入力装置
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マウス | 光学式マウス | トラック・ボール | ジョイスティック | タッチ・パネル | タッチ・パッド |
キーボード(Keyboard)は、キーを指でたたいて文字を入力する、コンピュータの最も基本的な入力装置です。英数字、記号、かなのほか、Esc(エスケープ)、Delete(デリート)などの制御を行うための制御キーや、特定の機能を割り当てることのできるPFキー(プログラム・ファンクション・キー)、カーソル移動のための矢印キー、数字入力専用のテンキーなどがあります。
タブレット(Tablet)とデジタイザ(Digitizer)は、製図版のような平らなボードの上を、ポインティング・デバイスでなぞることで入力する装置です。ポインティング・デバイスとしてスタイラス・ペンやカーソルと呼ばれるものが使用されることが多く、CAD(キャド;Computer Aided Design = コンピュータ支援設計)用のシステムとして多く利用されています。タブレットと、デジタイザとの違いは明確ではありませんが、一般に高精度のものをデジタイザと呼ぶことが多いようです。
また、デジタイザには3次元デジタイザと呼ばれるものがあります。これはペンで3次元物体の表面をなぞったり、磁気、レーザー、超音波などのセンサーを使って非接触で読み取って形状を入力するキャナです。芸術や建築、医療用に多く用いられています。
スキャナ(Scanner)は、絵や写真などをデジタル画像データに変換してコンピュータに取込むための装置で、イメージ・スキャナ(Image Scanner)とも言います。読み込み精度はdpi(本来はppi)で表されます。コピー機のように原稿を置く据え置きタイプと、スキャナを手に持って原稿をなぞるハンディ・タイプのものがあります。
フラット・ベッド・スキャナ(Flat Bed Scanner)は、コピー機のようにガラス台の上に原稿を置き、下から光を当てて画像を読み取るスキャナです。スキャナとしては最も一般的なタイプです。
フィルム・スキャナ(Film Scanner)は、写真のネガやポジフィルムなどを読み取るスキャナです。透過原稿ユニットと呼ばれる装置を装着してネガやポジフィルムを読むことができるフラットベッド・スキャナもありますが、フィルム・スキャナのほうが読み取り精度が高いです。
OCR(オーシーアール;Optical Character Reader = 光学式文字読取装置)は、手書きや印刷された文字をデジタル画像データとして読み取り、文字データに変換する装置です。OCR専用機は、郵便番号や申請書の自動読み取りなどの大量データの読み取り用として利用されていました。現在ではOCRソフトをパソコンにインストールし、フラットベッド・スキャナなどと組み合わせて文書や名刺を入力したりするのに広く使われています。
OMR(オーエムアール;Optical Mark Reader = 光学式マーク読取装置)は、マーク・シートなどの、鉛筆などで塗ったマークを光学的に読取る装置です。読取り精度が高いので、試験の採点などによく利用されています。
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フラット・ベッド・スキャナ | フィルム・スキャナ | OCR | OMR |
バーコード・スキャナ(Barcord Scanner)は、文字通りバーコードを読み取るスキャナで、バーコード・リーダ(Barcode Reader)とも呼ばれます。ハンディ・スキャナ(Handy Type Scanner)やペン・スキャナ(Pen Scanner)のように手持ち式が一般的ですが、スーパー・マーケットなどで使用される据え置き型スキャナ(Stationary Type Scanner)などもあります。
磁気カード・スキャナ(Magnetic Card Scanner)は、文字通り磁気カードを読み取るスキャナで、磁気カード・リーダ(Magnetic Card Reader)とも呼ばれます。キャッシュ・カード、テレホン・カードなどの磁気カードには、磁気ストライプと呼ばれる帯状の磁気記憶媒体がついていて、磁気カード・スキャナは磁気ヘッドを使って情報を読み取ります。
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ハンディ・バーコード・スキャナ | ペン型・バーコード・スキャナ | 磁気カード・スキャナ |