6/8(日)
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7時に起床、友人宅の周辺を散歩する。近くに大きな公園があって、小一時間ほど歩き回った。公園内には遊園地(と呼べるかどうか。。。)や訳の分からない建物もあって不思議なところだったが、広さには驚かされる。まっすぐな一本道が通っているのだが、はしが見通せないほどの広さだ。犬の散歩をしている人も多い。
飛行機の時間もあり、のんびりもしていられないので、朝食をMac(結構たくさんあります、モスクワにも)で食べ、また地下鉄&バスで空港へ。

ロシアの役人は無愛想・不親切・のろいで有名だが、今回も関税で申告書を書くのを忘れ(というか何が必要なのか分からない、どこにも書いていないので、忘れるのが当たり前?)、やり直しをさせられたが、その愛想のないこと。不親切だから、どうしたらいいのかも全然教えてくれない。友人がいたので、申告書を書いて出せばいいということが分かったけど、一人だったら大変だった。Check Inもなかなか進まないし、本当にいらいらする。でも、まあ、なんとか手続きも無事済み、友人と別れてヨルダンへ向けて出発だ!
ヨルダンへのフライトは旧ソ連製TUPOLEV TU-154という機種。乗客も少なく、エコノミー約80席中25人ぐらいしかいない。日本人らしい女性が一人いるが、あとはロシア人とヨルダン人か。約4時間のフライトである。

アンマンへは現地時間で15:30頃到着、同じ便に乗っていた日本人の女性と一緒に市内へ。私は日本で5,000円でビザを取っていたが、空港でも取得可能で、この場合18ディナール(約2,500円)だった。なお、国籍別にビザ代が異なり、一番高いのが英国で、23ディナールだったと思う。
空港で当面のお金として50(US)ドル分両替する。コミッションとして1ディナール取られた。空港から市内のアブダリ・バスターミナルまで50ピアストル、約40分の距離である。

■為替情報
ヨルダン ・・・1ディナール=100ピアストル=1,000フィルス。1ドル=0.7ディナール。
2Fから上がクリフホテル

市内までの景色は荒涼とした土地で、砂漠というものではないが、乾燥した土地が続いている。道路はよく整備されていて、快適だ。
バスターミナルに着き、私はホテルはどこでもよかったのだが、空港から同行している大西さんは、ダウンタウンにあるクリフホテル(「地球の歩き方」にも掲載されている)がいいというので、とりあえずダウンタウンに向かう。セルビス(決まったルートを通る、乗合いタクシーのこと)に乗ったが、10ピアストルのところ、1ディナール払ったのにおつりをよこさない。文句を言ったら、すまなかったとニコニコ笑いながら、返してくれた。まったく先が思いやられる。その上、ここだと言われて降りたところには、どこにもクリフホテルが見つからない。文句を言うと、停まったすぐ横にホテルがあり、こっちの方が良いという。クリフホテルまで行け!と怒鳴ってもダメで、怒って降りる。(後で気づいたのだが、セルビスは停留所から停留所まで走る、途中乗車・下車可能な乗合いタクシーみたいなもので、当のセルビスは単に停留所に着いただけのことだった)
一番左が大西さん


セルビスを降りて、道行く人にクリフホテルを聞きながら、あちこち歩くがなかなか見つからない。何人目かで道を聞いた人が、日本で働いていたことがあり日本語もペラペラだったので、その人たちにお願いして、通りのお店とかに聞いてもらいやっとクリフホテルを探し当てた。何のことはない、何度も通った道の2Fだった。フロントに行き、部屋があるか確認するが、シングル1ルームしか空きがなかったので、大西さんに譲り自分は別のホテルを探すことにした。(クリフホテルはシングル5ディナール、ダブル6ディナール、バスは別料金50ピアストル)
ケバブをパンで挟んで食べる

最初にセルビスの運転手が勧めたホテルに行ってみる。部屋はクリフよりきれいで明るく、バス・トイレは別だが、バス利用は部屋代込みで、一泊7ディナールを6ディナールに値切れたので、ここに泊まることにする。シャワーをひと浴びし、一息ついたのが18時40分。19時に大西さんと夕食の約束をしていたので、クリフホテルに向かう。
クリフホテルには大西さんの他、新婚旅行中の日本人夫妻も泊まっていて、いろいろと旅行情報を教えてもらう。30分ぐらい雑談してから食事へ。ただあまり空腹を感じなかったので、街をうろつきながらケバブをパンに挟んだもの(なんていうのでしょう? どなたか教えてください)を食べて夕食とする。街角のいたるところでコップ売りのジュース屋さん(コップ一杯で10ピアストルとか5ピアストル。オレンジ、レモン、人参ジュースなどがある)があって、自動販売機なんてなくても大丈夫。(それにしても日本ほど自動販売機がある国はないですね)
歩き疲れたので、レストランに入ってチャイだけ頼んで、雑談する。
大西さんは、大阪の人で、これから一人で2ヶ月かけてヨルダン、イスラエル、エジプト、トルコを回るとのこと、サラリーマンの私としては、2ヶ月も旅行できるなんて、うらやましい限りです。
お互い、疲れて眠くなってきたので、別れてホテルに戻る。シャワーを浴びベッドに横になったらあっという間に寝てしまった。

■本日の宿情報
Farah Hotel ・・・Amman Al-Hussein Cinema St. beside the Gold Market Down-Town Tel.651443



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