WALKING IN TUNISIA


PART 42(1/2)
ろいろあったがドゥッガに着いた。

ここはすごく広い範囲に遺跡が残っていて、見応えがある。ポンペイを思い出すが、あそこはほんとに石ばかりでできていた感じだったの に対して、こちらは緑に囲まれた中に建物が点在している。まあ、修復がほとんどされていなくて、廃墟に草ぼうぼうなだけかもしれない が。

ふつうローマの都市は平野にあるのだが、ここは元々はヌミディアが築いた都市だったので、かなり傾斜がついている。この坂が昼食前の体にはけっこうきつい。

おまけに降り続く雨が、時折激しくなる。砂漠の国に来たというのに、こんなに雨ばかり降るなんて・・・。

途中オリーブの林があり、見上げるとたくさんの実がなっていた。へえ、今頃が収穫期なのかなあ。ピンクがかったものから、きれいな緑色のものまで熟し具合はまちまちだ。

「みなさん、これは何だと思いますか?」

モグラ氏がうれしそうに問いかけた。石でできた円形のベンチのようなものがある。

「これが、なんとトイレなんですよ! 当時の人たちはこうして輪になって腰掛け、ウンチクを傾けながら用を足したんですね」

(^〜^;)ゞナカナカシャレガ

もちろん水洗だ。

ここには私設ガイドがいて、みんなと離れて写真など撮っていると、「あっちにとても面白い遺跡があるよ」などと言って連れていき、簡単な説明をしてお金を請求したりする。でも、ラサドが当てにならないなら、こういう地元のガイドを雇って説明してもらえばいいのではないだろうか?

ドゥッガ(1)

ドゥッガ(2)

HOTEL THUGGAでの昼食
  • ショルバ・・・たまねぎやきゅうりなど生の野菜の盛り合わせ
  • いのしし肉の煮こみ・・・マッシュポテト添え。いのししの肉というのは初めて食べたが、それほどクセは強くない。豚と牛の中間みたいかなあ
  • バナナのヨーグルト

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