更新日:2025年06月28日  Version 20.1
 
文献検索リンク集

卒業研究ページ

4年生向け課題の記録

立教大学 村瀬 洋一



データファイルについて

 各自で何らかの社会調査データを入手すること。データファイルは行が人数、列が変数(質問項目)である。500人分なら500行ある。エクセルや、SPSSなどの分析ソフトを使えばよい。社会調査結果のデータファイルで、エクセル形式のものがない場合は、まず、以下の「各種データ」を見て、SPSS形式データ(sav)をCドライブなどに保存すること。その上で、学内のSPSSが入っているパソコンでデータを開き、SPSSのデータ画面(エクセルと同様の画面)にて、画面上の「ファイル」をクリックして、「名前をつけて保存」を選び、「次のタイプで保存」ボックスの「エクセル形式」をクリックして保存する。SPSS形式データをエクセルファイルとして保存できる。

複数の国がまざったデータは、1つの国に絞ってから分析する。以下にあるデータ分割の説明をよく読むこと。

   ★ISSP調査について



文献検索をする時は、最後の参考リンクの、文献検索や統計などリンク集をよく見て各種データベースを使うこと。クロス集計表の形式は、以下の「表とグラフ形式の基本」資料と、形式見本エクセルファイルをよく見ること。表内には%と人数を混ぜずに、縦%(または横%)のみを書く。合計して100になる数字のみを書く。表内に人数を書かない。合計欄のみに人数を書く。つまり、100%の人数が何かが分かるように書くこと。また、全体%は書かず、縦か横%を書くこと。このページの最後の、横棒グラフ図2は、男女別なので、横棒が2本ある。グラフの場合は、男と女それぞれについて、合計して100になる%をデータラベルとして書けばよい。クロス表を横棒グラフにしてもよい。3次元グラフは分かりにくいので使わないこと。2次元グラフで、男女の%の違いが分かりやすい横棒グラフを作るとよい。

  SPSS出力の編集について説明動画
  

ISSPデータなど、数十カ国の結果を含んだデータを使う場合は、国別に表を作り分析結果をまとめること。複数の国がまざったデータのまま分析してはいけない。まず、分析ソフトで1つの国に絞る。SPSSならば、データファイルの分割をすればよい。以下にある説明をよく読むこと。エクセルならば、まず、国を表す変数(countryやV3)でソートしてから分析する。