Yukun's VICS 6-4


VICS 探検隊

「VICS探検隊ページ4」です。
このページではVICSについて、何でも探検していきます!
光/電波ビーコンレシーバー

メーカーによりビーコンレシーバーの形及び設置形式が違います
ビーコンレシーバーの形もさまざま

アルパイン製 光・電波ビーコンレシーバー(旧型)
このタイプは取付面の角度を気にせず設置出来ます。しかし、設置後上下の角度を約45度に調整しなければいけません。フロントガラス内面を拭いた時などに触れてしまい角度が変わらない様に注意が必要です。 (最近このタイプはあまり見かけませんね)
アルパイン製 ビーコンレシーバー(旧型)の内部


パナソニック製 光・電波ビーコンレシーバー (旧タイプ:DV3300)
このタイプはもともと内部基板に適正角度が付いているので取付面を地面と平行になる様に設置します。 付属のスペーサーなどを使用して調整します。視覚的に邪魔にならないのと設置後は一切角度に気を使わなくて良いのが特徴です。 小型化されており設置場所を選びません。ビーコン割り込み画面表示までの処理速度は1〜2秒ほどでトップクラスだと思います。
パナソニック製 ビーコンレシーバーの内部

ビーコンレシーバー各部の説明

注意事項:ビーコンのカバーをはずしたりすると故障の原因にもなりかねませんまた、保証対象外にもなるので絶対にやめましょう。(このページの画像で満足しましょう)
HD9000のビーコンの中身はPanasonic HD9000SD HDD Naviページをご覧下さい。

ビーコンレシーバーの内部(DV3300)


赤外線通信を行う機器なのでビーコンカバーは赤外線透過素材になっています。ハンディーカム ナイトショットなどで撮影するとX線撮影みたいに内部が見られます。お試しあれ!
ハンディーカム ナイトショットで撮影


電波ビーコン情報受信部:
主に高速道路に設置された電波ビーコンからの準マイクロ波の電波を受信する部分です。
電波ビーコンの通信エリア約60〜70m、伝送速度64Kbps、情報提供回数2〜3回/1受信、情報量約8千文字/1か所、送信波数 2499.7MHz、垂直偏波、送信出力 10mWx2です。
皆さんが疑問に思っている反対方向から受信しないのは位置検出及び方向識別の為に2つ電波を空間識別する方法が用いられている為です。納得しましたか?!

光ビーコン情報受信部:
主に一般道路に設置された光ビーコンからの赤外線による情報を受信する部分です。
光ビーコンからのダウンリンク通信エリアは幅約3.5m、長さは光ビーコン直下の約5.5m手前から約1.8m手前(長さ約3.7m)が受信範囲です。伝送速度ダウンリンク1024kbit/s、情報提供回数は2〜3回/1受信、情報量は約1万文字相当/1か所です。

光ビーコン情報送信部:
主に一般道路に設置された光ビーコンへのアップリンク(情報送信)する部分です。上記画像でもわかる様に赤外線通信を行う9つのLEDが実装されています。
光ビーコンとのアップリンク通信エリアは幅約3.5m、長さは光ビーコン直下の約5m手前から約3.4m手前(長さ約1.6m)が送信範囲です。 アップリンク伝送速度は64kbit/sです。 光ビーコンは他のメディアと違って光ビーコンと車載ユニットの双方向通信を行っています。



アップ/ダウンリンクと旅行時間情報

・光ビーコンで提供する情報
・光ビーコンを介して車載機に提供する情報には、静的情報と動的情報があります。
■静的情報には@現在位置情報/A接続ネットワーク情報がある。
■動的情報には@緊急メッセージ情報/A注意警戒情報/Bメッセージ情報/C簡易図形情報/D事象規制リンク情報/E区間旅行時間情報/F渋滞・旅行時間リンク情報/G駐車場情報等がある。

アップリンク/ダウンリンク:
・光ビーコンは双方向の路車間通信が可能であり、ダウンリンク(光ビーコンから車載機への通信) は1Mbps、アップリンク(車載機から光ビーコンへの通信)は64Kbpsの通信能力を有しています。

・光ビーコンには他のメディア(電波ビーコン、FM多重)には無いアップリンク機能が有ります。 精度の高いリンク旅行時間の計測の為、ビーコンユニット搭載車両のID番号による情報収集が行なわれています。 車載機の光ビーコンユニットからID番号情報を受け取り、直前に通過した光ビーコンとの所要通過時間を計算、 集計するもので、今まで以上に正確なリンク旅行時間が収集出来ます。 ナビ電源のON・OFF(エンジンをかけるたび)により乱数によりID番号が決定されます。 これにより個別車両のを継続的に追跡が出来ない様になっているそうです。 つまり、光ビーコンユニット搭載車が増えれば増えるほどリンク旅行時間は正確になります。

旅行時間情報:
・旅行時間情報には「区間旅行時間」と「リンク旅行時間」の2種類あります。 区間旅行時間とは、ある特定の町から町までの所要時間の事を表します。 リンク旅行時間はレベル3で利用、提供される情報で、ある交差点からある交差点までの交差点間(リンク)の 所要時間情報を提供しています。

・ナビゲーション機能を有するVICS対応車載機では、 動的経路案内に事象規制リンク情報及び渋滞・旅行時間リンク情報の活用を図っており、 特に渋滞・旅行時間リンク情報に含まれるリンク旅行時間が重要視されています。

・多くの都道府県警察では、旅行時間の計測精度の高いAVI(Automatic Vehicle Identification:車両自動認識)端末が 設置されている区間においては、AVI端末間で計測した旅行時間に基づいてリンク旅行時間を提供している。 また、AVI端末が設置されていない区間においては、直接、旅行時間を計測出来ない為、車両感知器で収集した 交通データと信号現示を用いてリンク旅行時間を推定し、推定精度を高めたリンク旅行時間を提供しています。

・旅行時間計測端末〔AVI(Automatic Vehicle Identifier:車両番号自動読取り装置)〕システム情報URL
http://www.signal.co.jp/products/road/sample/rd-smp01.html
http://www.hitachi.co.jp/Sp/TJ/2000/hrnmar00/hrn0304j.htm

アップリンク情報の活用
・光ビーコン対応車載機から光ビーコンにアップリンクする情報には、 @車種/A起点ID/B車載機ID/C直近地点ID/D経過時間等があり、 起点IDは車載機が最初に光ビーコンを通過した地点を示している。
また、直近IDは車載機が直前に通過した光ビーコンの地点IDを現して おり、経過時間は直前に通過した光ビーコンから現在通過中の光ビーコンまでの経過時間を示している。 AVI端末あるいは車両感知器が未設置の区間においても、5分間に数台の車載機が経過時間をアップリンク する様になれば、アップリンクされた経過時間をもとにリンク旅行時間を車載機に提供する事が可能です。
全国的に見ても今だ5分間に数台の車載機が経過時間を安定的にアップリンクするには至っていない区間が存在します。
光ビーコン対応車載機からアップリンクされる車載機IDと起点IDを組み合わせ、時系列に直近IDをたどる事により 個別車両のトリップを得る事が可能です。 アップリンクされる情報件数が少ない状況下でも、統計的な処理を施せばトリップの分布をある程度把握する事が出来るそうです。



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