77年12月5日(月) Char
フジテレビ「夜のヒットスタジオ」出演


団塊の世代も懐古する年代となった21世紀になりBSフジの番組「フジテレビ クラシック」で「夜のヒットスタジオ」が少しずつ再放送された。そして番組放送から27年後の05年3月9日にチャーの2度目の出演である77年12月5日の放送分が再放送された次第である。

セットリスト
No.曲名コメント
1-1.Opening司会の井上順と芳村真理の会話で始まり出演者がリレー形式で歌を繋ぐ。森進一による"17才"〜南沙織による"気絶するほど悩ましい"からチャーに繋ぐ。
1-2.Opening繋がれたチャーは深々と頭を下げた後、"てぃーんずぶるーす"を7小節分歌う。そして「ルックスは甘いですけど音楽は抜群です。僕の新しい後輩です。原田真二君です。」と紹介。前回よりも余裕のある出演である。
1-3.Opening原田真二による"北の宿から"〜都はるみによる"今はもうだれも"〜アリスによる"あずさ2号"〜狩人による"漁火恋唄"。そして小柳ルミ子のバックで出演者全員が振り付けで踊るのであるがチャーも一生懸命踊っている。
2-1Talkゴールドトップのレスポールを持ちながらお話を。前回のギター投げの話題になりチャーが「井上さんが投げろと言ったから」に対し「今日も投げるの?」と井上順が振るが「今日は高いので」と芳村真理も「ダメよ、ダメ」と応えるのでした。
2-2逆光線イントロ、間奏ともにギターはシングル・レコードに比較的に忠実に弾いている。流石にエンディングのギターはレコードよりもエキサイティングである。
今回はシングルのアレンジに合わせたのか番組専属のダン池田とニューブリードの金管楽器が演奏に華を添えている。
[COMMENTS]
今回はチャーの初出演である同年7月25日よりもチャーはリラックスした良い演奏をしている。
また前回ではバックのメンバーにもモニタースピーカーは無い中で生演奏していたが半年後のこの日の放送では原田真二のバックバンド、アリスのバックバンド、そしてチャーのバックバンドにもモニタースピーカーがあるのがわかる。しかし主役のチャー(アリスも同様)にモニタースピーカーは無く少し離れたバンドの音を聴きながらの演奏である。
余談であるが「夜のヒットスタジオ」を思い出すとチャーの初出演よりもこの原田真二の初出演の方が「こういうポップなオリジナル曲をピアノを弾きながら歌う人が出てきた!」とインパクトが個人的に大きかったと記憶する。



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