Budapest, 1995/9/8
 
ウィーンからブダペストまで日帰り旅行。
ブダは山の手。王宮や高級住宅街がある。一方ペストは下町で真っ平ら。ビジネス街、商店街、学生街など。
↑英雄広場
ここの美術館はスペイン国外では最大のスペイン美術コレクションで有名。もとエスターハージィ家所有のもので、エル・グレコがどっさり。
↑半円形の列柱の間にハンガリーの英雄14人の像。初代国王イシュトバーン、ハンガリールネッサンスの父マーチャーシュ、独立戦争の旗頭ラコーツィ、革命家コッシュートなど、聞いたことのある名前(名前だけは)ばかり。
  ↓マーチャーシュ教会前の三位一体の像と漁夫の砦。
 
↑後ろはマーチャーシュ教会。オスマントルコ占領時代モスクにされていたため、内部はイスラム的。
→漁夫の砦からペスト側を望む。写真は白ボケだけど、息をのむような美しい眺め。ブダペストのファースキスの名所なんだって。

←↑音楽史博物館のバルトークの部屋にて。

入場料を払う時フォリントを持っていないと言ったら、「為替レートはわからないけど…」と2人で10シリングで入れてくれた。靴の上からつけるスリッパを出され、足首でひもをしばる。来場者が私達だけなのと、このスリッパのおかげで静か。

↑音楽史博物館の建物はバロック宮殿。ベートーベンがブダペストを訪れた際、ここに泊まっていたそうです。

←ウィーンに戻ってワインケラーへ。12世紀に造られた修道院がケラーになっている。その名も12使徒の酒蔵。新酒にはまだ早いので、この季節ならではのシュトゥルム(ブドウジュースが発酵してワインになる前のもの)を味わう。地元の学生から老人、観光客も皆大騒ぎしながら陽気に酔っぱらっている。