| ■ 第四回/SKC開設10周年祭便乗オフ会2 ■ | 
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(注):富士重工業(株)の機密保持に配慮し、敷地内で撮影した 
ほぼすべての画像について、
      
背景をカットする、または背景の一部をぼかす、などの措置をとっています。ご了承下さい。
| ■ いよいよ到着、SKC(スバル研究実験センター) ■ | 
SKCの出入口は、1ヶ所だけです。敷地内に点在する何人かの係員に誘導されると、巨大な
駐車場に着きました。ここで各自のクルマを止めます。その広さと言ったら・・・う〜ん、6000
台は駐車可能なのではないか? とのことでした。 あまり広いと想像がつきませんが、高速
 周回路が1周あたり約4kmで、時速100km/hで走行しても3分弱かかる距離だそうですが、
 今回の駐車場はその周回路の中にある、と言えばだいたいイメージがわいてくるでしょうか。 
【図1/左】:入り口アーチ、【図2/中央】:会場案内図、【図3/右】:出店の一例。
 
  
 
駐車場からちょっとだけ歩いていき、図1のようなアーチをくぐると、そこはもうワンダーランド。
今回は、果たしてどんな体験が私たちを待ち受けているのでしょうか・・・。さて、ここから先は
基本的に各自の自由行動となります。再集合の時間だけを決め、めいめいが好きなイベント
へと参加するのです。 
スバルファンならずとも、価値ある展示物や楽しめる体験イベントなど
で盛り上がりそうな気配が感じられます。                               
| ■ 歴代スバルが大集合(2輪&4輪etc.) ■ | 
〜 歴代スバルも勢ぞろい 〜
【図4/左】:初代サンバーの後景、  【図5/中央左】:初代サンバーの前景
【図6/中央右】:FF先駆車スバル1000、  
【図7/右】:初期型スバル360




さて私(KAZ)は、と言うと・・・。まず歴代のスバル車の展示風景を見て楽しみました。スバル
360、1000、レオーネ、レガシィなどが年代順に並んでいましたが、個人的には、図4〜5の
初代サンバーを見ることができた点が嬉しかったです(←私が子供のころ、実家には2代目の
 サンバーがあったので、サンバーシリーズを見ると、自然とサンバーにまつわる当時の懐かしさ
が私の脳裏にこみ上がってくるのです・・・)。                              
〜 歴代スクーターも大集合 〜
【図8/左】:歴代ラビット、【図9/中央】:ジャックラビット、【図8/右】:D21型の解説板
 
     
   
ところで、富士重工業の歴史はクルマ(4輪)ばかりではありません。ラビットの名で親しまれた
スクーター(2輪)も、忘れてはならない歴史の証人です。 
そんな中でも、今回は特に「ジャック
ラビット」と呼ばれたD21型もお目見えしていました(図9の一番手前のスクーターです)。   
これは富士産業三鷹製作所(現在の富士重工業(株)東京事業所)で製作されたもので、エン
ジンスペックは4サイクル単気筒135ccで2HPを発生、昭和25年までの間にわずか19台が
 生産されたのみ、というモデルだそうです。展示車はサビサビ状態ではありましたが、このような
歴史的に貴重なモデルが、時空を越えて今ここに存在するという事実に触れると、何だか妙な
  
気持ちになってきます。私は、歴代スクーター開発のカゲで一喜一憂していた(と思われる)当時
 の開発者たちの苦労を忍びながら、”生き延びた歴史の証人たち” 
に じっと見入っていました。
〜 '99年・東京モーターショウのコンセプトカーも勢ぞろい 〜
【図11/左】:プレオベース・ニコット、 
【図12/中央左】:軽量化への取組み・FLEET-X 
【図13/中央右】:B4・BLITZEN、  【図14/右】:ハイブリッドカー・エルテンCUSTOM




さて、展示車は「懐かしいモデル」だけではありません。今年(1999年)の東京モーターショウ
に参考出品されたモデルも、会場で所狭しとその個性を光らせていました。図11〜14にある
ように、プレオベースの「ニコット」、軽量化車体のケーススタディである「FLEET-X」、セダンB4
の参考出品車「BLITZEN」、そしてハイブリッドカーの「エルテンCUSTOM」などです。 これらの
クルマが、そのままの姿で世に問われることは無いかも知れませんが、ここで確立された技術
は、必ずや次代のスバル車へと活かされるのではないでしょうか・・・。そう信じたいものです。
〜 その他の富士重工業 
関連製品も大集合 〜
【図15/左】:無人ヘリ、【図16/中央】:インプレッサWRC、【図17/右】:スノーモビル
 
    
   
次に、その他の主な展示モデルもここで紹介しておきましょう。図15は無人ヘリです。主な使用
用途は、広大な畑への農薬散布などです。図16は、’98シーズンのインプレッサWRC(バーン
ズ号)です。さすがに迫力が違います。図17はポラリス社のスノーモビルです。実はポラリス社
製のスノーモビルには、富士重工業製のエンジンが搭載されているのです。 
他にも展示されて
いたかどうか確認できませんでしたが、自律型のビル内・床清掃ロボットがあったかも知れませ
 ん(自分でエレベーターに乗り、目的フロアに到着すると自分で降りて床清掃を開始し、終了後、
 また自分でエレベーターに乗って元のフロアで降りて格納庫に向かう、というロボットだそうです。
 私は見かけませんでしたが・・・)。このように、スバルの工業製品は陸・空に活躍しているんです
ね。まあ、元々の母胎が航空機メーカーだったことも関係しているのでしょう。          
| ■ 歴代スバル車ユーザーによるパレードも ■ | 
今回展示された歴代モデルは、富士重工業側が用意した車両ばかりではありません。日本各地 
のスバル愛好家たちやクラブから記念出品されたものも多くありました。これらの車両のほとんど
がナンバー付き車両で、何と自走して会場入りしたクルマたちだそうです。日頃のメンテナンスが
いかに大切であるかが伺われます。 
そしてお昼12:00〜12:30の30分間、今回のイベントの
目玉の一つとして、これらの歴代スバル車ユーザーご本人によるパレードが行われました。    
ラビットもスバル360も、み〜んなそろって隊列を組み、周回路を回るのです。言うなれば 
歴代ス
ターのスペシャルパレードってところでしょうか? 夢の助さんが、「スバル失神パレード」と評した
のもうなずけます。富士重工に里帰り(?)してテストコースを走るのですから、ユーザーの方々に
とっては良い想い出となったことでしょう。                                  
【図18/左】:スバル360群&ラビット群、  【図19/中央左】:珍しいスバル1000バン
【図20/中央右】:スバル1000系群、  
【図21/右】:SVXを先頭に周回路にコースイン

 
 

次は富士重工主催のイベントや歓談の様子を紹介します。続けて「その3」をご覧下さい。
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