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虹の大きさ
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「大きな」虹 |
「小さな」虹 |
虹は、どこかの「場所」に現れるのではなく、太陽 (や月など)
の光に対して決まった「方向」(角度)に現れます。
ですから、上の左の写真のような空に掛かる虹は大きく見え、
右の写真のような噴水の中に見える虹は小さく見えますが、
見える角度という意味での大きさは全ての虹 (主虹) で同じです (#1)。
同じカメラで同じズーム位置 (つまりは同じ画角) で写真を撮ると、
画面上では同じ大きさに写ります。
上の二枚の写真は同じカメラで同じズーム位置で撮ったものなので、
虹は同じ大きさに写っているはずです。
ほんとかな? ということで試してみると…
右の写真を横に寝せて… |
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虹の一部を切り取って左の写真に重ねると… |
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ちゃんと重なってますね :-)。
#1: 厳密には、虹の見える角度は水滴の大きさによって微妙に変わります。
また、水滴が海水だったりすると屈折率が変わるので大きさが変わります
(これに関しては
“Color and Light in Nature”
によい写真が載っています)。
関連項目
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