74年6月25日 Smoky Medicine
ホーボーズ・コンサート at 池袋シアターグリーン


'99年5月に都内某所で機会を得て確認することができた、Smoky Medicineの解散が決定した直後の都内でのラスト・ライヴにおけるセットリストである。


セットリスト
No.曲名コメントマリ
1.Strange Space"Come On Baby"というサビ。ローズ・ピアノのようなキーボード・ソロによる間奏。エンディングはギター・ソロ。
(M.C)「どうもありがとう。Smoky Medicine。何か真っ黒で全然見えないのだけど今日、人一杯いるの?
あのさ悪いけどお水を持ってきてくれない。何処?
次の曲は"Song For My Life"。チャーがリード・ギター&リード・ボーカル。」 by マリ
2.Song For My Lifeスローな曲調でCharのボーカルにマリが絡むツイン・ボーカル。
(M.C)「暑い?、暑い?、暑くない?、冷房効いてる?。効いてないの?、効いてないけど暑くない?。本当?、暑いよ、ここ。君、こっち来てみな、暑いよ、ほら。凄く暑いよ。暑くなってきた?、あんまり良くて?、そう?」 by マリ
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(M.C)「"Lilie"という曲です。」 by マリ
3.Lilieギターのカッティングから始まるスローな曲調。
(M.C)「ごめんね、痛かったでしょ。もう1回?、この次、もう1回倒れるから。あたし今日歌いたい曲があるんだよ、チャー。歌いたい曲があるのよ。」 by マリ
「怖いでしょ、今日は。」by チャー
「"Summer Time"?、そんなのやんないんだよ。今日は"Never Ending Road"を歌いたいと思って今日は来たんだよ。あのさ、"Never Ending Road"というのはね、みんなさ、高校とか中学とか行っているんでしょ。大学?、大学行ってるんだ。いいなぁ、あたし大学行きたいなと思っているんだけどおっこって行かれない。生きてるというのは人生なのかな。終わらないということなんだよ、生きてるということは。自分が今、やることをさ、我慢して他のことをやるというのは難しいことだよね。でもそれをやらなくてはいけないのが人生だし。偉そうなことじゃないんだよ。みんなわかっているんだけどやっていないだけなんだよ。そうだろ?、そうなんだよ。それをどう生きていったら私も良いかわからない。今日は酔っ払ってよくわからない。ビール、飲もう。凄く難しいこと、それを終わらせなくてはいけないのが人間として生まれてきたからだし。今日はバンドとみんなと一緒に演奏しなくていけないし、それも難しいけど、一緒にやらないといけないことだし。
誰かタバコちょうだい。ちょっとあんたタバコちょうだい。」by マリ
「すみませんね、今日のマリは。シアターグリーン、いらっしゃいませ。ホステス淫乱でございます。」by チャー
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4.Never Ending Road
(M.C)「本当そうだよね。」 by マリ
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(M.C)「"Summer Time"はやんないよ。じゃ今日はそっから終わらせないうちに終わらせてみるよ。いいじゃん、あとで30箱位返すから許して。なんだっけ?。チャー、"チュルルル"という曲やる?、やろか。じゃやるぞ。まだ題名決まっていないんだよ。新しく始めた曲だから。」 by マリ
5.No Title(Everybody Listen!)
(M.C)「やってる方が中途半端で冷めているからいけないんだよ。何をやろうか、もう最後の曲みたいだから。"Going Down"やる?、誰がやるっていったの?、"Love You More"もやる。"Love You More"から"Going Down"という曲をやります。」 by マリ
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6.Love You More (Incl. "Going Down"派手なイントロからゴスペル調のスローな曲。そこからライヴではホンキートンク調に急展開するピアノの間奏が印象的である。そして"Going Down"を間に挟みエンディングを迎える。
(M.C)「何か無茶苦茶になってるな。最後の曲になっちゃってさ、あんた、今度やる時も観に来なさい。じゃぁ、いって。」 by マリ
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7.Joy To The World物凄く速いテンポで始まり、リズムが走りに走りどんどん速くなっていく。
途中でマリがカウントを入れ本来のテンポに戻す。
「世の中、生きていることはやなことばっかりだよ。みんなそうだよ。楽しく生きようというのが"Joy To The World"という歌じゃん。そうだろ?、そうじゃない。楽しく生きるんだよ、みんな。ここにさ、コンサート観に来てつまらなかったらコンサートなんか観に行くのやめちないなよ。楽しく生きようよ、みんな。自分がいいように生きればいいんだよ。楽しくさ。Smoky Medicineが東京でコンサートをやるのはこれが最後なんだからみんなその分もノリなさいよ。ちょっとおのりったら一番前のあなた。ありがとう。ちょっとのって、お願いだから。のんなさいよ、嫌でも。それが人生だというものだから。ちょっとそこのメガネの彼氏ものって。」by マリ
(M.C)「本当どうもありがとう。」 by マリ
(ENCORE)
(M.C)「今日悪酔いしたから。ハッピーソング、みんなが幸せになれるようにハッピーソング歌うから聴いて」 by マリ
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(M.C)「一緒に歌ってね。ハッピーソング、知ってるでしょ。」 by マリ
8.
(M.C)「みんな幸せになって下さい。どうもありがとう。」 by マリ
飲み屋で酔っ払い説教たれるオヤジのように観客にからみタバコをたかるマリ。「人生ってね」と説教たれる10代後半の単なる酔っ払いで、若いというか蒼いというかこれは恥ずかしい。 そしてバンドの狂ったチューニングでの演奏。物凄くはしるリズムが印象的であった。
[SONGS]
Total Time: 57min
[COMMENTS]



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