを実現するのは後継者だから、いくらでも夢を語れる。水曜日は大学院のゼミがあるのだがお休みにした。そのあとの学部長会議も欠席届を出してある。午後から内閣府で障害者週間のポスターと作文の表彰式。少し時間があるのでいったん自宅に帰ってメールなどをチェックしたあと、国会議事堂前の内閣府。もう慣れているけれどもお役所に入るためには守衛室で身分証明書などを出さないといけない。表彰式はあらかじめ届けてある選評を読み上げるだけ。聴覚障害者のために字幕が出るので、正確に予定原稿を読む必要がある。まあ、ちゃんと読めたと思う。本日は仕事はそれだけ。まだ学部長会議をやっている時間に自宅に帰れた。少しひまができたのでFootballの話をしよう。Aカンファは西地区に2敗のチーフスと3敗のチャージャーズがいるので、プレーオフの1枠がそれで埋まる。残り1枠をめぐる争いが熾烈になってきた。東地区のペイトリオッツと南地区のテキサンズの地区優勝は間違いないが、北地区は首位のスティーラーズが4敗1分、レイブンスが5敗と半ゲーム差なので、どちらが優勝するかまだわからない。いまのところ7勝5敗のレイブンスが残り1枠にとどまっている。だが、6勝6敗の4チームにもまだチャンスがある。ドルフィンズ、コルツ、タイタンズ、ブロンコスが残り4試合を全勝すれば10勝6敗で当確ラインに到達する。これからの対戦チームを見ると、ドルフィンズはペイトリオッツ戦がある。コルツはテキサンズ戦があり、タイタンズとの直接対決もある。タイタンズはそのコルツ戦に勝てば、残り3チームは楽勝なので全勝で10勝ラインに到達する可能性がある。ブロンコスは最終戦がチャージャーズなので全勝は難しい。ということで、タイタンズのみに10勝のチャンスがある。7勝5敗のレイブンスは、チーフス戦とチャージャーズ戦を残している。これに負けると9勝止まりだ。ただし、レイブンスはQBフラッコが負傷して控えの新人ジョンソンに替わってから3連勝している。その勢いで、RBハントがいなくなったチーフスや、QBリバースに疲労が感じられるチャージャーズに勝てるかもしれない。そうなると地区首位のスティーラーズが危なくなる。7勝4敗1分ではあるのだが、強敵ペイトリオッツとセインツを残している。2敗すると9勝6敗1分となり、それでは地区優勝も危うくなる。RBコナーが負傷したスティーラーズが強敵のどちらかに勝つのは難しいのではないか。レイブンスが2敗することを祈るしかない。スティーラーズが残りを3勝1敗で地区優勝して、レイブンスとタイタンズが10勝で並んだ場合は、直接対決がレイブンスが勝っている。ということはタイタンズは残りを4連勝しても他力本願ということになる。Nカンファはラムズとセインツの地区優勝はほぼ決定。ベアーズも残りの対戦相手が弱いので大丈夫だろう。唯一の混戦は東地区。7勝5敗のカウボーイズが首位に躍進し、イーグルスとレッドスキンズが6勝6敗で追っている。カウボーイズはイーグルスとの直接対決がある。これに負けると10勝6敗。ただイーグルスはラムズ戦、テキサンズ戦を残しているので、カウボーイズに勝ったとしても10勝には届かないどころか、8勝8敗で終わってしまいそうだ。6勝6敗のレッドスキンズはQBスミスが負傷したので圏外。プレーオフの2枠は、シーホークスが7勝5敗、バイキングスが6勝5敗1分。これを6勝6敗のイーグルス、レッドスキンズ、パンサーズが追いかけているのだが、パンサーズはセインツ戦を2試合残しているので8勝8敗で終わりそうだ。。シーホークスはチーフス戦を残していて、さらにバイキングスとの直接対決がある。チーフスには負けるとしてバイキングスに勝てば10勝6敗となる。バイキングスはシーホークスに負けても残り3試合は弱小チームなので9勝6敗1分でプレーオフにすべりこめるのではないか。シーホークスがバイキングスに負けて9勝7敗となると、イーグルスにわずかな希望が見えてくる。ただイーグルスがラムズとテキサンズのどちらかに勝つというのは、今期の調子から見て難しいのではないか。とりあえず来週のバイキングス対シーホークスが注目される。

12/06/木
日曜に入試待機をした試験の判定会議。奨学金つきの入試でペーパーテストの合格者に対し、2週間後に面接をする。入試課の担当者と談合するのだが、議論の余地は何もない。ただ受験者が増えて成績が上昇しているという説明があった。当大学の人気が出てきたということだろう。その後はいつものように3コマの授業。来週は卒論提出なので4年生の授業はこれで終わり。あとは研究室に遊びに来てくださいというところで、孫の写真などを見せて終わりにする。本日は今年一番の冷え込み。厚着をしていったので問題なし。ハードな一週間も明日で終わる。最後に宴会がある。

12/07/金
超ハードな一週間の最終日。今週は日、水、木曜日が9時出勤だった。朝7時に起きる。本日は11時なので9時起床でいいのだが、余裕を見て8時半に起床。のんびり新聞を読んでから自宅を出たら、電車が少し遅れて、ちょうどいい時間になった。新規採用の教員の面接。三田の後任はすでに決まっているのだが、いっしょに辞める学科長の後任として推薦された人なので、面接は形式的なもの。一ヵ月ほど前の学会で顔合わせはすんでいるのだが、いろいろと話が聞けてよかった。といっても入れ替わりで来年度から専任になっていただくので、いっしょに働くわけではない。こちらはもうカウントダウンに向けて心が大学から離れつつある。離れつつあるのに今週は大学の仕事がハードだった。本日はまだ仕事がある。午後から三鷹のサテライトで月に一度の仏教の講座。先月の回で空海の話が終わらなかったので、続きから始める。そうすると今回の親鸞の話も半分で終わってしまった。仕方がない。最終回の来月に日蓮の話を少し短くして帳尻を合わせることになる。自宅に帰ってFootballの結果を確認。予想通りタイタンズが勝っていた。本日も含めてタイタンズの残り4試合は弱小チームばかりで全勝するだろうと予想している。タイタンズは昨シーズンも最終戦で奇蹟的にプレーオフ進出を決めた。今シーズンもそんな感じになるだろう。QBのマリオタは以前から応援していたのだが、今シーズンは出だしに肩を傷めたようでパスが決まらない。本日の試合ではRBヘンリーがランで4タッチダウンを挙げた。プレーオフまでまだ半月以上あるので肩が少しでも回復に向かえば、プレーオフの初戦勝利もありうるだろう。何しろ今シーズンはタイタンズは、ペイトリオッツに圧勝しているのだ。ただしその試合ではペイトリオッツのタイトエンドのグロンコウスキーが欠場していた。さて、本日はまだ仕事がある。教育NPOとの定期協議。サッカーストリートの入口あたりに事務所があるので自宅から歩いていける。会議のあと懇親会。軽く酔って歩いて自宅に帰るのは気持がいい。あまり寒くない日でよかった。週末は休み。来週もけっこうハードな一週間になる。宴会が2回あるので体調を整備したい。

12/08/土
週末は休み。休みの日にちゃんと休めるのはありがたい。来年度になれば毎日が日曜日になるはずだが、この年末はスケジュールがつまってしまった。車を一周させて甘酒横丁の今半で肉を買う。それだけの1日。

12/09/日
日曜も休み。妻が叔父さんのお墓参りに行った。こちらは1人でひたすら仕事。紀要に載せる原稿を書き上げた。研究室でプリントしてよければ担当者に送付する。先週よりは少しましだが、これからの週もかなりハードだ。3日連続の宴会という愉しい催しもある。老人なので忘年会みたいなものには極力参加しないようにしているのだが、避けられない会合がある。今週の3連続が終われば、あとは大学の同窓会があるだけだ。さて、明日の月曜はFootballの日。スカパーの中継は夜中のコルツ対テキサンズの同地区対決と、朝のラムズ対ベアーズ戦。同地区対決といっても6勝6敗のコルツは地区優勝は絶望。プレーオフに出るためには残りを全勝するしかないだろう。まだプレーオフの望みのあるカウボーイズとタイタンズ戦が残っているので全勝は難しい。ただテキサンズに勝てば勢いがついて奇蹟が起こるかもしれない。とはいえテキサンズは開幕3連敗のあと9連勝している。この連勝を止めることは難しいだろう。ということでこの試合は見ない。ラムズの相手のベアーズは地区1位ではあるが先週死に馬のジャイアンツに蹴られたチームで、QBが負傷している。バイキングスとの直接対決が残っているので地区優勝も確定しているわけではないが、対戦相手を見ると2勝はできるのでプレーオフは大丈夫だろう。この試合はラムズが圧勝する。のんびりと中継を見たいところだが、午後の3限にゼミの説明会があるので最後まで見ることはできない。他の試合で気になるのは、チーフス対レイブンズだろう。チーフスはRBハントがいなくなったので戦力ダウンしている。レイブンスはQBフラッコが負傷したが代わりに控えのジョンソンが先発してから3連勝だ。ジョンソンはとにかく走り回るQBだ。チーフスの守備陣が途惑うようだと接戦になるかもしれない。レイブンスはチーフスに勝つか、チャージャーズに勝たないと、10勝に到達できず、プレーオフ出場が危なくなる。同地区のスティーラーズがこの先2勝2敗でいくと、9勝6敗1分ということになる。10勝すれば地区優勝もありだ。シーホークス対バイキングズ、カウボーイズ対イーグルスもプレーオフ争いに関わる試合だ。セインツ、ペイトリオッツ、スティーラーズは相手が弱いので楽勝だろう。6勝6敗のブロンコスやレッドスキンズが死に馬に蹴られないかも注目。まあ、このあたりは自分としてはどうでもいいのだが。この時点で三田が応援しているのはセインツ、スティーラーズ、ラムズ、チーフス、カウボーイズの順かな。負けてほしいのはペイトリオッツ。チャージャーズもあんまり好きではない。ブレイディーとかリバースとかのベテランQBが気に入らないのだ。同じベテランでもスティーラーズのロスリスバーガーとセインツのブリーズは応援しているので、何を根拠にしているのかよくわからないのだが、チームや選手を応援することに論理はない。あえていえば不況の製鉄業を応援したいとか、ニューオリンズが水害にあった年に奮起して優勝したセインツに感動したとか、遡れば理由はあるのだが。スティーラーズはロスリスバーガーが登場する前のQBコーデル・スチュワートが好きだったとか、ディフェンスのポラマルが好きだったとか、思い起こせばずっとスティーラーズのファンだった。カウボーイズが好きなのはかつての全盛時代を知っているからだ。49ナーズのモンタナ、やジャイアンツのホステトラーなど、往年の名プレーヤーの記憶が残っている。

12/10/月
今日は午後からの出勤なのでFootballのスカパー中継を見ながらネットで夜中の結果を確認。や、や、や! 番狂わせが続出しているではないか。テキサンズがコルツに負けた。ペイトリオッツがドルフィンズに負けた。レッドスキンズがジャイアンツに負けた。ブロンコスが49ナーズに負けた。スティーラーズがレイダースに負けた。ラムズがベアーズに負けた。ベアーズを除いては、「死に馬に蹴られる」状態のアップセットだ。これで何が起こったか。地区優勝のトップに変化はない。スティーラーズは負けたがレイブンスもチーフスに順当に負けたので半ゲーム差はそのまま。ただこの北地区は優勝ラインが下がってきたので、優勝できなければプレーオフにも出られないということになりそうだ。問題はプレーオフ争いで、Aカンファは地区優勝も狙えるチャージャーズは当確。残り1枠は7勝6敗でドルフィンズ、レイブンス、コルツ、タイタンズが並んでいる。ブロンコスも死に馬の49ナーズに勝っていればここに並ぶところだったが、負けたのでもうダメだろう。1枠に4チームが並ぶことから、7勝5敗1分のスティーラーズも、今後負けが込むと一気に凋落することになる。しかもQBのロスリスバーガーが負傷したうえ、ペイトリオッツ、セインツという強敵を残している。残りを1勝2敗だと8勝7敗1分となり、これでは絶望だ。残り試合を見るとタイタンズは最終戦のコルツに勝てば3連勝。ドルフィンズもバイキングに勝てば3連勝は可能だ。レイブンスはチャージャーズ戦があるので2勝1敗か。それでもスティーラーズが沈没すれば地区優勝になる。コルツは調子を上げているカウボーイズ戦がある。最終戦はタイタンズ戦。カウボーイズに負けてもタイタンズに勝てば、相手も1敗するので、9勝7敗で並ぶことになる。しかも直接対決では2勝することになる。コルツが残り1枠の有力候補になってきた。Nカンファの方も、スーパーボウル覇者のイーグルスが沈没。すでに7勝しているシーホークスが明日の試合でバイキングスに勝てば、残りを2勝1敗で行けそうなので10勝に到達する。残り1枠は難しい。バイキングスがシーホークスに負けたとすると6勝6敗1分、ドルフィンズ戦とベアーズ戦を残しているので、2勝1敗ならすべりこみセーフだが、1勝2敗だと7勝8敗1分で負け越してしまう。そうなると6勝7敗になって絶望かと思われたイーグルスにも可能性がある。3連勝なら9勝7敗で当確だ。しかしラムズ、テキサンズと強敵を残している。それでも昨シーズンの覇者だ。死にもの狂いでがんばれば勝つシャンスはある。さて、カンファレンスのトップ争いは、Aはチーフスが順当に勝った。ただし同地区のチャージャーズと1ゲーム差なので地区優勝するのが条件。テキサンズとペイトリオッツがともに負けて4敗。テキサンズは死にもの狂いのイーグルス戦、ペイトリオッツはもはや死に体のスティーラーズ戦に勝てば3連勝できる。それでもチーフスには届かない。来週チーフスがチャージャーズに勝てばカンファレンスの1位がほぼ決定する。Nカンファはチーフスが負けたのでセインツが1位になった。この2チームが一回戦不戦勝となるのは間違いない。ああ、考えると頭が混乱してくる。どのチームを応援しているというわけではないが、セインツがかなり有利になってきた気がする。

12/11/火
文藝家協会常務理事会。必要な報告をする。本日の仕事はそれだけ。寒くなった。今シーズン初めて防寒コートを着る。火曜日は1試合だけFootballのゲームがある。シーホークスがバイキングズに快勝。これでシーホークスはプレーオフに向けてかなり前進した。逆にバイキングスは6勝6敗1分と微妙な状態になった。現在6勝7敗のチームはイーグルス、レッドスキンズ、パンサーズと3チームある。バイキングズが残り3試合を全勝すれば問題はないのだが、同地区のベアーズは強敵だし、Aカンファでプレーオフ争いをしているドルフィンズに負ける可能性もある。1勝2敗だと負け越しになるのでほぼ絶望だ。ただし追っている3チームも問題をかかえている。QBニュートンが肩を痛めたパンサーズは絶望。イーグルスとレッドスキンズが最終戦で対戦するのだが、そこまで両チームが1勝1敗でいくと、どちからか勝った方が8勝8敗でプレーオフ出場ということになるのかもしれない。今シーズンは2敗とか3敗の好調チームが多く、中堅チームは星のつぶしあいをしたので、8勝でOKという奇妙な事態が生じるかもしれない。Aカンファの方でも、まさかの事態が生じるのではないかと期待している。昨シーズン全敗したブラウンズは、ドラフト順位が1位なのでメイフィールドという新人QBを獲得した。第3戦から出場しているのだが新人には荷が重かったようで、負けが込んでいた。ところが最近4試合は3勝1敗と調子が出てきた。現在5勝7敗1分なのだが、残り3試合を全勝すると8勝7敗1分と勝ち越しになる。現在7勝6敗のチームが残り1枠を争っている状況だが、この3チームがいずれも残り試合が1勝2敗だったら、ブラウンズがプレーオフという可能性もないわけではない。そういう奇蹟が起こるところがFootballのおもしろさだ。奇蹟といえば、ペイトリオッツ対ドルフィンズ戦で「奇蹟」が起こった。ペイトリオッツ5点リードで自陣で攻撃権を得たドルフィンズは残り数秒となっても、ヘイルメアリーパスを投げる地点に到達できなかった。もはや絶望と思われたのだが、ゴールラインのはるか手前でキャッチしたワイドレシーバーやラインが、まるでラグビーのように後ろパスでつないでいるうちに、ディフェンスが動きの鈍いグロンコウスキー一人という状態になって、レシーバーがその横を駆け抜けて逆転のタッチダウンを挙げた。攻撃陣のタイトエンドのグロンコウスキーがなぜ守備についていたのかも謎だが、ありえないことが起こってしまった。ぼくはアンチ・ペイトリオッツなので、この「奇蹟」はたいへん喜ばしいことだと思っている。

12/12/水
卒論の提出日。12時〜3時までの間に提出する。教員が3人ほど並んでいるところに学生たちがやってきて、製本された論文を提出し、教員は提出の証拠となる控え証にハンコかサインをして渡す。これで提出が完了する。1時から大学院のゼミがあるので、12時〜1時の当番を引き受けたのだが、開始直後に提出する学生が多く、けっこう疲れる作業となった。ゼミを終えて提出場所の演習室に出向くと、三田ゼミの学生はすべて提出済みであった。よかった。これで全員卒業できる。わたしも彼らといっしょに卒業となるので、この学年の学生たちにはとくに愛着をもっている。

12/13/木
2限から4限までゼミのある日だが、本日は内定者懇談会という催しがある。4年ゼミの各ゼミから4人ほどの学生が集まり、1年生から3年生の学生に体験談を話す。1年生と2年生にとっては翌年のゼミを選択する時の相談窓口にもなっている。ということで、2年ゼミは半分で終わり、3年ゼミは授業なしで会場に参加させた。こちらも会場に出向いてようすを見たが、盛況であることを確認して研究室で必要な作業にあたった。なすべきことがたくさんある。懇願会が終わってから、参加した三田ゼミの3人を慰労のために近くのレストランに誘って軽く打ち上げ。この3人はすごい小説を書く人々なので、これからも書き続けね、と声をかけた。

12/14/金
今日は午後からの仕事なのでFootball中継をゆっくり見る。チーフス対チャージャーズ。Aカンファ西地区の優勝争いの白熱した試合が予想された。2年目の新人QBマホームズとベテランQBリバースの対決は、残り時間数秒までもつれ、チャージャーズがぎりぎりでタッチダウンを決めて、キックの1点を追加すれば同点という局面で、チャージャーズは2点コンバージョンを選択した。成功すれば勝ち、失敗すれば負けという局面で、チャージャーズはあっさりパスを成功させた。チーフスの守備の弱さが露呈され、リバースの勝負強さが際立った局面だった。両チームともプレーオフに出場することは間違いないのだが、シードによって予選にあたるワイルドカード免除となるか、その後の試合をホームで戦えるかの条件は、今後にもちこされることになった。これで両チームとも3敗となった。残り2試合を勝ったとすると13勝3敗で並ぶことになるが、直接対決は1勝1敗でイーブン。すると同地区の勝率が問題となる。チャージャーズの残りの2敗は別のカンファレンスのラムズと、同地区のブロンコス。チーフスの2敗はラムズと、同じカンファレンスだが別の地区のペイトリオッツ。ということは同地区の負けのあるチャージャーズがまだ不利だということになる。他の地区の優勝チームのペイトリオッツもテキサンズもすでに4敗しているので、チーフスは来週のシーホークス戦に勝ち、最終戦のレイダーズ(同地区)に勝てば、カンファレンスの首位となり第1シードが獲得できる。そう考えれば今日の敗戦は大きな痛手ではない。とはいえあと数秒で逆転されるという絵に描いたような逆転負けはすごいトラウマになるだろう。というような事態のあと、動揺をかかえながら文藝家協会に出向く。オーファン委員会。その後、一度自宅に帰ってから夕刻の宴会に出向く予定だったのだが、臨時の会議があり、それが長びいたので宴会への参加がぎりぎりになった。主に出版社の著作権担当者の組織の忘年会なのだが、著作権問題に功労があったということで表彰してくれるという。表彰状をもらうだけで、タダで酒が飲めると思って気安く参加したのだが、何やら重たい盾みたいなものをいただいた。会場は神保町の三省堂の地下の店なので歩いて帰れるのだが、いただいたものが重かったし、帰ったら奥さんに、こんな重いものをもらってどうするのと怒られた。とはいえ顔見知りの多い宴会そのものは楽しかった。恐怖の3連続宴会の2日目が終わった。明日は大学の先生方の宴会なので楽しい呑むことができる。

12/15/土
土曜日だが出勤。大学で講演会。去年まで東大におられた源氏物語の権威、藤原克己教授の講演。こちらは前座で学部長挨拶。土曜なので学生の参加は期待できないが、三鷹サテライトの受講生にチラシを配ったので外部からの聴衆が集まり、いい感じの講演会になった。藤原先生はとてもソフトに語る方で、人柄の良さが伝わってくる。見習いたいと思うが自分には無理だ。自分は性格がよくないと痛感した。終わってから院生を交えて懇親会。こちらは3日連続の飲み会だが、初日はゼミの女の子たちが相手で深酒はできず、昨日は受賞者なので控え目に呑んだので、今夜はややピッチを早めて呑んだ。いい気分で自宅に帰ったのだが明日も出勤なので早めに寝る。

12/16/日
スカラー入試の面接。面接はこちらが話しかけないといけないのでそれなりに疲れる。終わってから武蔵野文学賞高校生部門の表彰式。最優秀賞1人、優秀賞3人。最優秀の方が岐阜県だったので来ていただけるか心配したのだが、4人全員が集まった。まずは感謝。昨年の最優秀賞の方と、今年の優秀賞の方に受験していただいて合格を出している。毎年、4人のうちの2人に入学していただいている。今年も2年生と1年生の入賞者がいるので、よろしくと伝えた。この高校生部門の催しは全国の高校の先生方に浸透しているようで、このところ文学部の受験者が増えている。受験者が増えている文学部というのも稀有なのではないかと思っている。さて、これで一つの大きなイベントが終わった。今日の入試の判定会に出て自宅に帰ると午後3時半。今日は少しは自分の仕事ができるだろう。日曜日だがなぜかFootballの試合が2試合ある。テキサンズがジェッツに勝つのは想定の内だが、ブラウンズがプロンコスに勝ったのはやや番狂わせ。去年はバイキングスで活躍したQBキーナムが、レッドスキンズから来たカズンズに押し出されてプロンコスに移ったのだが、これで6勝8敗となり、プレーオフ進出はほぼ絶望となった。逆に新人メイフィールドの調子が上がっているブラウンズは6勝1分となり、残り2戦に勝てば勝ち越しとなる可能性が出てきた。去年全敗のチームだけに、ここまでよく頑張ってきたと思う。さて、明日の月曜日は夕方の会議だけなので、Footballの中継を楽しみたい。イーグルス対ラムズ。昨シーズンの覇者イーグルスと今年トップの成績を挙げているラムズの戦いは興味深い。イーグルスは負けると8敗となりほぼ絶望となる。しかもQBのウェンツが負傷しているらしい。しかし控えにいるのがスーパーボウルMVPのフォールズなので奇蹟が起きるのではないか。これから3連勝すれば9勝6敗となり他チームの成績如何ではまだプレーオフ進出のチャンスがある。ここからまたフォールズが去年とそっくり同じ奇蹟を起こすのか注目したいと思う。でも、たぶんダメだろうなという気もするのだが、ラムズも先週はベアーズに負けているので、調子が落ちているように見える。熱戦を期待したい。

12/17/月
土日が出勤だったので曜日の感覚がないのだが、本日は夕方の教授会と学科会だけなので10時に起きて、Footballの中継を見る。崖っぷちのイーグルスと、Nカンファ首位のラムズ。当然、ラムズ圧倒的に優位という予想のはずだが、イーグルスのQBウェンツが負傷して今期絶望、控えQBのフォールズが先発するという、昨シーズンとまったく同じ展開。ただ去年はダントツの首位でシーズンを終え、トーナメントを次々に撃破してスーパーボウル覇者になったというストーリーだったが、今年は勝ったところでプレーオフ出場は他力本願という状態。それでも再び奇蹟が見られるかという期待をこめて見ていたら、本当にラムズに勝ってしまった。圧勝ではなく辛勝だが、それでも勝った。昨シーズンのスーパーボウルの興奮を思い出した。イーグルスは来週も強敵のテキサンズだが、ラムズに勝ったのだからこれも撃破する可能性がある。最終戦は同地区で現在7勝7敗のレッドスキンズで、このチームが来週勝つと、相星で直接対決ということになる。しかし現在8勝6敗のシーホークスと、7勝6敗1分のバイキングスが2連勝すれば追いつけない。プレーオフの枠は2つしかない。シーホークスは強敵チーフス戦を残し、バイキングスも強敵ベアーズ戦を残している。両チームとも1敗する可能性は充分にある。片方だけが1敗の場合、バイキングスが1敗なら勝ち星で上回るからOK。シーホークスの場合はともに9勝7敗となり、直接対決はないので、同じカンファレンスの勝率となるのだが、これはシーホークスの方が上。そこでバイキングスが最終戦でベアーズに負けることを祈るしかないのだが、地区優勝を決めているベアーズに最終戦でモチベーションが残っているかどうか。いまのところベアーズは第3シードになりそうで、これでは初戦が不戦勝にはならない。第2シードに上がる可能性が最終戦に残っていればいいのだが、星1つの差のラムズは残り2戦は楽勝が予想されるので、ベアーズのモチベーションが下がりそうだ。しかしバイキングスは来週ライオンズとあたる。負けが込んでいるチームも、首になりたくないという選手のモチベーションは残っているので、死に馬に蹴られるということも考えられる。とにかく他力本願のところはつらいのだが、今日の勝利でイーグルスはとりあえず生き残った。試合を見終えてから大学へ。教授会と学科会。審議事項が多く長い会議になった。明日は休みだ。

12/18/火
火曜日は休み。Footballが1試合あるのだが中継していないのでネットで確認。セインツは死に体になっているはずのパンサーズに苦戦していたが辛勝。これでカンファレンス首位を守った。全体に調子が落ちているようなので心配だが、トーナメントの最終戦までホームで試合ができるのはかなりのアドバンテージだ。大学紀要の原稿を一つ仕上げてから新宿のマッサージへ。首と背中が固まっていたとのこと。いろいろと緊張の多い日々が続いている。明日は大学院の1コマと学部長会議。卒論を自宅に持ち帰って一気に読んでしまいたい。

12/19/水
水曜日は大学院の1コマ。今日は学部長会議もある。卒論を何冊が持って帰る。年内に全部読み終えたいので、今週中に半分のところまで到達しておきたい。またFootballの話になるが、新人メイフィールドのブラウンズは後半、白星を重ねてきたのだが、前半の不振がたたって現在6勝7敗1分。あと2試合あるので、勝ち越しに到達することは可能だが、プレーオフの残り1枠を争うコルツとタイタンズは8勝6敗となり、この2チームは最終戦で対戦するのでどちらかが9勝に到達する。ということで、ブラウンズのプレーオフ進出の可能性は断たれた。まあ、来年に期待したい。同じように、昨年の覇者イーグルスのプレーオフ進出の可能性は、残りを2連勝でいっても9勝7敗、上位にいるのは残り2枠をめぐって、シーホークス8勝6敗、バイキングス7勝6敗1分、同率でレッドスキンズが7勝7敗。このうちレッドスキンズは最終戦が直接対決なので勝てば問題ない。シーホークスとバイキングスが2連勝してしまうことをイーグルスは自力で阻止することはできない。バイキングスが1つ負ければいいのだが、残りの対戦がライオンズとベアーズで、弱小ライオンズと、地区優勝を決めてモチベーションの下がったベアーズ相手で2連勝する可能性はある。シーホークスはチーフスには負け、カージナルスには勝つだろうから、9勝7敗で並ぶことになるが、同カンファレンス内の勝率でシーホークスが上回っている。そこで、イーグルスがプレーオフに進出する可能性は、バイキングスが1敗するか、シーホークスが2連敗するかしかない。結局、バイキングス対ベアーズの最終戦でベアーズに頑張ってもらうしかない。いや、もう1つ可能性があった。地区首位のカウボーイズが2連敗すりば8勝8敗となり、9勝6敗のイーグルスが地区優勝することになる。しかし対戦相手が弱小のバッカニアーズとジャイアンツなので、たぶん問題なく2連勝するだろう。結局、イーグルスの奇蹟は起こらないだろうと思われる。残念。

12/20/木
3学期までは木曜は1限〜4限までコマがあったのだが、1限のコマは終了し、卒論提出が終わって4限の卒論ゼミの授業もなくなった。2年のコマだけ90分しゃべり続けたあと、3限は同時刻の史学の講演に振り替えた。4年生で用のある人は研究室に来るように言ってあったが誰も来ない。パソコンに向かって最優秀の卒論作品の整理をしている。じっくり読めば読むほど名作だと感じる。ただタイピングのミスなどもあるし、段落の最初の1字下げがないところもあるのでしっかりチェックしないといけない。1字下げがないのでワードの自動修正のせいで、そのことは学生にも言ってあるのだが、やり方がわからないのだと思う。ワードで文章を書いていると、改行すると次の段落が自動的に一字下げになることがある。それは見かけだけで、段落の頭にスペースが入っていないので、データを印刷屋に送ると、一字下げになっていないゲラが出てくる。そこで学生の作品を入力する時は、三田がすべてチェックを入れることにしている。ワードの自働修正のチェックをすべて外しておけばいいのだが、これがけっこうめんどうな作業だし、自宅で家族とパソコンを共用している場合は、自働修正にしておいた方が便利なので徹底させることは難しい。ということで毎年、三田が漢字の間違いなども修正しつつチェックすることにしている。

12/21/金
本日は貴重な休みのはずだったのだが、授業目的公衆送信補償金等管理協会という新しい組織を作るための準備会が急に開かれることになって、青山のJRRCに出向く。六分野に分けられた著作権管理の団体が会議室にひしめいている。三田は言語等著作権協議会の代表をつとめている。協会全体の副理事長にもなるらしい。仕事が一つ増えて忙しくなりそうだが、まあ、大学は3月で終わりだから何とかなるだろう。著作権の仕事が引き続きあるので毎日が日曜日になるわけではない。が、カウントダウンしている身としては、これを機に作家の仕事も含めてしばらくお休みしたいという気持もないわけではない。が、まあ、浮き世の義理で頼まれた仕事は責任をもって対応していきたいと思う。自宅に帰って年賀状の作成。裏面のプリントは完了。年頭の年賀状を見て住所変更などのチェック。けっこう疲れた。

12/22/土
昨日は年賀状のプリントの作業、今日は宛名ラベルのプリント。毎年やっている作業で、去年もやった作業なのだが、昨日は貼り付けたイラストのバックが黒地になっているのを透過光にするのに手間取った。ネットでゲットしたイラストを貼り付けるだけではダメで、結局のその画像をペイントで起こして、背景を白にするというだけの作業だったのだが、そうすればいいということに気づくのに試行錯誤があって時間をとられた。本日は宛名ラベルの用紙に合わせて住所録のデータを読み込ませるだけの作業で、去年のデザインにそのまま修正した住所録を読み込ませるだけなのに、やりかたをすっかり忘れていて、試行錯誤が何度かあった。来年もまた同じようなことを繰り返すのか。老人ボケだなあ、などと考えながら、それでも作業は無事に終わった。200枚ほどの年賀状を出す。昔の教え子もいる。昔の編集者もいる。著作権関係の人もいる。誰だかわからないけど毎年年賀状をくれるのでリストに入っている人もいる。それでも年に1度、ハガキを出すということに意味があるような気がしている。手書きではなくパソコンでできる作業なので、今後も続けたいと思う。午後、少し時間があったので自分の仕事。『人麻呂しのびうた』という小説。出だしの部分をプリントして赤字を入れたものと、そこに新たに挿入するために書いたメモがあるのだが、少し時間があいてしまったので、何をどうすればいいのかわからなくなった。それでも入力を続けるうちに、記憶が戻ってきた。近江大津の宮での出来事。ここが終われば一気に壬申の乱という大規模な内戦となる。そのあとも長い物語が続くので出来る限りコンパクトに書いていく必要がある。本日は土曜日で、この週末は休みなのだが、本日は早稲田の教養課程のクラスの忘年会。年に1度、十代で出会った人々が集まる。週に英語4コマ、フランス語4コマ、国語1コマで、一週間に90分授業を9コマもともにした。それが2年間続いたので、全員の顔を覚えている仲間だ。とくに全共闘運動でバリケードストライキをやっていた時は、バリケードで封鎖した学生会館の中にわれわれのクラスの部屋をもっていて毎日、自主授業をやっていた。クラスには全共闘でない人もいたのだけれども、クラス討論なんかで意見を戦わせた。ぼくが芥川賞を受賞した時にお祝いの会をやってくれて、そのあとも何度か集まりがあり、ここ20年くらいは毎年忘年会をやっている。今年は11人が集まったのだが、卒業以来会っていなかった女子が今年は参加していて、50年ぶりだということになり、思い出話が長く続いた。本当に50年前だということに愕然とする。もっともぼくの奥さんは高校1年の同級生だからもっと昔に遡ることができる。けっこう遅くまで楽しく呑んでいた。皆、70歳だ、と思っていたのだが、ぼくも含めて1浪の人が多い。ぼくは高校4年かかって大学入試はストレートなのだが、まあ同じことだ。でも11人の中には、現役で入った人がいて、まだ69歳なのだね。この1歳の差は大きいという気がした。明日は日曜日だが、Footballの中継があるのではなかったか。のんびりと楽しみたい。

12/23/日
日曜日は休み。明日の祝日が休みでないのがつらい。神田郵便局の前のポストに年賀状を投函。それからスーパーに行ってウイスキーとチーズを買う。あとはのんびり。Footballは2試合。タイタンズがレッドスキンズに勝ち、レイブンズは強敵チャージャーズに競り勝った。これでレッドスキンズは脱落。タイタンズとレイブンズは9勝6敗となり、プレイオフ争いに生き残った。とはいえチャージャーズは負けてもすでに11勝に到達しているのでプレーオフの1枠は決定している。残り1枠を先の2チームとコルツが争っている。コルツはジャイアンツ戦なので勝つだろう。3チームが9勝で並んで最終戦を迎えることになるのだが、そうなると10勝6敗でもプレーオフに残れないチームが出てくる。こうなると北地区1位のスティーラーズが苦しくなる。現在8勝1分で、明日、全体首位のセインツ戦がある。先週、強敵ペイトリオッツに勝った勢いが続いていれば奇蹟は起きる。負けると3チームに抜かれてしまうのでほぼ絶望ということになる。Nカンファの2枠は8勝のシーホークスを7勝1分のバイキングス、7勝のイーグルス、レッドスキンズが追っている。今日レッドスキンズが負けたのでまず脱落、シーホークスは明日チーフスと戦う。負けても最終戦は弱小カージナルスなので、9勝6敗は間違いない。バイキングスはライオンズとベアーズ戦を残している。2連勝すれば9勝1分となり残り1枠にすべりこむ。イーグルスは2連勝するしかないが、それでも9勝止まりでシーホークスと並ぶだけだ。同じカンファ内の対戦成績でシーホークスが有利。ということはバイキングスが最終戦でベアーズに負けることを期待するしかない。なお、本日コルツが勝ったので、ブラウンズのプレーオフ進出の可能性が完全に消滅した。その可能性とは、競り合っているチームがすべて負け続けて、直接対決のコルツ対タイタンズが引き分けになるというもの。サッカーと違って、アメリカンFootballの場合、引き分けはめったに起こらない。しかし本日コルツが勝ったので、その可能性が消滅した。しかし昨シーズン全敗、一昨シーズンは1勝15敗のチームなので、この時点まで可能性を残した健闘を称えたい。

12/24/月
天皇誕生日の振替休日でクリスマスイブだというのに大学は授業がある。3限の1年ゼミの時間に講堂で武蔵野文学賞の授賞式。今回の受賞者は卒業生の年輩の方だったのだがわざわざご来校いただいた。選評を述べる。そのあと今年定年となる3人の先生のスピーチがあった。自分が一番目だったのでなるべく短く話した。研究室に戻ると教え子2人が訪ねてきた。結婚するのだという。それはめでたい。わたしのゼミでカップルができたのは初めてではないか。さて、月曜日はFootballの日。これでプレーオフのシード順が見えてきた。Aカンファではチーフスが負けたものの11勝。最終戦に勝てば第1シードとなる。チャージャーズも11勝だが、チーフスとの直接対決は1勝1敗、カンファレンス内の勝率でチーフスより劣っているのでワイルドカードの第5シードとなる。テキサンズは負けて10勝、勝ったペイトリオッツも10勝となった。直接対決はペイトリオッツが勝っているので、最終戦で差が出なければペイトリオッツが第2シードで一回戦不戦勝となる。テキサンズが第3シード、問題は北地区で、スティーラーズが負けてしまったので、9勝のレイブンスが首位となった。最終戦は新人メイフィールドの調子が上がって3連勝しているブラウンズが相手だ。しかし昨日のレイブンズ対チャージャーズ戦を見ると、レイブンスのQBラマ―・ジャクソンは稀有の才能を持っている。走力がすごいのだ。でパスも時々投げる。だが体の大きなRBがいて、身の軽いジャクソンがいて、どちらが走るかわからないというところが魅力で、短期間に対策を立てるのが難しい。レイブンスがプレーオフに出場すると、チーフスもペイトリオッツも苦労するのではないかと思われる。ただブラウンズのメイフィールドはすごいパスを投げる。パスの投げ合いになるとメイフィールドの方が上だ。試合展開によってはブラウンズが優位に勝つ可能性は充分にある。レイブンスは勝てば地区優勝で第4シードとなる。負けてスティーラーズがベンガルズに勝つと、スティーラーズが地区優勝となる。その場合、レイブンスは9勝止まりとなりプレーオフにも出られない。なぜかというと9勝のコルツとタイタンズが最終戦で直接対決となるので、どちらかが10勝になってしまうからだ。つまり北地区のスティーラーズとレイブンスは、どちらか一方したプレーオフに出られないのだ。スティーラーズも先週はペイトリオッツに勝って調子が出てきた。今日も全体1位のセインツが相手だったが、3点差負けという惜敗だった。このチームがプレーオフに出られないのは残念だ。以上を整理すると、シード順はチーフス、ペイトリオッツ、テキサンズ、レイブンス、チャージャーズ、コルツ(またはタイタンズだがQBマリオタがまた負傷した)となる。トーナメントはチーフスとペイトリオッツが不戦勝で、テキサンズ対コルツ、レイブンス対チャージャーズとなる。チャージャーズは今日負けたレイブンスと当たるので、苦手意識を払拭することができるか。順当に行けばテキサンズとレイブンスが勝つだろう。するとチーフス対レイブンス、テキサンズ対ペイトリオッツということになる。チーフスも調子が落ちているけれどもリーグ戦でレイブンスには勝っている。テキサンズも調子を落としているのだが、もっと調子を落としているペイトリオッツには勝てるだろう。ということで決勝戦はチーフス対テキサンズということになる。スーパーボウルに進むのはどちらか。さて、Nカンファだが、こちらはイーグルスが問題。先週のラムズに続いてテキサンズにも勝った。いま一番強いのはイーグルスではないか。しかしこのイーグルスのプレーオフの出場は微妙だ。まず第1シードはセインツ、第2はラムズ、これにベアーズとカウボーイズが続く。今日シーホークスがチーフスに勝ったので第5シード。バイキングスも勝って8勝1分6敗で第6シードの位置にいる。イーグルスは2連勝で8勝7敗まで来たもののバイキングスには及ばない。最終戦で両チームが勝てば、イーグルスはプレーオフに出られない。スティーラーズが出られないこと以上に、これは残念至極なことだ。唯一の期待は、バイキングスが負けること。相手は強敵ベアーズだが、すでに地区優勝を決めていてモチベーションが下がりそうだ。ただ本日ラムズが負けて12勝にとどまった。ベアーズはいま11勝。最終戦にラムズが負けベアーズが勝つと12勝で並び、直接対決ではベアーズが勝っているのでベアーズが第2シードなる。諮が不戦勝となるので第2シードになる意味は大きい。ということで、ベアーズのモチベーションが上がるのではないか。ただしラムズの相手は49ナーズなのでまず負けることはないと思われるのだが、ラムズの調子が落ちているので負ける可能性もないわけではない。最終戦は同時刻に実施されるのでベアーズのモチベーションは高まるはずだ。で、バイキングスが負けることを期待したい。それでラムズがやっぱり勝ったとすると、シード順はこうなる。セインツ、ラムズ、ベアーズ、カウボーイズ、シーホークス、イーグルス。セインツとラムズは不戦勝。ベアーズ対イーグルス、カウボーイズ対シーホークスの対戦となる。勝つのはイーグルスとシーホークス。するとセインツ対イーグルス、ラムズ対シーホークスとなる。今日、ラムズはシーホークスに負けた。決勝戦はイーグルス対シーホークスという、第5シード対第6シードの対戦となる可能性が出てきた。今シーズン後半の三田の期待は、セインツ、スティーラーズ、チーフス、ラムズ、といったところだったが、この2試合で突然、イーグルスの期待が高まって。このイーグルスとスティーラーズがプレーオフに出られないのはたいへんに哀しい。しかし気持を切り替えて、突然強くなってレイブンスや、これも突然に調子が出てきたシーホークスにも期待をかけたい。とにかくプレーオフは稀に見る激戦となるだろう。

12/25/火
火曜日は休みのはずだが、学院長との面談のアポがあり有明キャンパスに出向く。新規採用の教員について細部をつめただけ。その足で有明の学務課に報告する。本日は仕事はそれだけ。ぼんやりとユリカモメにゆられているのもわるくはない。昨日のFootballの結果を見たショックがまだ残っている。スティーラーズの敗戦は悲しく、まだ諦めがつかない。最終戦のベンガルズに勝ち、レイブンズがブラウンズに負けた場合は、まだ地区優勝の可能性が残っているのだが、QBラマ―・ジャクソンの活躍ぶりを見ていると、ブラウンズにも競り勝つのではないか。ただ経験の浅い選手なので波がある。ただレイブンズの守備陣は強靱で、メイフィールドのパスを封じる可能性が高い。もう1つの注目はイーグルスだ。先週ラムズに勝ち、今週はテキサンズに勝った。スーパーボウルに出るのではと思われる2チームに勝ったので、いま一番強いチームだ。しかし最終戦でバイキングが勝ってしまうとプレーオフ出場は実現できない。ということで、最終戦の注目カードは、レイブンズ対ブラウンズでレイブンスの負けを期待、バイキングス対ベアーズでバイキングスの負けを期待。あるチームの負けを期待するというのは楽しくない期待ではあるが、もしかしたらスティーラーズ対イーグルスのスーパーボウルを見たいという祈るような期待がある。

12/26/水
午前10時半に千代田区を出発。約5時間ほどかけて浜松の仕事場に到着。運転する妻の疲労を考えて途中で3回休んだ。海老名と沼津と浜松。これまで浜松でパンなどを買って一般道に出ていたのだが、SAがとても寒く、日のあるうちに仕事場に着きたかったのでそのまま高速を走った。考えてみると、以前は新東名が三ヶ日ジャンクションに向かうバイパスまでしか開通していなかったので、すべての車がこのバイパスを通っていたのだが、いまは豊田方面まで開通しているので、ほとんどの車がそのまま直進する。開通後、初めてバイパスを通った気がする。車がまったくいない道路になっていてとても快適だった。ということで、三ヶ日インターから仕事場までは5分くらいで到着する。荷物を運び上げ、部屋の掃除をして、石油ストーブを稼働させ、エアコンもいれて、何とか住めるようになった。とても寒い。ふだん高層マンションのはめ殺しの窓しかない密閉された空間に居住しているので、寒いと感じることがなかった。老体には応える寒さだが、たまにはこういう体験をしないと体の耐性が鈍くなる。すぐに慣れるだろう。この仕事場にも光ファイバーを引いてある。自宅から持ってきた小さなルーターを取り付けると電波が飛び始める。iPadがネットにつながることを確認。パソコンは有線でつないでいる。5メートルくらいのコードが床を這っているのでこれをつなぐ。パソコンもちゃんと動く。メールをとってみると、世の中はちゃんと動いている。大学の授業はもうないので新たなメールはない。著作権関係で、新たな社団法人を作る準備をしていて、こちらの方はメールが飛び交っている。ハンコを押す書類を郵便で送るという話になっていたので、年末年始は不在だとメールで知らせたので、すべての書類は来春の文藝家協会の理事会の日に文藝家協会に届けられることになった。理事会のあとで新年会もあるのだが、その時に懐に実印を入れているのは危険ではないかと考えたりもするのだが、まあ、そういうことになるだろう。ネットでFootballのホームページにつなぐと、ついに出た! 最終戦の勝敗でプレーオフ進出の条件がどう変わるかの長大なリストが掲示されていた。このリストを見るのが年末の最大の楽しみだった。こういう「条件」のリストを見るのは実に論理的で、頭脳の論理的な領域に快適な刺激を受けるのだ。これによると、弱小チーム同士の対戦は別として、プレーオフ進出チームで最終戦が消化ゲームになるのはセインツとカウボーイズだけだ。セインツは第1シードが決まっているので、最終戦の勝ち負けにかかわらずに準決勝、決勝とも地元で戦える。カウボーイズは第4シードが決まっているのでワイルドカードからの戦いとなる。ラムズは勝てば第2シードだが、負けてベアーズが勝つと第3シードに落ちる。準々決勝が不戦勝になるかどうかの境目なので、勝たないといけない。ベアーズも勝たないといけないので、バイキングス戦は本気で闘うだろう。バイキングスが負けてイーグルスが勝つと、イーグルスがプレーオフに進出する。ここで一つの疑問が生まれた。イーグルスはいま一番強いチームだと思われる。ベアーズはバイキングスにわざと負けるとイーグルスのプレーオフ進出を阻止できる。すると準々決勝からの出場となるが相手はバイキングスだ。相手の戦力を分析しながらわざと負けて、プレーオフで勝つというのは、合理的な戦略だと思う。Footballは知的なスポーツであり、一種の戦略ゲームなのでそこまで考えることもありなのだ。ということになると、イーグルスのプレーオフ進出はほぼ絶望かとも思われる。以上がNカンファで、もう一つのAカンファはプレーオフ進出を決めたチームの勝敗差が少ないので最終戦の勝敗でシード順ががらっと変わることになる。とくにチーフスは勝てば第1シードだが、負けてチャージャーズが勝つと、第5シードに落ちてしまう。つまり準々決勝から始めないといけない。勝てば不戦勝で、次の2試合もホームで戦える。勝ち負けでえらい差が出るので本気で闘うだろう。相手はレイダースで弱いチームだが、先週勝っているチームなので侮れない。チャージャーズは先週レイブンスに負けているのだが、このままだとプレーオフの初戦でまたレイブンスと当たることになる。そのレイブンスは最終戦は敗退が決まっているブラウンズなのだが、新人QBメイフィールドが調子を上げているので負ける可能性がある。レイブンスは負けるとプレーオフ進出を逃す。半ゲーム差でスティーラーズが続いているからだ。スティーラーズの最終戦はQBダルトンが負傷しているベンガルズが相手なので必ず勝つだろう。勝ってもレイブンズが勝つとプレーオフに出られない。いや、コルツ対タイタンズが引き分けなら出られるのだが、Footballの試合で引き分けは考えられない(今シーズンは引き分けが2試合生じたが珍しいことだ)。現時点でのぼくの応援チームは第1シードが決まっているセインツ。次がプレーオフ進出が難しくなっているイーグルスとスティーラーズ。もしスティーラーズが出られないのなら、新人QBラマ―・ジャクソンが急に出てきたレイブンスを応援してもいい。同じく新人QBが活躍するチーフスとラムズも応援したいのだが、この両チームはともにRBのハントとガーリーを失っているので戦力ダウンしている。嫌いなチームはペイトリオッツとチャージャーズ、それからバイキングス。ちょっと好きなのはシーホークスとテキサンズ。どうでもいいのがコルツとタイタンズ、それにベアーズだが、ベアーズの最終戦にイーグルスの進出がかかっているので、最終戦だけはベアーズを応援したい。最終戦はすべて夜中か明け方だし、仕事場ではスカパーを見られないので、朝起きてネットで結果を知ることになる。理論物理学の領域にシュレーディンガーの猫というのがある。素粒子がとぶ確率が2分の1に設定された箱の中に猫を閉じ込める。素粒子が1個でも飛べば青酸ガスが発生して猫は死ぬ。確率が2分の1なので猫の生死も2分の1なのだが、観測者がフタを開けるまでは、猫は2分の1の確率で生きていることになり、フタを開けるという行為が猫の精子を決定することになる。ということで、三田がネットにつないだ瞬間に、イーグルスとスティーラーズのプレーオフ進出の成否が決定されることになるのではないか。そんな気がするので、大晦日の朝は、ネットにつなぐ瞬間のドキドキ感が頂点に達するだろうと思われる。そう思っただけでドキドキしてきた。

12/27/木
浜松三ヶ日ののどかな朝……のはずだったが、強風で目が覚めた。まだ寒さに体が慣れていないので布団の外に出るのがつらい。快晴。浜名湖の眺めが麗しい。三ヶ日の駅近くに出向いて、プロパンガスの料金を払い、スーパーでビールなどを買う。寒気が迫っているとのことで、名古屋あたりも雪が降るかもしれない。四日市の次男が年末に来られるか。ともあれしばらくは静かな夫婦二人の三ヶ日での生活が続く。とくに急ぎの仕事もないので資料などを読み込みながらぼんやりと構想を練ることにする。

12/28/金
のどかな日々が続いている。ぼんやりとパソコンを開いて『人麻呂』を少し進めようと思ったが、すぐに行き詰まってしまった。締切を設定していない仕事なので、行き詰まるとストップする。これでは永遠に完成しないかもしれない。しかしこちらも高齢者なので、ストレスは命を縮めることになる。そのうちアイデアがひらめく、ということを期待して、無理をしない。のんびりして長期戦にもちこむことを考えている。昨日は快晴だったが夜は雲が出た。本日も快晴。今夜は星が見えるかもしれない。仕事場は丘の上にあって浜名湖が一望できる。東の空が開けているので、オリオンとかシリウスがよく見える。先日テレビで、昔のシリウスは赤かかった、というようなことを伝えていた。シリウスが微動しているということも初めて知った。暗い伴星があって互いに相手の周囲を回転しているので周期的に左右にぶれるらしい。その伴星が手前に来ると大気の影響で赤くなるということだ。

12/28/金
今日も快晴。夜も晴れていたので満天の星が見えた。オリオンの星雲や昴が肉眼できれいに見えた。いまは夕方にカシオペアが見える季節だ。北極星を中心に、天球がゆっくりと回転しているのが見てとれるようだ。今日はどこへも出かけず。夕方、この仕事場の管理を任せている大工さんが来る。いまはミカン農家に専念しているが、最近、事故に遭って体調が悪く、ミカンを採りきれていないのだそうだ、それでも一箱ミカンをもってきてくれた。自分の仕事もぼつぼつ。行き詰まっている気がしていたが、パソコンを開いてぼんやりしているうちに、一つまた一つとプロットがうかんでくる。まあ、少しずつでも前へ進んでいく感じが嬉しい。

12/29/土
昼食に西気賀のレストランに行く。ここの奥さんの里が柿で有名なところで、いつも送ってもらっている。その料金を払う必要があった。そのあとスーパーと100円ショップで買い物。自分の仕事も進んでいる。それよりもFootballで嬉しいニュースが飛び込んできた。すでに第1シードが決まっているセインツは最終戦で先発QBのブリーズを温存して、控えのブリッジウォーターを先発に起用するという。かつてバイキングスの新人QBとして大活躍したブリッジウォーターの勇姿は忘れがたい。大怪我をして再起不能とまで言われたのだが地道にリハビリに励んでいた。バイキングスはキーナムというQBのもと昨年もフレーオフ準決勝まで進んだもののイーグルスに大敗した。そこでバイキングスはキーナムを放出し、レッドスキンズからカズンズを引き抜いた。これで安心したのかブリッジウォーターはジェッツに放出されたのだが、ジェッツがドラフト3位のダーノルドを初戦から起用する方針を打ち出したためまたまた放出され、かろうじてセインツに拾われた。セインツには不動のQBブリーズがいるため今シーズンは一度も出番がなかったのだが、わたしはひそからブリーズが怪我をするのではないかと期待していた。去年のイーグルスのフォールズのような奇蹟が起こらないかと念じていたのだ。セインツもそういう可能性は感じていたのだろう。最終戦の前に第1シードが確定したため、エースQBを温存してブリッジウォーターを起用することになった。RBやレシーバーも控えが起用されるだろうから、ブリッジウォーターの実力が発揮されるとは限らないが、それでも動けることをファンの前で見せることは重要だ。ここで活躍しておけば、ブリーズが少しでも傷んだりすれば、プレーオフでも起用もありえるだろう。レイブンズはベテランQBフラッコが負傷してラマ―・ジャクソンが先発するようになってから快進撃を続け、最終戦に勝てば文句なくプレーオフ進出というところまで到達した。古いことを言えば、昔、ペイトリオッツにはブラッドソーという驚異的な遠投力のQBがいた。この先発QBが負傷したため、仕方なく起用されたのだ、ドラフト下位でまったく期待されていなかった新人のブレイディだった。ブレイディーはそのまま一気にスーパーボウル覇者となった。そのもっと前のジャイアンツのホステトラーの活躍も忘れがたいと、昨シーズンのフォールズの活躍も忘れがたい。バイキングスが最終戦でベアーズに負ければ、そのフォールズもプレーオフに進出する。ここでブリッジウォーターが加わって、目の覚めるような奇蹟を見せてほしい。まあ、それが実現しなくても、ブリーズはもう引退間近のベテランだ。今回のブリッジウォーターの起用は、来季を見すえた試金石だと考えることもできる。活躍してほしい。

12/30/日
日曜日。年末だから曜日は関係ないのだが、明日の未明にFootballの最終戦があるのでもうドキドキしている。午後、四日市の次男一家が到着。気賀に親戚がいるというお友だちの一家と合流して、仕事場の斜面に植えてあるキウイの収穫。柚子も少し採れた。こちらはパソコンで仕事。今夜も星がよく見えた。シュレーディンガーの猫箱のことを考える。明日、自分は9時くらいに起きるだろう。それから少ししてからiPadでネットにつなぎ、Footballの結果を確認する。その時にはすでに結果は出ているはずだが、日本のテレビなどではまったく報道されない情報なので、ネットにつなぐまでは結果はわからない。自分がネットで確認するまでは事態はまだ流動的なのではないかと思ったりする。イーグルスもスティーラーズも自力でプレーオフに進出することはできない。イーグルスが勝って、バイキングスがベアーズに負けた場合にのみ、イーグルスは進出できる。ベアーズは地区優勝している強敵なので、バイキングスが負ける可能性は半分くらいはある。スティーラーズの場合は、レイブンスがブラウンズに負けないとダメで、新人QBラマ―・ジャクソンが活躍しているレイブンスがそのままプレーオフに進出するだろう。ただブラウンズも新人メイフィールドが頑張っていて、勝ち越しがかかっている。昨年全敗のチームだから勝ち越しは大きな栄誉だ。とにかくレイブンスは勝つ以外にはプレーオフ進出の可能性はない。

12/31/月
いよいよ大晦日。朝の5時ころに1度目が覚めた。iPadでネットにつなぎFootballの経過を確認。3時からの試合はほぼ趨勢が決まっているが、重要な試合は6時半からなので、もう1度寝ることにした。次に起きたのは8時ごろ。今度は重要な試合の前半が終わっている。スティーラーズは負けていてレイブンスが勝っている。ダメだ、と思いつつ、イーグルスの状況を見ると圧倒的に勝っている。さて、バイキングスはと見ると、何と負けているではないか。これは見守らないといけない。起床して、居間に上がってダイニングテーブルの上にiPadを設置。アメリカのホームページにつなぐと、途中経過をイラストで見せてくれる。バイキングス対ベアーズ。ベアーズももしラムズが負けると第2シードでトーナメントの初戦が不戦勝になる。ラムズの途中経過は、ラムズ有利の展開だが、同時刻に試合をしているので状況はわからないのだろう。ベアーズは本気で戦い続け、14点差のままで時間が経過していく。OK。イーグルスが勝ち、バイキングスが負けた。またもやフォールズの奇蹟だ。結局、ウェンツの負傷でフォールズが先発するようになってから、強敵を相手に3連勝。そしてプレーオフ出場を実現した。このままイーグルスが突っ走るのではないか。と思ってスティーラーズ戦を見ると逆転している。あとはレイブンスが負けないかと思って状況を見ると、大量リードしていたレイブンスが2点差に迫られている。しかもブラウンズの攻撃。メイフィールドの実力なら、フィールドゴールはたやすいと思われたのだが、ここでレイブンスのディフェンスが頑張った。2点差を守り切って、レイブンスの勝利。スティーラーズのプレーオフ出場はならなかった。いや、まだ首の皮一枚でつながっている。ナイトゲームのコルツ対タイタンズ戦が引き分けなら、スティーラーズが進出する。奇蹟を祈るしかない。ともあれイーグルスの出場が決まって嬉しい。ただ同じカンファレンスなので準決勝でセインツと当たる。そのセインツは控えQBのブリッジウォーターを出して負けた。来週は不戦勝なので、ゲームがあきすぎる。イーグルスは初戦はベアーズだろう。これに勝って勢いが出てくると、イーグルスが最後まで行くのではないか。Aカンファの方は順調にマホームズのチーフスが勝った。決勝戦でペイトリオッツと当たるだろう。だがその前に、レイブンズ、チャージャーズ、テキサンズが立ちはだかることになる。もう1枠はコルツだろう。どこが勝ってもおかしくないが、まあ、チーフスに勝ってほしい。RBのハントが暴力事件が追放され2番手のウェアも怪我で欠いたのだが、次々と新しいRBが現れて何とか勝ってきた。チーフス対イーグルスのスーパーボウルを見たい。さて、孫たちは浜松のスケートリンクに遊びに行った。昨日来た友だちと合流するようだ。夜まで帰って来ないだろうから、本日も少しは仕事ができそうだ。
まだコルツ対タイタンズ戦が続いているのだが、タイタンズはQBマリオタが負傷で先発していないのでコルツが勝つだろう。で、いよいよトーナメントが始まる。Aカンファの初戦はレイブンズ対チャージャーズ。シーズンの成績からすると圧倒的にチャージャーズだ。何しろ第1シードのチーフスと勝率は同じなのだ。直接対決で負けたため地区優勝はできなかった。すると勝率で1位タイにもかかわらずワイルドカードに回って第5シードだ。しかしレイブンスもベテランQBのフラッコが負傷して新人ラマ―・ジャクソンに代わって突然強くなった。もともとディフェンスには定評のあるチームだっが、ジャクソンの特異なラン攻撃が冴えて急に強くなった。レイブンスが勝ってもおかしくない。もう1試合はテキサンズ対コルツ。これはテキサンズの勝ちだろう。すると準決勝はテキサンズ対ペイトリオッツ、レイブンスまたはチャージャーズがチーフスと当たる。順当に行けばペイトリオッツ対チーフスになるところだが、テキサンズがペイトリオッツに勝つ可能性はある。そしてスーパーボウルに進むのは、やはりチーフスだろう。Nカンファの初戦はカウボーイズ対シーホークス。これは互角だ。楽しみな一戦になる。それからイーグルス対ベアーズ。これはイーグルスの勢いに期待したい。イーグルスが勝つと第6シードなので第1シードのセインツと当たる。ここでセインツ対イーグルスというものずこい試合が見られそうだ。もう1つの組み合わせはカウボーイズ対シーホークスの勝者対ラムズ。最終戦に欠場したRBが1回戦不戦勝の間に回復していればラムズが圧勝するだろう。決勝戦はイーグルス対ラムズか。自分としてはセインツを応援したいのだが、昨年のプレーオフは控えQBフォールズに同情してイーグルスを応援していた。今年もそういうことになるか、それでもセインツが勝てばセインツを応援するか。しかしガーリーが復帰すればラムズも期待できる。Aカンファからペイトリオッツが出てくれば、どこでもいいからペイトリオッツに勝てそうなチームを応援したい。Aカンファからチーフスが出てくればどうか。ハントがいればチーフスを応援したいのだが、ハントが追放されたので(女を突き飛ばしただけで追放することはないだろう。人を突き飛ばすのがランニングバックの仕事なのだ!)、セインツかイーグルスを応援することになるだろう。まさかとは思うが、それ以外のチームが出てくる可能性はないか。レイブンスが出てくると、どんな戦い方をするか興味がある。セインツのブリーズはベテランなので体調が心配。最終戦はブリッジウォーターを先発させて負けたけれども、RBのカマーらは出ていなかった。レシーバーも何人か温存していたようだ。それでも2タッチダウンを挙げたのブリッジウォーターが奇蹟を起こす可能性もある。だが、いまいちばんまとまっているのはフォールズのイーグルスだ。チーム全員がフォールズの奇蹟を信じてファシズム的な旋風を巻き起こしている。そういうドラマには感動する。とにかくNカンファは盛り上がっている。Aカンファはチーフスのマホームズがどこまでやれるか。控えのRBがどこまで頑張るか。そのようすを見た上でチーフスにも期待したい。
さて、大晦日。今年1年を振り返る、といっても、今年は小説が書けなかった。それが残念でもあるが『源氏物語を反体制文学として読んでみる』(集英社新書)と『小説を深く読む/ぼくの読書遍歴』(海竜社)を出した。前者は紫式部をヒロインとした小説の構想を、その理屈の部分だけをまとめたものだ。後者は自伝的な青春小説の構想をまとめているうちに、読書体験だけを抜き出したもので、どちらも本当は小説として描きたかったのだが、結果的にこういう本にしてよかったと思う。小説が売れない時代なのだ。いま書こうとしている『人麻呂/しのびうたの伝説』は小説でしか描けない世界だ。だからこの作品の完成を当面は目指したい。『卑弥呼戦記』という書きかけの作品もある。人麻呂が行き詰まったらこちらを先に完成させるかもしれないが、こちらは長いシリーズの一貫なので、一つを完成させても次を仕上げないと出版には到らないだろう。ということで、できれば『人麻呂』を先に仕上げたいと思っている。とにかくいまはカウントダウンだ。1月で授業が終わる。最後の『創作集』の編集も1月中には入稿が終わり、あとは校正の作業だけになる。2月になれば本格的に自分の仕事に取り組めるだろう。新しい社団法人を立ち上げる仕事もあるしオーファン委員会も3月のシンポジウムまでは続いていくし、これで3年間の実証事業が終わるのだが、そのあとをどうするのかは検討しないといけない。大学の仕事が定年となっても、著作権関係の仕事は終わらない。それでも学部長としての雑用と、5コマの授業にとられていた時間はそっくりアキ時間となるので、少しはのんびりできるだろう。ということで、あと3ヵ月、このカウントダウンのノートを続けていきたい。


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