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バンクーバーの昼下がり

このコラムでは海外で生活している日本人女性とローカルの男性との問題をとりあげました。著者はバンクーバーやオーストラリアでワーキングホリデーの経験のある「のぞみ」さんです。

- 著者プロフィール-
NOZOMI SUGANAMI

オーストラリア、カナダと2年連続でワーキングホリデーを経験。カナダでは、B&Bでマネージャーを勤め、多くの学生、ワーホリ達と出会った。オーストラリアで出会った旦那様と来加。そのときに生まれた愛娘が1人。

ワイドショー?

 最近私はハマっている。平日の昼下がり。どんなにその日、天気がよかろうが、洗濯物が中途半端だろうが、お昼の「talk show」だけはかかせない。毎日その時間が近づくとテレビの前に座り込み、しきりに話しかけてくる娘への返事もおろそかに、1時間あまりテレビに釘付けになるのだ。

といってもわたしがここでいう「Talk show」は日本のワイドショーとは全く別物だ。 「電撃!!入籍○○と××」とかリポーターが現場に赴いて「今朝○時頃、××容疑者は△△さん宅へ侵入下のです。」というやつも勿論好きだし、奥には違ってもその類の番組はこちらにもある。カナダに来て2年。その間ずーっと画面を賑わせていたのはなんといっても「OJ.ソンプソン」と「ダイアナ妃」だろう。そして最近ではマドンナの出産てとこかな?

それはさておき、私がハマっているTalk showとは、簡単に言って次のようなものである。番組には必ず一人の司会者がいる。そしてその司会者の名前が大体はそのまま番組の名前にもなっている。例えば「Ricky Lake Show」「Oprah」「Mouly」といった具合である。男もいれば女もいる。

年齢も20代から50代ぐらいまでと様々であり幅広い。だが、番組の形式はほぼ一緒である。まず、その日によってテーマが決まっている。よくあるやつで「私はまだ17歳。だけどいま妊娠○ヶ月」「今まで黙ってたけど、ずっとあなたが好きだったの」「あなたは自分だけが浮気していると思ってるみたいだけど、実はそうじゃないのよ。」とまあこんな感じである。

 そしてそのテーマに当てはまる人たちが次々に登場してくるのだ。そのゲストたちの登場のしかたが、ここが司会者の腕の見せ所だ。「キャシー、いったい彼とはどれくらいのつきあいなの?」「彼はあなたの気持ち全然知らないの?」「彼はいったいどんな人なの」と会話がテンポよく進み「sound good!みんな彼を見てみたいよね。Comm' n in!」といっていよいよ彼が登場する。

この番組のおもしろいところはみんなつまりこの番組を見に来た観客も、ゲストたちの討論に参加するところだ。そして必ずと言っていいほどゲスト対ゲストorゲスト対観客の意見が対立し、激しい言い争いになる。時にはあまりにもexcitingしすぎちゃって取っ組み合いのケンカになったり、途中で退場しちゃう人もいる。




素朴な疑問

 それにしても毎回この番組を見るたびに素朴な疑問が浮かんでくるのだが、「どーしてこの人たちは自分の恥をわざわざNational TVを通して人前にさらすのか」ということだ。だって例えばずっと好きだった人に告白慕ってみんながみんなうまくいくわけではない。

「わるいけど、ほかにつきあっている人がいるから・・・」と断られる人はまだよいほうで「あっそうそれでどーしたの?」と露骨にいやな顔をされる人もいる。テーマによっては「薬を打たされレイプされた」とかとんでもないやつもあるのだ。カナディアンの友達はそんな私の疑問一笑に付した。

「そんなのやらせに決まっているじゃない。」そうかーやっぱりそうか。こっちのテレビにもやらせってあるんだー。私はかなりがっかりした。ちょっとばかり楽しみが半減しちゃったような気分がした。






「やっぱりやらせじゃなかったんだー」

 ところが、ところが。先日ある殺人事件が起こった。そして何と、その殺人事件の原因は事もあろうにTalk showに出演にあるというではないか。被害者も加害者も番組のゲストであった。ちなみにその人たちが出ていたときのテーマは何かというと、友達が友達の仲を取り持って告白させるというお決まりのやつだった。ただ一つだけ変わっているのは、告白した人も男の人。つまり同性であった。

ニュースなどで当時彼らが出演したときの番組をちらっと流した。それを見る限りでは殺人を犯したほうの人も戸惑ってはいるものの笑顔も時折見せていて、まさかこの人がといった感じである。まあ、細かいことは分からない。だがきっとのちに社会的な風当たりが強かったのかな?と考えられるが、なにしろ事件が起きたのはテレビが放映されてから3日後という早さだから、一概にそうとは言えないのかもしれない。

今裁判が始まっているところだが、ここで面白いのは殺人を犯したほうの両親が、責任はTalk showにある。と主張しているところだ。まあ確かに彼がTalk showにでていなかったら、事件は起こらなかっただろう。だがたかがそれぐらいのことで、人の命を奪う必要があっただろうか。


 それはともかく、被害者の人に対しては申し訳ないが、私はこの事件をとうして何よりも「やっぱりやらせじゃなかったんだー」ということにとても感動したのだ。事件の今後が気になる。果たして番組にも責任があるという判決が下るだろうか?これを機に番組の内容が当たり障りのない退屈なものになってしまうことがあるだろうか?もしそうなったら、Talk show のいちファンとしてはなんだか寂しいような気がするのである。




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