北京 第1日
  ▲web618 ▲memory  第2日 第3日 第4・5日

北京到着

中国国際航空のフライトは、出発が50分遅れ、(たぶん)天津上空で30分は旋回して時間調整し、結局1時間半遅れ。機内の映像でもやたら携帯電話の広告が目立ったが、空港にも多い。そんなことから少し予感はしていたが、予想以上にハイテク化が進んでいる。少し遅れた国というイメージがあったとすれば、その僕の頭が遅れていたようだ。空港には自動両替機があり、国別ボタンの「日本」を押すと、後のメッセージも全て日本語であった。

マニラやマカオで経験した程には外国人旅行客目当ての客引きもなく、少し気が弛んでつい白タクの誘いにのってしまう。誘いのおにいちゃんはかわいい顔して英語も通じたのだが、強引に荷物を運ばれた先の運転手は、Excuse Me も通じず、少しは中国語を勉強しておくのだったと思ったが後の祭。すぐに出発するようすもなくあせったが(相乗りの客を待っていた)、きちんと「新北緯飯店」について荷物の扱いも丁寧だった。

なんとも派手な「新北緯飯店」

ぶらぶらするには遅い。ホテル隣の宝山風味楼(24時間営業)で晩茶。紫米粥、鶏と椎茸の蒸し物、「女乃」黄包(カスタード饅頭)等なかなかうまい。ホテルに帰って足マッサージ。

「女乃」は一字として読んで下さい。(以下、「月生」「火考」なども同様。)

ホテルのテレビは日本製(Hitachi)。NHKの衛星第一・第二から始まって、全米オープンテニスも含め30チャンネルほどが映っていた。中国体育彩票(中国版toto?街のあちこちに看板があった。)は、海外のサッカー試合に賭けるらしいから、けっこう海外放送を見ている人は多いのかもしれない。

出かける直前にビデオカメラを買ったのだが、いざ持っていこうとすると選んだときの印象よりかさばる気がする。充電器も必要だが、海外ではコンセントの形状も心配。手持ちの海外用アダプタの中からガイドブックにのっていた写真に近い形のものを念のため二種類持っていった。ところが、ホテル着いてみると、コンセントの種類が数種類あるにもかかわらずそれが両方共合わない。ものすごく焦ったが、もしかしたら使えるアダプタがついているかも知れないと日本製テレビを見てみると、なんと日本式のケーブルがそのまま中国式コンセントに差し込まれているではないか。抜いて充電器を繋いでみると問題なく使えて、とりあえず一件落着。(もっとも、ぶっつけ本番の撮影は失敗続きだったのだが...)


▲return next