そして親の敵を討つように飲んだくれた翌日…

これが(自称)「日本一の朝食」。朝食も蘇食を中心としたメニューで取りそろえております。

お粥とか昨夜飲み過ぎた身体には滅茶苦茶染み入ります。

でも普通の白米もあるってどんだけ喰わせんのかとw そして自家製の漬け物。エッジが立った味というかなんというか、兎に角旨かったです。「かみさんの つけものほめち きげんとり」という駄洒落に近い俳句もご愛敬です。お櫃に名前が書いてあるのはベタなサービスですがちょっと嬉しいもんです。
そしてホテルを出、向かった先は高千穂神宮です。

高千穂神社は平安時代に建立され1200年以上の歴史を持つ由諸深い神社で、県内の神社としては宮崎神宮よりも格が高い神社です。


狛犬もお出迎え。

この辺の杉の木は鎌倉時代に頼朝が贈ったものらしいですが、これがそうかは記憶が定かではありません。


まぁ、立派に育っております。

快調?

そしてこちらが源頼朝の名代として天下泰平の祈願のために代参した秩父の畠山重忠が献納した「鉄造狛犬一対」が鎮座しています。これは国の重要有形文化財に指定されているんですが、置かれ方がぞんざい過ぎて泣けてきます。重文なんだから大事に扱えよとも思いますが、「鎌倉時代なんて最近じゃん」という意志も見えてくるようで、それはそれでスゲーなと。

ここでも木の根が露出してます。この辺すぐ下の地層は結構固いんですかね。
建物の裏の方とかもグルッと回ってみましたが、それほど大きいお社ではないのであんまりじっくりは見るとこありません。




この辺の装飾はあまりこれまで見てきた神社にはあまり見かけなかったものなんですが、どの時代の装飾なんでしょうかね。

柱の斗組には象まで!この辺の装飾はどちらかというとお寺さんの装飾だと思うんですが、天孫降臨の地でこれはアリなんでしょうかね。
そんなこんなで高千穂神社を出まして、次はくしふる神社に向かいました。くしふる神社は漢字で書くと下の写真のように「木患(木偏に『患』触」と書きますが、創建年代は不詳の神社です。


元々は山全体を御神体として祀ってましたが、この祀られているくしふる山は天孫降臨の地と伝えられ、ニニギノミコトが天から降り立ったとされています。

住民らの希望により17世紀末に社殿が建立されました。

そして社殿へと向かいます。


こちらの斗組にも高千穂神社の時と同様の象をかたどった彫刻があります。この辺はやっぱり純粋な神道建築とは少しずれるんですかね。

とまぁ基本こぢんまりとした神社ですので、見るところも少ないのでとっとと帰ることにしましょう。

んでも雨降る石畳の階段は危険です。ましてやそこを濡れた路面を歩くことなんざビタイチも考えられていないデザートブーツで歩くなんて、首に札が飛び出した財布をぶら下げたままヨハネスブルグを歩くぐらい危険です。
ということで当然のように滑りましたwwww しかもちょっと滑落wwww 幸いカメラは無事だったのでホッとしております。でもケツドロドロであります。(´・ω・`)
としょぼくれながら次の神社に向かいます。
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