GOING TO BELGIUM


Roots Rock Festival.Nidrum,Belgium,1998 Summer

8月1日の(2)

そうこうしているうちにお腹がすいてきた。ずっと風に吹かれていたので、少し寒くなってもきた。温かいものでも食べないと、夜中までもたないぞ、と思い、レストランに戻る。中途半端な時間だったけど、食事をしている客もいた。Tシャツにジーンズ、長髪の若者2人がフルコースの食事をきちんとしたテーブルマナーで食べているのがおかしい。食後のシャーベットを食べてるシーンなんて違和感いっぱい(^_^)。

かくいう私はフルコースを平らげられる自信はなかったので、温かいスープとサンドイッチでもと頼んだ。来たのを見てびっくり。スープは大きなチューリンに並々と入っている。1リットルくらい入ってるんじゃないか(^^;)? サンドイッチは薄切りにしたパンが10枚くらいに大きな(20cmくらいある)ハムの薄切りが5枚ほど。それにトマトとピクルス、レタスが添えてある。とてもじゃないけど食べきれないよ〜。

でもスープはものすごくおいしかった。緑色をしてるのでグリーンピースかな、と思ったのだが、飲んでみるとセロリの味がしたので、セロリの葉っぱも入れて作ったのかも。あまりにおいしいので3杯も飲んでしまったが、それでもまだチューリンに半分くらい残ってしまった。

サンドイッチのほうもパンがおいしい! 大きなパンを切ったらしいのだが、こんがり焼けた皮の部分はカリッとしていて、中の白い部分は弾力はあるけどやわらかい。まさに私の理想のパン。それにハムも抜群。こんなハム、日本で買ったらいくらするかわからないくらい上等。とてもじゃないけどもったいなくて残せなかったので、食べきれない分はサンドイッチにして紙ナプキンに包み、部屋に持ち帰った。今夜コン サートから帰ったらきっとおなかがすいているだろうから、そのときに食べればいいや。涼しいからいたむ心配もないし。

さあ、そろそろ出陣だ。装備を点検する。カメラOK。ヘッドフォンステレオOK。雨具OK。

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