岡城

概説 詳細は不明ですが、平将門の妾桔梗姫の御殿跡という伝説がある場所らしいです。「朝日城」と言うよりも「朝日御殿」くらいの方が誇張が無くて良いという話を聞きました。ここは藤代町唯一の台地だそうです。[「岡台地と平将門に関する現地の標柱」と役場で聞いた話などから]
 『茨城県遺跡地図(平成2年)』を見ると、「岡城」(別称「朝日御殿」)で遺跡登録されているようですので城名はこちらを採用しておきました。
南側、大山城(取手市)からの眺め
    その他の写真
  1. 頂上の大日山古墳には岡神社が祀られている
  2. 北側下にある広大な腰郭
訪問記[2002/10/6]岡神社へ辿り着くまでがたいへんだった。周囲は道が細いので行かれる方はご注意下さい。後で分かりましたが、岡神社の急な階段を上るよりも、北側の地区公民館あたりから山道を登っていくのが行きやすそうです。高所恐怖症なもんで、へっぴり腰になりながらも恐る恐る神社の急な階段を登りました。登り切ったところに大日山古墳があり、その上に岡神社が祀られています。その裏側は平坦地で本郭があったのだろうと想像。平坦地の東側に低くはなっているが土塁が残っています。そこから坂を下りるとさらに広い平坦地が広がっていて、腰郭のように使われたのだろうかと想像。
所在地北相馬郡藤代町岡台畑1197外。岡神社付近。
参考書『茨城県遺跡地図(平成2年)』