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                  |  | 2001年8月19日 治子神社での「鐘巻」 |  |  平成13年8月19日 撮影 埼玉県指定無形文化財
 
 
| 埼玉県の行田市の治子神社と興徳寺で三匹獅子舞が行われました。夜の「シメ」と「鐘巻」を見学し撮影した。
 「鐘巻」はなんと言ったらよいのか、不思議な演目でした。道成寺を三匹獅子舞に取り入れたものです。獅子舞の前に剣術・棒術が披露され(子供が6組位・大人3組位)そのあと獅子の道行きがあり、4つの花笠で囲まれた舞庭に入る。花笠は鉄パイプの台に乗せられており、省略されたと思われる。
 行列は「弓持ち」「面化」「三匹獅子」「おかめ」「道化(3人)」の順。おかめと道化は最初ござに座る。
 獅子舞がありおかめと道化と面化が手をつないで踊る場面があり、そのうち道化の一人が鐘に入ってしまう。
 鐘の上部に扉があり、そこから蛇(龍の頭のような形)が時々でてくる。面化がでてきた蛇を軍配と棒で押し戻す(獅子は踊っている・この動作が繰り返される)そのうち手持ち花火に火がつけられ鐘の中から蛇体に変身した道化がでてきて舞庭を走り回る。そのあとまた鐘の中に戻る。
 鐘からまた蛇がでてくるが最後は獅子に喰われて、おしまいになる。約45分位の演目でした。(PM8:50頃終了)
 全体の感じは、何か伝承が一部抜け落ちているか、変化したか、演技的にまずかったのか、何かかけてる印象をうけました。再度見てみたい演目でわあります。
 (注:「舞庭」と「道化」の呼称は仮につけた、正式名称は未確認、後日調べて修正します。一つの舞は約50分位。元は7つの舞があったそうです。)
 
 【当日の各演目】
 11時から 「弓」   治子神社
 
 14:30 「花」   興徳寺
 
 19:30 「締め」  治子神社
 「鐘巻」
 
 
 
    ○「治子神社全景」             ○「神社正面」
 
 
 
    ○「鐘巻の鐘」               ○「拝殿」
 
 
 
    ○「清めの剣術」              ○「三匹獅子舞−締め」
 
 
 
    ○「囃子方」                   ○「鐘巻−おかめ」
 
 
 
    ○「鐘巻−鐘と蛇」                ○「鐘巻−鐘と蛇」
 
 ◎他の行田市の三匹獅子舞
 ●9月15,16日(土・日)に長野地区。久伊豆神社の例祭。
 【両日の獅子舞演目】(情報提供:保存会会長 北岡さん)
 15日  15時    「鐘巻」   長久寺
 18時    「花割」   駅前広場
 16日  14時    「(未定)」 駅前広場
 18時30分 「笹掛」   久伊豆神社
 ●9月20日(木) 若小玉地区、勝呂神社 三匹獅子舞 「鐘巻」あり
 
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