home韓国>安東


安東へ(アンドン)
to Andong
36 33 46.10,128 43 58.52

 ソウルの清涼里駅から電気機関車、ディーゼル機関車に引っ張られて約4時間半揺られて安東を目指します。出発の列車は立っている人が結構いるという混雑ぶり。いや予約やっておいてよかった。パソコンからだとウィンドウズXPしか予約出来ないものだから、マックと(当時は)ヴィスタの我が家から出来ず、こちらに着いた最初の日に切符取って正解でした。
 
 車内はその混雑もあり、いたく賑やかというか騒々しいのです。おばさんは立ちながら3人でうちの席の後でずっと話しているし、家族連れも何かとバタバタ。そんな混雑が収まってきた頃に、ふっとそこにいたおじいさんが日本語で話しかけてきて、安東に行くのか、そこの河回村は支配層と庶民が暮らしている、途中この線路はトンネルループ線になっており、トンネルを抜ける間に高度を稼いでいる、はてまたうちの娘が東京のコリアンエアーに勤めている、などいろいろ話してくれました。植民地時代の日本の名字も教えてくれ、改めてそういう時代をくぐり抜けてきた人たちなんだなと思った次第です。最後観光案内所までつき合ってくれました。今も元気にしているでしょうか。
 
 車内では期待していた駅弁は手に入らず、サンドイッチと駅とコンビニで買ってきたドーナツやおにぎりがお昼となりました。それにしても列車の料金の安さにびっくり。ソウルから300kmを超えようという所まで行ったのに、片道15100ウォン。ということは1200円しないではないですか。いやいや有り難うございます。でも逆に、これで採算が取れているのか心配になってしまいます。
 
 さて、安東の駅前にはしっかりと観光案内所があり、英語で大丈夫かなと話しかけると奥から別のお姉さんが出てきてしっかり日本語で応対してくれました。バスの時間、タクシーチャーターの場合などいろいろ確認しました。ベーシックな所はしっかりしています。

ソウル清涼里駅。利用者は韓国人率100%という感じでした。上空利用の大規模工事を行っており、出来るとまた雰囲気違うのでしょうね。 上空利用のため、暗くなったホームに停まっている電気機関車。
安東駅。色彩といい、デザインといい、ノーコメントでいきましょう。利用しなかったタクシーが客待ちしています。 安東駅から乗った帰りの気動車。なかなかいい無骨さです。


安東

韓国