古戸城

概説 「稲村城址は北相馬郡稲戸井村大字稲にあり」と『常総戦蹟』「雁金山」の巻は語る。『常総戦蹟』に出てくる「稲村城」がこの「古戸城」のことなのかよく分からない。ただ、『茨城県遺跡地図』によると稲の集落のある台地の南西部(字城ノ台地区)のさらに南に突きだした部分をとくに「古戸城」というようなので、この別称が「稲村城」かもしれない。「稲城ノ内」もご覧下さい。
「常総ふれあい道路」で手前の城ノ台地区から分断
訪問記[2002/10/13]城ノ台地区からは常総ふれあい道路によって分断されていて藪だらけの小山になっている。
所在地取手市稲。常総ふれあい道路沿い、江戸川学園北西の丘陵。
参考書『茨城県遺跡地図(平成2年)』、『常総戦蹟』「雁金山」の巻