1/5(日)
朝7時に起きて市場に行く。少数民族の人たちが買い出しに来ていることを期待して行ったが、それらしい人はいなかった。それでも市場は楽しい。野菜や果物はもちろんのこと、ブタ肉、トリ肉、魚(ナマズみたいなものが多い)の他、カエルやリスみたいな生き物が皮をはがれて売っていたりする。マフィンみたいなもの(ココナッツ味がして美味しい)や、モチにゴマをまぶしてバナナの皮で包んだもの、その他軽食やおかゆ屋も出ている。
おかゆは結構評判がいいのか満席で、1つだけ空いていた席に座っておかゆを食べる。体が冷えていたので、熱いお粥はとても美味しい。20バーツだった。宿に戻る前にいちごとソーセージを買う。宿で食べたが、ソーセージは甘くてちょっとくどい味。
 |
村の全景 |
10時まで庭でボーっとする。
10時からトレッキングだが、Jeanは昨晩飲み過ぎたかなかなか来ない。ビョンに呼びに行ってもらい、結局出発は10時30分だった。
Long Neckの村は町から車で30分の距離で、5分ぐらいは舗装道路だが、残りは未舗装で赤土の土煙を巻き上げながら10数回小川を超えて行く。村の入り口には入村料をとるところがあり、1人あたり250バーツ取られる。彼らはイリーガルでタイに住んでいて働けなく、入村料(と土産物代)が唯一の収入源であるとのこと。今回ツアーなのでJeanが立て替えてくれ、そのまま入る。
 |
お土産屋さん |
Jeanは顔ききであちこちの人に声をかけて進んでいく。
で、いました。首長族の人たちが。なんだかとても奇妙で不思議な気分です。この小さな村には15世帯が暮らしており、そのうち25人が首にリングを巻いて首を延ばしているとのこと。
 |
耳飾り? |
 |
Long Earの人 |
Long Neckの他、耳にピアスの穴をあけてその穴に大きな直径4,5cmのこんなもの(右図)を入れているLong
Earの人達も5人程住んでいます。
なんとなくLong Neckは現実離れしていてLong Earの人達の方が初めは親近感がわきます。でも、やはり観光地化していてとても商売熱心。
 |
食事中 |
JeanのとりはからいでLong Neckの子3人と一緒に食事をすることに。部屋の隅に案内されて、タマネギのハパヤサラダ(?)をみんなで作って食べる。(ソムタムというらしい。それも、本当のソムタム)これは辛いほど美味しいとのことで、みんな汗をかきながら食べる。Long
Neckの子はそれぞれマージャ、マーバ、マーチャと言い、13歳、14歳、15歳の若い女の子で、英語、日本語も少し話せる。いろいろと話をすると(話といってもたいしたコミュニケーションはとれないが)初めあった違和感がだんだん無くなってきた。なんだかとてもかわいく見えてくるので不思議なものだ。
 |
マージャ |
リングは5歳くらいから付けはじめ、少しずつ長くしていくのだが、このリングは、らせん状になっているので追加ではなく取り替えすることになる。
2時間半ほど過ごしてから宿に戻る。途中象に乗った欧米人のツーリスト達とすれ違う。象一頭につき2人乗って7,8頭で進んでいた。
宿に戻ってから1時間ほど昼寝をして、そのあと町をぶらぶらする。
宿に戻って、またたき火を囲んで雑談。8時過ぎにはヤギさんも加わって旅行談義で盛り上がった。ヒロさんは雑誌「旅行人」関係者(?)で、アフリカやアジアをあちこち旅行している。ヤギさんもトルコやマリ、ベトナムなどを旅しており、自分もまだ行っていない土地が多いと改めて実感した。
12時近くまで話をして寝る。この日はそんなに寒くなかった。
(宿で一緒の韓国人 ぺーさんの事。41歳。奥さんを残して1年間の旅の途中とのこと。日本語が話せて1ヶ月Jean’s
Houseに滞在。近いうちに奥さんもメーホーンソーンに来るのだが、ぺーさんの悪行(?)を言わないようJeanに口止めをお願いしている。結構世間知らずで、カラオケ屋の女の子に3000バーツもあげたりしている。(子供がいてお金がないという話をしたらしい)人のいいおじさん)
翌日へ
戻る